インフィニット・ストラトス 世界への反抗 作:鉄血のブリュンヒルデ
「さぁ、実験を始めようか」
そう言って戦兎は櫂と同じ姿で、いつものポーズをとる。
「万丈。とりあえずあいつを拘束してくれ。その間に俺と櫂で必殺技撃つから」
「オウ!分かった!」
〈ビートクローザー!〉
戦兎の作戦を聞いて、俺はビートクローザーを取り出した。そしてホルダーに付いてる金色のロックボトルをビートクローザーにセットして、グリップを三回引く!
〈スペシャルチューン!ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!〉
「オーラオラオラオラァ!」
ビートクローザーを振り回すと、剣の先からエネルギーの鎖が伸びる。そういやぁ、前に戦兎ともこれやったな。
「オゥラ!」
鎖を化け物の方にやると、鎖が化け物を絡め取った。ウシッ!上手くいった!
「ナイスだ万丈!行くぞ櫂!」
「分かってるっつの!」
櫂は取り出した武器の手みたいな部分を開いて左手を翳した。
〈キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!〉
〈フレイム!スラッシュストライク!ヒー・ヒー・ヒー!〉
「戦兎!俺に合わせろ!」
櫂は剣を構えながら言った。
「分かった!勝利の法則は決まった!」
戦兎はそれに答えて、ドライバーのレバーを回した。
〈Ready go!ボルテックフィニッシュ!〉
戦兎が必殺技を発動させると、足元に魔方陣が現れた。櫂のとは違って、文字じゃなくて方程式?みたいなのがめちゃくちゃ書かれてる。うっわ、酔うわ。
「くらえ!」
櫂がそう言いながら剣を振って竜巻を起こす。戦兎はその竜巻の流れに沿わせてレールを作る。なんかロケットパンダみてぇだな。
「ハァ………ハアァ!」
戦兎は勢いをつけてそのレールにキックの体制で乗った。あの化け物も竜巻に巻き上げられて、空に放り出された。
「ハアァァァァ!」
そこに、戦兎の蹴りが決まった。よっしゃ!これで勝った!
「なんとかなったな」
櫂が降りて来て俺の横に立った。
「そうだな。見た感じ一難去ってまた一難って事は無いみたいだ」
戦兎も戻ってきて、それと同時に全員が変身を解いた。
「おい、なんかお前光ってないか?」
は?いや、俺じゃないよな?って!櫂がなんか光ってる!
「なんだこれ。もしかして元の世界に戻るのか?」
「あれを倒すのが鍵だったって事か。良かったな」
「いや、なんかいつもと違う。いつもは俺の任意で出るんだ。こんな強制的な感じじゃねぇ」
なんか良くわかんねぇけど、戻れるんならいいんじゃね?みたいな事考えて空を見たら、そこには、反転した地球があった。
「オ、オイ!戦兎!あれ!」
「ん?っ?!なんで地球が!まさか、またエニグマが現れたのか?!」
”また”だ。前にも似たような事があった。でも、あの時見たいな以上はどこにも……って、あぁ!
「さっきの奴が関係してるんじゃねぇか?!」
「ンな事分かってんだよ。問題は、これが俺の世界にも起きてるかって事だ。一先ず俺は向こうでやる事済ませて来る。そんで、もし同じ現象が起こってたら」
「また一緒に戦おう、だろ?分かってる。こっちでも調べとくから、お前は安心して戻れ」
戦兎が櫂の肩を叩きながら言う。
「あぁ、分かった。頼んだぜ!」
櫂はそう言うと、消えた。まるで元から何もいなかったみたいに。
「さて、俺達も行くぞ。下手すれば”先輩”の力借りるかもしれないし」
「オウ!」
俺と戦兎は、揃ってガレージに戻った。
すみません。前にムービー大戦と言いましたが、あれは間違いでした…。
詳細は次回にて!