仮面ライダー電王LYRICAL StrikerS Vol.1 Spring Party   作:(MINA)

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第四話 「電王、ミッドの大地に立つ」

スバル・ナカジマは現在全速力でローラーを回転させて、相棒のティアナ・ランスターが待機している場所へと向かっていた。

ビルからビルの屋上を越えていく。

跳んで着地するたびにギャリギャリギャリと不穏な音が鳴り始めているが、気にはしていられない。

(何で!?あんなの試験の内容には聞いてないよ!?ティア!ティア!)

スバルは念話の回線を開いて、今自分が見た事を報告する事にした。

(なに?どうしたのよ?それよりもちゃんとスフィアは破壊したの?)

ティアナから念話が帰ってきた。

(スフィアはちゃんと破壊したけどそれどころじゃないよ!で、出たんだよ!)

スバルは伝えようとするのだが、精神的に余裕がないこともあって上手く言葉を切り出す事が出来ない。

(出たって何よ?アンタ、お化けが出たとかいってこんな念話してるんだったらぶっ飛ばすわよ!?)

脚を捻挫しているティアナはその場から動けない事と肝心な趣旨を切り出さないスバルの会話内容に苛立ちを感じているようだった。

(お化けだったらまだいいよ!イマジンが出たんだよ!!)

(え……)

ティアナの剣幕も一瞬で下がってしまった。

スバルは後ろを見る。

グースイマジンがこちらにゆっくりと向かってきている。

 

グースイマジンとの距離は離れているが、それで安心するつもりはティアナにはない。

(スバルがこの手の事で嘘を言うわけないし、試験にあらかじめイマジンを仕込んでいるなんてことできるわけないし……)

時空管理局の現在の力ではイマジンを『倒す』より難解な『捕獲』というのは不可能だ。

となるとこの場に出現したイマジンは乱入したという事になる。

(でも、試験監督がこの事を見抜けないはずがないし……)

ティアナの中である出来事が甦った。

それは自身が足を挫く原因となった際のサーチスフィアへの直撃だった。

自分が発射した魔力弾は流れ弾で、当たったように見えていたが自身が当てた実感を得る事が出来なかった。

だがそこにイマジンが絡めば納得は出来る。

サーチスフィアを破壊したのは自分の流れ弾でなく、遠距離で狙撃したイマジンなのだと。

あの時、自分の流れ弾に合わせて撃ったのだと。

(それでも腑に落ちない部分もあるのよね……)

