インフィニット・ストラトス 世界への反抗 作:鉄血のブリュンヒルデ
「さてと、んじゃあ行きますか」
俺はそう言いながらエンゲージリングを社長の娘の
「これから俺はコイツの精神世界に入る。んでもってコイツが起きない原因を解く」
これは余談だが、コイツの体からはヒビが一切見つからなかった。だから、本来はエンゲージを使っても反応なんてしない。だが、もしコイツが特殊な形で人間としての形を維持しているなら、使える筈だ。
「行くぜ」
〈エンゲージ・プリーズ〉
俺は現れた魔法陣を通過して、アンダーワールドに入った。
…………………………
「さてと、ここか」
俺が降り立った場所。そこはよくわからない場所だった。
「あれ?俺アンダーワールドに入ったんだよな?」
そこに広がっていたのは、記憶の中と言うより、普通の街だった。
「おっかしいなぁ。俺ちゃんとエンゲージ使ったよな?一応一夏に連絡するか」
俺はスマホを取り出して一夏の番号にかけようとした。だが、画面の端をよく見ると、そこには『圏外』という文字があった。
「あ?こんな街中で圏外?ていう事は、アンダーワールド内って事か」
キャアァァァァ!
俺が街に溶けようとしていたその時、街に悲鳴が響いた。
「なんだあの化け物!」
「ちょっと、押さないでよ!」
「お母さーん!どこーっ?!お母さーーん!」
街が負の感情に包まれる。あぁ、クソが。
「なんでこういうの放っとけないかな!」
俺は左手にリングをはめる。だが、そこで違和感を感じた。
「え、これさっき貰った奴じゃ」
俺の左手にはまっていたのはいつものリングでは無く、さっき一夏から渡されたものだった。
ドカアァァァン!
「ちっ!迷ってる暇はねぇか!」
俺は右手をドライバーにかざした。
〈ドライバーオン・プリーズ〉
そしてドライバーを操作してハンドオーサーを逆サイドにする。
〈シャバドゥビタッチヘーンシーン!シャバドゥビタッチヘーンシーン!〉
「変身」
〈ビルドー!プリーズ〉
その声が響くと、俺の前に赤い魔法陣が現れる。ん?なんか後ろにも青い魔法陣あるな。その二つの魔法陣が俺を挟むように迫る。
〈Are you ready?ライダ・ライダ・ライダー!〉
そしてそれが両方とも同時に俺の体を通過すると、俺の姿はウィザードにかわ………ってなんだこれ?!
「え、ちょ、何これ、聞いてねぇんだけど。全然いつもと違ぇじゃん?!ってうおっ?!」
俺が困惑しているとなんか変なゴツゴツした黒い人型の怪物が襲いかかってきた。
「邪魔だっつの!」
勢いで右足で前蹴りをする。すると怪物は異様な速度で吹き飛んだ。
「うお、なんだこれ?」
右足の裏を見るとそこにはローラーって言うか、キャタピラ的な奴があった。
「なんか、魔法っぽくねぇが」
俺は敵の攻撃を躱しながら考える。
「ま、とっとと決めるか」
〈ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!〉
俺はハンドオーサーを逆サイドにして、右手の指輪を変える。
「お、おい!戦兎!あれ!」
「なんでビルドがもう一人いるんだ!」
なんか聞こえるが、とりあえず先にコイツだ。
〈チョーイイネ!キックストライク!サイコー!〉
俺はいつもの感じで左足を後ろに下げて地面を踏み込む。っと、その時。
ガコンッ!
「おわっ?!」
なんか地面が沈み始めた。そしてある程度まで行くと止まり、そのまま上にピンボールの様に飛ばされた。
「おっ、相手が挟まっててレールみたいになってる。そゆことね」
俺は完全に大体理解して、キックの体制でそのレールの上に乗った。
「タアァァァァァ!」
俺は右足で怪物に蹴りを叩き込んだ。
「フィー」
ドカアァァァン!
「Show is over」
俺はいつもの台詞で締めくくり、変身を解いた。
「おい!何者だてめぇ!」
「おい、万丈!」
っと、またまたトラブルの予感だぜ。
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