インフィニット・ストラトス 世界への反抗   作:鉄血のブリュンヒルデ

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二作目です!(唐突)

なんとなく思いつきで書いてるので、変な点があったら教えて下さい。


伝説の始まり

(これは、想像以上にきついぞ・・・)

 

今日は俺、織斑一夏の記念すべき高校デビューの日だ。だが今の気分は最悪だ。

 

「かったりー・・・」

 

隣の親友がさっきからこれしか言わないこと。そして・・・

 

「・・・・・・」ジィーーーーー

 

無言で見つめてくるクラス中99%を占める女子達の視線が痛い・・・

 

「かったりー・・・」

 

また言ってる。

 

こいつは竜川(たつかわ) (かい)。俺が小学二年の時に引っ越してきて以来街に住み始めた。父親は交通事故で他界したらしく、母親と二人で暮らしているらしい。

 

「なぁ、一夏」

 

「ん?どうした?」

 

「帰っちゃだめか?」

 

「いや、ダメだろ」

 

久しぶりにまともに喋ったと思ったらこれだ。こいつは面倒臭くなるとすぐ帰りたがる。理由は分からないけど、いつもだるそうな目をしている。理由を聞いても「だってめんどいし」としか返されない。

 

おっと、先生が入ってきた。

 

「皆さん始めまして。私はこのクラスの副担任の山田真耶です。一年間よろしくおねがいします」

 

「・・・・・・」

 

「あれ?あ、えぇと、それでは出席番号順の早い人から」

 

思いのほか反応が薄かったのに驚いたのか、山田先生は少し動揺した。

 

(にしてもこの視線の多さはきついな・・・櫂は大丈夫かって寝てるし!)

 

「おり・・・君?織斑君?織斑一夏君!」

 

「は、はい!」

 

ぼーっとしている所に山田先生に声をかけられて、少し大きな声を出してしまった。

 

「えっと、自己紹介が「あ」から始まって今「お」の織斑君の番なんだよね。その、してくれればいいなって・・・ご、ごめんね?したくないなら・・・」

 

「し、しますから!そんなに謝らないで下さい。っと・・・」

 

俺が振り向くと、視線が弾丸の様に注がれた。きちぃ・・・

 

「お、織斑一夏です!」

 

「・・・えっと、他には?」

 

「以上です!」

 

「何が以上ですだ馬鹿者」

 

ゴツッ!

 

「げ?!関羽?!」

 

「誰が三国志の英雄だ」

 

ゴツッ!

 

「相変わらず仲のいい事で・・・」

 

いつの間にか起きていた櫂の声は俺を叩いた女性、織斑千冬にも聞こえたらしく、櫂の方を向いた。

 

「久しぶりだな。竜川」

 

「おひさ~」

 

「今は教師と生徒だ。態度と呼び方は改めろ。特に織斑お前だ」

 

「何言ってんだよ。千冬姉だって織斑だろ」

 

「織斑先生だ」

 

ゴツッ!

 

こう何度も叩かれても体罰にならない物か。やはり世界最強ブリュンヒルデの影響力もあるのだろうか。

 

この後クラスに歓喜の悲鳴が響き渡るが、それは割愛させて貰う。単純に話すのも嫌になる。

 

「時間もない。次の竜川で最後だ」

 

「えぇぇぇぇ・・・俺もやるのかよ・・・」

 

「やるか殺られるか、どちらか選べ」

 

「二個目の字がおかしくね?ていうかこれきょうh・・・わかったよ。やればいいんだろ?」

 

千冬姉に睨まれたからか、櫂は面倒臭そうに了承した。

 

「えーと、竜川 櫂だ。特に言う事はないが、あまり関わらないでくれ。面倒だから」

 

「お前もか、馬鹿者」

 

「えぇ?!なんでそんなすぐ殴る?!前と全然変わってねぇな!」

 

「なっ?!前は関係ないだろ!」

 

「いーや、あるね。あんたはなんでも暴力で解決しすぎだろ!」

 

な、なんか急に言い争い始めた………。まぁ、いつものことか。基本的に千冬姉の行動に櫂が突っかかるんだけど、たまに二人とも子供っぽくなるんだよな。

 

「あの、織斑先生!」

 

「なんだ!」

 

「ひぃ!あ、あの、生徒達が…」

 

「え?」

 

千冬姉が生徒達に目を向けると、そこにはポカンとしている生徒達が居た。

 

「あっ。ゴホンッ!い、以上で朝のホームルームは終わりだ!」

 

「あ、逃げた」

 

「逃げてない!」

 

千冬姉は櫂にそう怒鳴ると、教室を出て行った。

 

「ったく、あの人全然変わらねぇな」

 

「お前もな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてと、ここら辺で良いかな。皆さんにこれから見せるのは、俺が見た英雄のお話。

殺伐とした世界へと反抗する、俺達の絆と希望の物語。

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