どうやって潜伏していたかということだ。

最初からこの試験会場に潜伏しているのならば、その時点で試験は中止になるはずだ。

生命反応のスキャニングでひっかかるのだから。

引っかからないとなると、上手く誤魔化したという事になる。

だがティアナは訓練士学校時代でも、イマジンに関する事は最低限の事しか教わっていない。

イマジンと出くわしたら、迷わず撤退する事。

イマジンに『契約』を勧められたら、ひたすら無視を決め込む事。

というまるで民間人に対するお触書のような内容しか教わっていない。

『イマジンと戦う』という事さえ許されないのが現実だ。

「ティアー!!」

スバルが全力でこちらに向かってきた。

「イマジンは?」

「ゆっくりとだけど、こっちに来てるよ!」

ティアナはスバルが走ってきたルートを一瞥する。

イマジンの姿は見えない。

全力で走ってきたのだから、イマジンと距離が開いて当然と考えるがティアナはすぐさま切り替える。

「スバル。イマジンはどういう感じでアンタを追いかけてきたのよ?」

「えーっとね、歩いてる感じだった……」

ティアナの質問にスバルは人差し指を顎に当ててから、思い出しながら答えた。

「歩いてる?」

スバルの証言でティアナは安心どころから嫌な予感が増すだけだった。

「とにかく逃げるわよ。あと、絶対に陰に隠れたりしたらその時点で終わりだと思って」

「何で?」

スバルはティアナをおぶりながら訊ねる。

「アレよ。アレ」

空を指差す。

その先にはヘリコプターが一機飛んでいた。

「試験監督のヘリ?」

「多分、私達の試験を見に来てる第三者ってところかしら……」

「助けてもらおうよ!」

「駄目よ。ヘリからのモニターじゃイマジンの存在はまだ確認されてないはず。私達がヘリの視界範囲外になったらその時点でイマジンは私達を狩りに来るはずよ」

ティアナはイマジンが起こそうとする事を予測して、打ち明ける。

「じゃあヘリの視界にイマジンを入れさせることが出来れば……」

「何がしかの処置はしてくれると思うわよ」

自分達がイマジンを相手に生存するにはそれしかない。

 

ゴール地点で待機してるリィンはというと、時刻を見て首を傾げていた。

そろそろゴールしてもいいのに一向に来る気配がないからだ。

「おかしいですぅ。何かあったんでしょうかぁ」

リィンは眼前にモニターを出現させて、人差し指で操作する。

モニターで視認できる範囲で調べる。

「こ、これって……!?た、大変ですぅぅぅぅ!!」

リィンがモニターに映し出されたものを見て驚愕の表情と声を上げた。

(なのはさん!なのはさん!リィンですぅ!聞こえますかぁ!!)

リィンは現地、つまりこちらに向かっている高町なのはに念話の回線を開く。

(聞こえてるよリィン。どうしたの?そんなに慌てて)

慌てているリィンに対して、なのはの声は落ち着いていた。

(慌てるですよぉ!今この試験会場にイマジンがいるんですぅ!!)

(イマジン!?)

先ほどとは打って変わって、なのはが大声を上げた。

(何体いるかわかる?リィン)

(一体は確実にいると思われるですぅ。もしかしたら……)

(実体化していないイマジンがいる可能性もあるって事だね。リィン)

(はいです……)

状況を把握しようとするなのはの助けになるように、リィンは現段階で得ている情報を全て呈示した。

 

白いバリアジャケットを纏って青空を駆けているなのははリィンが告げた内容で、焦りと苛立ちを感じていた。

『焦り』はイマジンの出現について。

『苛立ち』はイマジンと交戦できない事についてだ。

現在の時空管理局は高い魔導師ランク所持者(A-

マイナス

以上)にはイマジン出現の際しては戒厳令が敷かれている。

理由としては『〇〇六九年の悪夢』を再現させないためだ。

武装局員五十名に対してイマジンは一体。

数で優勢だった管理局側だがイマジンの奇策によって覆された。

イマジンが武装局員の一人に『憑依』したのである。

このような状況に管理局は対策を練られてはいなかったため、結果は最悪なものとなった。

四十九名の殉職。

一名の自殺。

内容は憑依された武装局員が身内を皆殺しにし、生き残った武装局員はその事を知って自ら命を絶ったというものだ。

この一件が起きるまで、時空管理局全体はイマジンの事は仮面ライダー電王、ゼロノスのように『噂話』程度の認識しかなかった。

リミッター制御を設けられていても、なのはは戒厳令の対象になっているためイマジンと交戦する事ができない。

(悔しいよ……。こんな時に、こんな時にこそ……)

いてほしい者達がいる。

現場に向かう中、なのはの耳に懐かしくもあり最高に頼もしいミュージックフォーンが流れた。

(リィン。ヘリに乗ってるフェイトちゃん、はやてちゃんに伝えて。あの二人は助かるって!)

