インフィニット・ストラトス 世界への反抗 作:鉄血のブリュンヒルデ
「くっそ!このままじゃ追いつかれる!」
「一か八かやるか?!」
「あぁ!それしかねぇな!」
もう、なんなの?!一体なんでこんなに僕は初日から走ってるんだよー!ていうか二人は何を話してるんだよー!
あ、自己紹介が遅れました。僕はシャルル・デュノア。以後お見知りおきを。
「シャルロット!これなら何があっても驚くなよ!」
「え?!うん!」
あぁ、もうこんな状況だったら何があっても驚かないよ!
〈ガルーダ・プリーズ〉
〈ユニコーン・プリーズ〉
〈クラーケン・プリーズ〉
え、えぇ?!何?!何今の声!ていうかなんか出てきた!
「次はこいつだ!」
〈スモール・プリーズ〉
急に目の前に現れた魔法陣(?)を通過すると、急に世界が巨大化した………………えぇ?!
「え、えぇ?!」
「クラーケン!シャルルを乗せろ!ガルーダは俺だ!一夏はユニコーンって叫べ!」
「え?お、おう!ユニコーーンッ!」
(NTD発動しねぇかな)
な、なんかよく分からないけど、黄色いタコみたいなのが僕を担いで飛んでいく。って!どうなってるのこれ!
「ちょっ!竜川君それはせこい!」
「しかしいくら小さくても、この人数差は覆せない!」
「物量を過信する者達よ。力は、力によって滅ぼされると知れ!」
「ちょっ、お前そのネタ違う!」
もう何がなんだか分からないよー!
…………………………
「とりあえず、間に合ったな」
「道中色々あったけどな」
「ハ、ハハハッ…」
(いや、ありすぎたよ!)
とにかく、僕達は時間に間に合い織斑先生から指導を受けること無く授業に入る事が出来た。着替えの時はヒヤヒヤしたけど………。え?なんでかって?えと、そ、その話は置いといて!とにかく今は授業に集中しないと!
「では、授業を始める。まずは、そうだな………オルコットと凰は前へ出ろ。模擬戦をしてもらう。戦闘の実演だ」
織斑先生に呼ばれて、オルコットさんと凰さんが前に出た。
「ハァ……まるで見世物ですわね」
「気は乗らないけど、やるしかないわね」
二人は嫌そうに前に出た。すると、織斑先生は二人に耳打ちした。
「いい所を見せなくていいのか?」
(櫂(さん)に、いい所を………)
「やってやろうじゃない!」
「えぇ、イギリスの代表候補生の力、ご覧にいれますわ!」
なんて言ったのかは聞こえなかったけど、二人はすごくやる気に漲った。
「それで、相手は誰なんですの?私は鈴さんとでも構いませんが」
「その言葉、そっくりそのまま返すわよ」
「そう焦るな。お前達の相手はあっちだ」
織斑先生が上を目指すと、そこにはラファールを纏って落ちてくる山田先生がいた。
「櫂!」
「分かってるっつの!」
〈ビッグ・プリーズ〉
俺が櫂を呼ぶと、櫂は既に指輪を交換していた。
ゴンッ!
「痛っ?!ていうか重っ?!」
いや、そりゃ重いだよ。片手でIS受け止めたんだから。って!だからそれどうなってるの!
「改めて言おう。お前達の相手は」
とにかく!そう言いながら、織斑先生は竜川君の巨大化(?)した竜川君の手から降りたISの操縦者を見た。
「山田先生だ」
「アハハッ…」
山田先生は苦笑いしながら、その場に立った。