インフィニット・ストラトス 世界への反抗   作:鉄血のブリュンヒルデ

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特別編 part.22 混ざり合う世界

「おっ、皆準備終わったんだな?」

 

俺が声をかけると、全員が頷く。ここは昔使われていた炭鉱跡。全員が緊張した顔で、そして、決意の篭った顔で俺を見る。あ、俺?俺は天っ才物理学者のきry…え?聞いてない?なんだよ、釣れないな。

 

「そんじゃ、作戦を説明する」

 

俺は空中投影ディスプレイを開きながらそれを指で指しながら説明を始める。

 

「さっき言った通り、向こうの仮面ライダーが俺達の世界に干渉出来た原因となる力と、俺が手に入れたアイツの力を模したこのボトルの力を、同時に空に打ち上げる。するとエネルギーが引き寄せ合い、両世界……いや、周辺に現れた世界全ての世界と半融合状態になる」

 

っと、つい難しく説明しちまった。と思ったが、割とほとんどの奴が理解できてるみたいだな。まぁ、数人理解してないけど。

 

「それって、どのくらい保てるんだ?」

 

お、あの車の刑事さんか。

 

「計算上は、最大で45分程だ」

 

「最大でと言う事は、もっと短くなる可能性もあるのか?」

 

今度は永夢の上司さんか。

 

「そうだ。途中でアイツが完全態になっちまえば、一気に縮まる筈だ」

 

そうなれば、一気に決着を付けなきゃならない。それは避けたい。

 

「そんじゃ、そろそろ行きますか」

 

シャカシャカシャカシャカ

 

「聞こえるか?」

 

俺はボトルを耳元で振りながらそう言う。

 

『聞こえてる。そっちはどうだ?』

 

「順調だ。先輩達も全員揃ったしな」

 

そう言いながら先輩達を見ると、全員が頷く。

 

「そういえば、そっちはライダーは何人いるんだ?」

 

『ライダーってのがイマイチわかんねぇが、アイツと戦えるのは三人だ』

 

「三人か。まぁ、そんだけいれば大丈夫か」

 

実際に、エニグマの時と大差ない人数だ。幻さんやカズみんがいれば、きっと心強いんだろうな。なんて、二人はもうこの世界で普通に生きてんだ。それを邪魔する権利は俺にはねぇな。

 

「そんじゃ、行くぞ」

 

『おっけー』

 

俺はビルドドライバーを腰に巻き、ボトルを取り出した。

 

シャカシャカシャカシャカ、カシャンッ

 

『ラビット!タンク!ベストマッチ!』

 

ボトルをセットして、姿勢を低くしながら左手を前に出してレバーを回す。以前みたいな変身能力喪失の対策は以前から行っていた。だから世界の融合によって起こる変身不可は今回は大丈夫だ。

 

『Are you ready?』

 

「変身!」

 

俺はファイティングポーズをとって、そう叫ぶ。そして腕を腰の辺りに構えるのと同時に、スナップライドビルダーが俺を挟み込んでビルドのハーフボディーを俺の体に纏わせる。

 

『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!』

 

『フルボトルバスター!』

 

俺は変身してフルボトルバスターを出現させて、グリップを折ってバスターキャノンモードに変える。

 

『魔法使い!フルボトルブレイク!』

 

俺は一度トリガーを引いてエネルギーをチャージさせる。

 

「いけぇぇぇぇぇぇ!」

 

俺は叫びながら真上にエネルギーを打ち上げた。それと同時に真上に位置する地球からエネルギーの柱が上がる。

 

そして、そこでエネルギーが激しくぶつかり、世界を光が包む。

 

「世界が、混ざる」

 

 

…………………………

 

 

『聞こえるか?』

 

ふと、そんな声が聞こえた。

 

「聞こえてる。そっちはどうだ?」

 

声は考えるまでも無く戦兎のだ。恐らく準備が整ったんだろうな。

 

『順調だ。先輩達も揃ったしな』

 

戦兎は少し間を空ける。大方、ソイツらの顔でも見てるんだろうな。

 

『そういえば、そっちはライダーは何人いるんだ?』

 

「ライダーってのがイマイチわかんねぇが、アイツと戦えるのは三人だ」

 

『三人か。まぁ、そんだけいれば大丈夫か』

 

未だに仮面ライダー、だっけか?それの答えが見えない。世界を救うヒーローとかだってんなら、俺は断じて違う。この世界にファントムがいるのは、俺と俺の家族のせいだ。だから、世界を救ったところで、ただの尻拭いにしかならねぇ。

 

『そんじゃ、行くぞ』

 

「おっけー」

 

〈ドライバーオン・プリーズ〉

 

俺はウィサードライバーを本来の姿に戻し、ハンドオーサーのサイドを変える。

 

〈シャバドゥビタッチヘーンシーン!シャバドゥビタッチヘーンシーン!〉

 

左手にリングをはめて、ゴーグルパーツを下げる。

 

「変身」

 

左手をウィザードライバーにかざす。

 

〈フレイム・プリーズ〉

〈ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!〉

 

俺の左に現れた魔法陣が、俺の体を通過する。すると俺の体に魔法の鎧を纏わせ、俺をウィザードへと変える。

 

〈ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!〉

〈コネクト・プリーズ〉

 

俺はウィザーソードガンを取り出して、ハンドオーサーを展開させる。

 

〈キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!〉

〈ビルドー!シューティングストライク!〉

 

「オウラァァァ!」

 

俺は銃口に蓄積された赤と青のエネルギーを空へと放った。それと同時に真上にある地球からエネルギーの柱が上がる。

 

「弾けて混ざれぇぇぇ!」

 

なんか違う気もするが、まぁ、いいだろ。

 

 

…………………………

 

 

今ここに、世界の命運を賭けた究極の戦いが幕を開ける。

 

さぁ、ここに、新たなる伝説が始まる。




次回、平成ジェネレーションズ next steag 開幕!

さて、皆さん!次回からちょっとずつコラボを回収していきたいと思います!

誰が出るかはまだ決めてませんが、臨機応変でがんばります!
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