なのははリィンに念話の回線を開き、返信した。

彼女の表情に『焦り』も『苛立ち』もなかった。

 

ミッドチルダの青空の一部が歪んで『時の空間』の入口が開いた。

空中に線路が敷設されていき、デンライナーとゼロライナーが連結を解除していた。

デンライナー食堂車のテレビにはゼロライナーに搭乗している桜井侑斗とデネブの姿が映っていた。

『それじゃイマジンのことは任せたぞ。野上』

『野上。頑張って』

「うん、ありがとう。侑斗、デネブ」

ゼロライナー二名が告げると、テレビは切れた。

「俺達はここで見物と行くぜ。良太郎」

モモタロスの発言に、野上良太郎は目を丸くする。

「まぁ僕達が出向けば楽勝だけど、良太郎一人でも十分でしょ」

ウラタロスも見物側に回るようだ。

「良太郎。きばっていきや」

キンタロスに至っては食堂車中央にあるターンテーブルに腕を組んで座っている。

「良太郎!がんばれー!!」

キンタロス同様にターンテーブルに座っていたリュウタロスはキンタロスを押しのけるようにして出てくる。

「じゃあ、行ってきます」

良太郎はヘルメットを被ってから、食堂車内全員にサムズアップしてから一号車へと向かった。

食堂車内にいる全員は返すようにしてサムズアップをしていた。

一号車にはコントローラーとしての役割を持っているマシンデンバード(以後:デンバード)の他に、良太郎専用のバイクであるマシンデンバードⅡ(以後:デンバードⅡ)がある。

デンバードⅡのキーボックスにライダーパス(以後:パス)を挿しこむ。

起動音が鳴ると、右人差し指でボタンを押す。

デンバードⅡが前輪と後輪が九十度回転してから、車体が滑るようにしてスライド変形した。

デンバードⅡのみに搭載されている機能『モード2』である。

飛び乗ると、一号車の発射口が開く。

良太郎の右手にはデンカメンソードが握られている。

『良太郎。前にテレビでやってたヤツ、やれよ』

「アレ、すんごく恥ずかしくない?」

良太郎が『モモソード』になっているデンカメンソードの提案を渋る。

『オマエのネーミングセンスよりは断然いいと思うけどな』

サラリとモモタロスの声(以後:モモボイス)で告げた。

良太郎が最近気にしている事を。

「わかったよ。言えばいいんでしょ」

良太郎は観念してから、真剣な表情をする。

 

「野上良太郎。行きます!!」

 

デンライナーから一筋の光が発射された。

 

ヘリコプター内でリィンから伝言を受けたフェイト・T・ハラオウンと八神はやては、その情報が俄かには信じられなかった。

だが、それが本当なら受験者二人が助かる可能性はグンと上がる。

「リィン。なのはちゃんは本当にそう言ったんやな?」

(はいです!なのはさんは確かにそう言ったです!)

はやては確認するように、リィンに訊ねる。

(一体どういうことなんですか!?リィンにはさっぱりわかんないです!?)

リィンは仲間はずれにされたかのように、憤慨する。

(リィンが知らないのも無理はないよ。リィンが生まれる前に来た人達だからね……)

はやての代わりに、フェイトが念話の回線を開いて代弁する。

その声は震えていた。

声だけではなく、全身が震えていた。

はやてにはその『震え』がなんなのか理解できていた。

『歓喜』によるものだ。

「……夢じゃないんだよね?」

「ん?」

はやての耳にそのような声が入った。

隣のフェイトが訊ねているのだ。

「それはもうすぐわかる事やで」

はやては、フェイトの頭をポンポンと優しく叩きながら告げた。

 

