インフィニット・ストラトス 世界への反抗 作:鉄血のブリュンヒルデ
「邪魔だっつの!」
あぁ、次から次に鬱陶しい!あ?俺?俺は万丈龍我だよ!答えてる暇ねぇってのに!
「こいつは、うぜぇな!」
櫂がぼやきながら雑魚を生身でぶっ飛ばす。ちなみに戦兎がゴリラのボトル貸してた。
「ハァ!」
いきなり、空から派手なのか落ち着いてるのな分からない格好をした何かが降ってきた。
「……戒斗」
コイツは……どうやら紘汰の敵らしい。いや、名前で呼んでるから知り合いなのか?
「久しぶりだな葛葉」
「…皆は先に行っててくれ。俺はコイツと少し話してから行く」
「話すって、敵じゃねぇのか?」
「例え目の前の存在が記憶でも、俺はアイツを信じる」
紘汰はそう言って近付いて行った。
「行くぞ万丈。アイツなら、多分心配らねぇよ」
「戦兎……おう!それじゃあ任せた!」
遠ざかりつつ後ろを確認すと、追ってきたり攻撃してくる様子は無い。もしかしたら本当に大丈夫なのかもな。
…………………………
「フンッ!」
ドカァァァァァァァン!
「っ?!グラファイト!」
彼らの目の前に現れたのは……ほう、ドラゴナイトハンターZのボス、グラファイトか。それも裏ボスであるグレングラファイト。
「皆さん!あれは僕にしか倒せません!だから先に!」
彼がこの世界のエグゼイドか……中々いい目をしているな。だが、
〈PAUSE〉
だが、ここは私に譲らせてもらうぞ。
「なんだ貴様は!」
「ほう、ポーズの中を動けるのか。…………見た所、ゲムデウスの力を使っている様だな」
「相手が誰であろうと関係無い!」
持ち前のスピードと攻撃力を活かした攻撃。やるな。まるで私の、私たちのゲームに出てくるグラファイトにソックリだ。
「ここでは彼らの妨げとなる。場所を移そう」
〈STARG SELECT〉
場所が移る。ここは私が普段から好んで使っている部屋だ。最低限の照明と巨大なパイプオルガンが置かれており、間接照明がぼんやりとオルガンを照らしている落ち着いた雰囲気の部屋。厳粛な審判には丁度いい。
そう言えば、ここで私は初めての敗北を期したのだったな。彼女達は良くやった。着実に実力を上げて私を倒したのだから。
「クッ!場所が変わった所で、何も変わらん!」
「あぁ、確かになにも変わらないな」
自身を武器を振りかざすグラファイトに、私は静かにバグヴァイザーⅡを手のグリップにビームガンモードで付けて向ける。
「君の敗北がな」
ギュンッ!
「グオアッ!」
バタンッ!
そのまま地面に体を叩きつけたグラファイトだが、よろめき武器を支えにしながらもなんとか立ち上がった。流石は裏ボスだ。
「だが、それでも足りない」
私はバグヴァイザーⅡをドライバーに戻し、Bボタンを押す。
〈キメワザ〉
「さぁ、審判の時だ」
〈CRITICAL CRUSADE〉
よろめくグラファイトに、回し蹴りを叩き込む。そして私の足元で蹴った方の足と連動して動いていた時計の針が、グラファイトの方に消えていく。そしてそれが消えた時、審判が下される。
〈終焉の一撃〉
「グアァァァァァ!」
「異世界の存在とは言え、この程度の実力の裏ボスなど必要ない。貴様は絶版だ」
私は静かに呟く。グラファイトは消滅し、私は部屋に一人となった。
「さて、そろそろ頃合か」
〈RESTART〉
…………………………
「っ?!いない?」
グラファイトが現れたかと思ったら、またすぐに消えた。一体なんだったんだ?
「えっと、とりあえず大丈夫っぽいし、行くか?」
なんでそんなに気まずそうに言うんですか翔太郎さん。いや、確かにこれは気まずい。
「は、はい。とりあえず行きましょう」
でも、戦力が温存出来たからいいんだ。結局なんなのかは分からなかったけど。
最初はやっぱりこの方の作品!
ユーザー名、「憲彦」さんの「神と時間の支配者」より
織斑一夏、仮面ライダークロノス!
憲彦さんは私が投稿を始める切っ掛けとなったユーザーさんなので、この方の作品を最初に使わせて頂きました!
あ、ちなみに今回は能力が終盤で、思考がレベル5の時だと思って頂くと辻褄が合うと思います。