インフィニット・ストラトス 世界への反抗   作:鉄血のブリュンヒルデ

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特別編 part.11 異変

「さぁ、実験を始めようか」

 

そう言って戦兎は櫂と同じ姿で、いつものポーズをとる。

 

「万丈。とりあえずあいつを拘束してくれ。その間に俺と櫂で必殺技撃つから」

 

「オウ!分かった!」

 

〈ビートクローザー!〉

 

戦兎の作戦を聞いて、俺はビートクローザーを取り出した。そしてホルダーに付いてる金色のロックボトルをビートクローザーにセットして、グリップを三回引く!

 

〈スペシャルチューン!ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!〉

 

「オーラオラオラオラァ!」

 

ビートクローザーを振り回すと、剣の先からエネルギーの鎖が伸びる。そういやぁ、前に戦兎ともこれやったな。

 

「オゥラ!」

 

鎖を化け物の方にやると、鎖が化け物を絡め取った。ウシッ!上手くいった!

 

「ナイスだ万丈!行くぞ櫂!」

 

「分かってるっつの!」

 

櫂は取り出した武器の手みたいな部分を開いて左手を翳した。

 

〈キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!〉

〈フレイム!スラッシュストライク!ヒー・ヒー・ヒー!〉

 

「戦兎!俺に合わせろ!」

 

櫂は剣を構えながら言った。

 

「分かった!勝利の法則は決まった!」

 

戦兎はそれに答えて、ドライバーのレバーを回した。

 

〈Ready go!ボルテックフィニッシュ!〉

 

戦兎が必殺技を発動させると、足元に魔方陣が現れた。櫂のとは違って、文字じゃなくて方程式?みたいなのがめちゃくちゃ書かれてる。うっわ、酔うわ。

 

「くらえ!」

 

櫂がそう言いながら剣を振って竜巻を起こす。戦兎はその竜巻の流れに沿わせてレールを作る。なんかロケットパンダみてぇだな。

 

「ハァ………ハアァ!」

 

戦兎は勢いをつけてそのレールにキックの体制で乗った。あの化け物も竜巻に巻き上げられて、空に放り出された。

 

「ハアァァァァ!」

 

そこに、戦兎の蹴りが決まった。よっしゃ!これで勝った!

 

「なんとかなったな」

 

櫂が降りて来て俺の横に立った。

 

「そうだな。見た感じ一難去ってまた一難って事は無いみたいだ」

 

戦兎も戻ってきて、それと同時に全員が変身を解いた。

 

「おい、なんかお前光ってないか?」

 

は?いや、俺じゃないよな?って!櫂がなんか光ってる!

 

「なんだこれ。もしかして元の世界に戻るのか?」

 

「あれを倒すのが鍵だったって事か。良かったな」

 

「いや、なんかいつもと違う。いつもは俺の任意で出るんだ。こんな強制的な感じじゃねぇ」

 

なんか良くわかんねぇけど、戻れるんならいいんじゃね?みたいな事考えて空を見たら、そこには、反転した地球があった。

 

「オ、オイ!戦兎!あれ!」

 

「ん?っ?!なんで地球が!まさか、またエニグマが現れたのか?!」

 

”また”だ。前にも似たような事があった。でも、あの時見たいな以上はどこにも……って、あぁ!

 

「さっきの奴が関係してるんじゃねぇか?!」

 

「ンな事分かってんだよ。問題は、これが俺の世界にも起きてるかって事だ。一先ず俺は向こうでやる事済ませて来る。そんで、もし同じ現象が起こってたら」

 

「また一緒に戦おう、だろ?分かってる。こっちでも調べとくから、お前は安心して戻れ」

 

戦兎が櫂の肩を叩きながら言う。

 

「あぁ、分かった。頼んだぜ!」

 

櫂はそう言うと、消えた。まるで元から何もいなかったみたいに。

 

「さて、俺達も行くぞ。下手すれば”先輩”の力借りるかもしれないし」

 

「オウ!」

 

俺と戦兎は、揃ってガレージに戻った。




すみません。前にムービー大戦と言いましたが、あれは間違いでした…。
詳細は次回にて!
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