ティアナをおぶったスバルはまだグースイマジンから追われていた。

ハイウェイ跡地を寿命寸前のローラーで全力疾走していた。

「ティア。ヘリに乗ってる人達から何もないよ……」

「揉めてるのかもしれないわね」

「え?」

ティアナの予想にスバルは訊ね返す。

「相手はイマジンよ。選り抜きの武装局員が来るなんて事は期待できないわよ」

この場に送り込めば、即座に死体になるか肉体を乗っ取られるかのどちらかしかない。

それがわかっているところに命懸けで来るような人間はいない。

もちろん、誰だって自分の命は大切だ。

『究極の護身』とは『危険から避ける』事なのだから。

「そんな~」

スバルは気弱な声を出す。

両脚のローラーから妙な臭いがし始めた。

「ねぇ。スバル……」

「なに?ティア」

「アンタのローラーからヤバイ臭いしてない?」

ここで『オンボロ』とつけなかったのはティアナなりの気遣いだろう。

もくもくと煙までたっている。

「……気のせいだよ!」

スバルは間を置いて答えた。

「ヤバイんでしょ!?怒らないからハッキリ言いなさい。ヤバイんでしょ?」

ティアナの詰問にスバルが耐えれるはずもなく、項垂れながらボソリと呟く。

「……ものすごくヤバイ」

泣き顔で答えた。

ボンッという音が鳴った後、ローラーの車輪は慣性だけで回転しておりやがて停止した。

スバルはおぶっているティアナにこれ以上の怪我をさせないために、自分が前のめりになって地面に伏す。

機能停止をしたローラーはもはやデッドウエイトにしかならない。

起き上がって二人は後ろを向くと、グースイマジンが歩いている。

「鬼ごっこは終わりか?」

急いだ様子もないグースイマジンが二人前に立った。

「「………」」

スバルもティアナもイマジンと戦って生存できるとは思っていない。

自分よりも高い魔導師ランクを持つ者達が次々と骸となったのだ。

自分達では瞬殺だろう。

だから『睨む』という抵抗しか出来ない。

「なら、狩り取ったりぃぃぃぃぃ!!」

グースイマジンは両手から二振りの銃剣をフリーエネルギーで作り出して、振り下ろす。

だが、このイマジンの攻撃が叶う事はなかった。

後方へと吹っ飛ばされたのだから。

「何アレ……。ティア、知ってる?」

「私が知るわけないでしょ……」

二人の前には謎の人物がいた。

妙な乗り物に乗っていて、私服着用でこの場にいるのだから管理局員ではないと思われる。

右手には肉厚のあるアームドデバイスらしきものを握っていた。

 

グースイマジンを後方へと吹っ飛ばした張本人---デンバードⅡに乗っている良太郎はスバルとティアナに背を向けるように立っていた。

デンバードⅡから降りると、良太郎はスバルとティアナに向き直る。

デンバードⅡはバイク形態である『モード1』に切り替わる。

被っていたヘルメットを脱いで、デンバードⅡに引っ掛ける。

「大丈夫?」

良太郎はしゃがんでスバルとティアナの目線になって話しかける。

「え、はい……」

「大丈夫、です」

スバルとティアナは当たり障りのない返事をする。

「よかった」

良太郎は安堵の笑みを浮かべる。

「「………」」

スバルとティアナは目を丸くしていた。

「君達はここから動かないで」

良太郎は背を向けて、グースイマジンが吹っ飛ばされている方向を睨む。

「あの……」

「待ってください。もしかして戦うつもりなんですか!?」

スバルは声をかけようか否か悩む中、ティアナは良太郎を呼び止めた。

「そうだけど……」

良太郎は不思議そうに、スバルとティアナを見る。

「無茶ですよ!相手はあのイマジンなんですよ!!」

「そうですよ!早く逃げてください!」

怪我人の少女が自分のことをそっちのけで「逃げろ」と言ってくる。

その口振りが良太郎には、彼女達が『学生』ではなく『社会人』のようだと位置づけるものだった。

(僕よりも年下だと思うけど……)

この世界の社会がどうなっているかはわからないが、ハイウェイ跡地でイマジンと遭遇しているところからして『命』が常に危険にさらされている職場に就いているのだろうと推測する。

「もしかして時空管理局の人達?」

良太郎は疑問に感じた事を直に二人にぶつける。

スバルとティアナは顔を見合わせる。

「はい……」

「そうですけど……」

それだけ聞ければ今は十分だった。

「二、三聞きたいことがあるけどいいかなって……」

『それは無理みてぇだな。良太郎』

良太郎は真面目な表情になり、デンカメンソードがモモボイスで言う。

グースイマジンが起き上がってこちらに駆け寄ろうとしていた。

「いいね?もう一度言うけど、ここから動いちゃ駄目だよ」

良太郎はグースイマジンに向かって歩き出した。

 

