インフィニット・ストラトス 世界への反抗 作:鉄血のブリュンヒルデ
なんとなく思いつきで書いてるので、変な点があったら教えて下さい。
(これは、想像以上にきついぞ・・・)
今日は俺、織斑一夏の記念すべき高校デビューの日だ。だが今の気分は最悪だ。
「かったりー・・・」
隣の親友がさっきからこれしか言わないこと。そして・・・
「・・・・・・」ジィーーーーー
無言で見つめてくるクラス中99%を占める女子達の視線が痛い・・・
「かったりー・・・」
また言ってる。
こいつは
「なぁ、一夏」
「ん?どうした?」
「帰っちゃだめか?」
「いや、ダメだろ」
久しぶりにまともに喋ったと思ったらこれだ。こいつは面倒臭くなるとすぐ帰りたがる。理由は分からないけど、いつもだるそうな目をしている。理由を聞いても「だってめんどいし」としか返されない。
おっと、先生が入ってきた。
「皆さん始めまして。私はこのクラスの副担任の山田真耶です。一年間よろしくおねがいします」
「・・・・・・」
「あれ?あ、えぇと、それでは出席番号順の早い人から」
思いのほか反応が薄かったのに驚いたのか、山田先生は少し動揺した。
(にしてもこの視線の多さはきついな・・・櫂は大丈夫かって寝てるし!)
「おり・・・君?織斑君?織斑一夏君!」
「は、はい!」
ぼーっとしている所に山田先生に声をかけられて、少し大きな声を出してしまった。
「えっと、自己紹介が「あ」から始まって今「お」の織斑君の番なんだよね。その、してくれればいいなって・・・ご、ごめんね?したくないなら・・・」
「し、しますから!そんなに謝らないで下さい。っと・・・」
俺が振り向くと、視線が弾丸の様に注がれた。きちぃ・・・
「お、織斑一夏です!」
「・・・えっと、他には?」
「以上です!」
「何が以上ですだ馬鹿者」
ゴツッ!
「げ?!関羽?!」
「誰が三国志の英雄だ」
ゴツッ!
「相変わらず仲のいい事で・・・」
いつの間にか起きていた櫂の声は俺を叩いた女性、織斑千冬にも聞こえたらしく、櫂の方を向いた。
「久しぶりだな。竜川」
「おひさ~」
「今は教師と生徒だ。態度と呼び方は改めろ。特に織斑お前だ」
「何言ってんだよ。千冬姉だって織斑だろ」
「織斑先生だ」
ゴツッ!
こう何度も叩かれても体罰にならない物か。やはり世界最強ブリュンヒルデの影響力もあるのだろうか。
この後クラスに歓喜の悲鳴が響き渡るが、それは割愛させて貰う。単純に話すのも嫌になる。
「時間もない。次の竜川で最後だ」
「えぇぇぇぇ・・・俺もやるのかよ・・・」
「やるか殺られるか、どちらか選べ」
「二個目の字がおかしくね?ていうかこれきょうh・・・わかったよ。やればいいんだろ?」
千冬姉に睨まれたからか、櫂は面倒臭そうに了承した。
「えーと、竜川 櫂だ。特に言う事はないが、あまり関わらないでくれ。面倒だから」
「お前もか、馬鹿者」
「えぇ?!なんでそんなすぐ殴る?!前と全然変わってねぇな!」
「なっ?!前は関係ないだろ!」
「いーや、あるね。あんたはなんでも暴力で解決しすぎだろ!」
な、なんか急に言い争い始めた………。まぁ、いつものことか。基本的に千冬姉の行動に櫂が突っかかるんだけど、たまに二人とも子供っぽくなるんだよな。
「あの、織斑先生!」
「なんだ!」
「ひぃ!あ、あの、生徒達が…」
「え?」
千冬姉が生徒達に目を向けると、そこにはポカンとしている生徒達が居た。
「あっ。ゴホンッ!い、以上で朝のホームルームは終わりだ!」
「あ、逃げた」
「逃げてない!」
千冬姉は櫂にそう怒鳴ると、教室を出て行った。
「ったく、あの人全然変わらねぇな」
「お前もな」
さてと、ここら辺で良いかな。皆さんにこれから見せるのは、俺が見た英雄のお話。
殺伐とした世界へと反抗する、俺達の絆と希望の物語。