(ねぇ、ティア)

イマジンに向かって歩いていく青年を見ながら、ティアナに対して念話の回線を開く。

(何よ?正直、イマジンに向かって歩いていった人のことを聞かれてもわかるわけないわよ)

これはティアナの本音だ。

彼女の周りでイマジンに正面きって歩いていく人間は知らない。

ましてやそれが自分とは違う性別---異性ならなおの事だ。

それはスバルにしても同じ事だということがわかる。

その証拠にスバルは青年の背中を追っていた。

(あの人、本当にイマジンと戦うつもりなのかな?)

(あの口振りや態度から多分、そうでしょ)

(勝てると思う?)

(私がわかるわけないでしょ!)

ここから先は自分達が知る常識の範囲外のことだという事だけはわかっていた。

 

ヘリコプター内のモニターにはイマジンと対峙している人物の映像が映し出されていた。

「良太郎……」

フェイトは両目に涙をいっぱいに浮かべて全身を震わせていた。

「フェイトちゃん」

はやてにはフェイトの気持ちが痛いほど理解できていた。

十年間も会えなかった想い人が現れたのだ。

色々な感情がめぐるのは当然だった。

(侑斗さんも来てくれてるんかな……)

はやては、良太郎よりも侑斗の方が優先される。

彼女にとって侑斗は唯一の『素の八神はやて』をさらけ出せる数少ない人物だからだ。

涙を流しながらフェイトはモニターに映っている人物から目を離していなかった。

 

「お前、何者だ!?何をしにここにきた!?」

グースイマジンが良太郎に向かって声を荒げる。

 

「別世界より。この世界の『時の運行』を護る為に」

 

良太郎は静かに、決意を込めて短く告げた。

『さぁて、さっさと片付けちまおうぜ。良太郎!』

「うん!」

良太郎は首を縦に振り、ポケットの中に収まっていたパスを取り出す。

右手に握られているデンカメンソードと同時に頭上に勢いよく掲げる。

パスをデンカメンソードのパススロットルに挿し込む。

「変身!!」

デンカメンソードが光り輝き、掲げていた両腕を下ろす。

良太郎の腰元にケータロス装着型のデンオウベルトが出現して、自動的にカチリと巻かれる。

本来は黒色と銀色なのだが、赤色と白色が目立つプラットフォームの電王(以後:プラット電王)へと変わっていく。

頭上から半透明のデンライナー(以後:オーラライナー)が出現して、滑るようにしてプラット電王に向かって下っていく。

キングライナーをモチーフにした赤色、黒色、白色、金色のオーラアーマーが胸部と肩部に出現して装着されていく。

頭部にはデンライナーをモチーフにした電仮面が出現して、装着されていった。

グースイマジンが銃剣を構えて、攻撃を繰り出そうと間合いを詰める。

銃剣を振り下ろすより、グースイマジンがまた後方と吹っ飛んだ。

衝撃波などで飛ばされたのではなく物理的にだ。

吹き飛ばしたのは左拳だ。

左拳を放った正体は野上良太郎だったものだ。

今は仮面ライダー電王ライナーフォーム(以後:ライナー電王)となったものだ。

「貴様!仮面ライダー電王!?」

グースイマジンが動揺したが、両手に握られている銃剣を構えて駆け出す。

ライナー電王も、応じるようにしてデンカメンソードを構えて駆け出した。




次回予告

キンタロス 「仮面ライダー電王LYRICAL StS!!」

       ライナー電王対グースイマジン。
       イマジンを倒す者の出現を目の当たりにしたスバルとティアナの常識は崩されていく。

フェイト   「良太郎……」

       と彼を呼ぶ女性に良太郎は、

良太郎    「大きく……そして立派になったね」

       と返した。


       第五話 「電王と魔導師 三度」
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