インフィニット・ストラトス 世界への反抗 作:鉄血のブリュンヒルデ
「おやおや。もう一人の私は一人しか足止めできなかったのですか」
天の玉座に辿り着いた俺達の前に現れたのは、俺達が戦った方の木島宏大だった。
「しかし、ここまで来れたのは褒めて差し上げましょう。一度私を取り逃しておきながら、今度は追い詰めた事もね」
木島宏大は、もう一人の木島宏大が使っていたのと同型のドライバーを装着した。
「記憶の中から、君達に相性が悪いであろう者達を選別した。さぁ、苦しみの中で果てろ。仮面ライダー」
〈サモン・プリーズ〉
その声と共に現れた魔法陣から、更なる敵が現れた。
「さぁ、地獄を楽しみな」
「仮面ライダー、俺を楽しませろ」
「抹消する」
「私は神だァァァァァ!」
「よぉ戦兎、万丈」
アイツらは資料で見た事がある。一番左が仮面ライダーエターナル。その隣がロイミュード002、ハート。真ん中がガンマイザー。その右に仮面ライダーゲンム。そして最後が……
「エボルト」
俺と万丈が必死の思いで倒した地球外生命体、エボルトだった。
「フィリップ。お前はコイツらが生まれた記憶の機能を停止させてくれ」
「あぁ、分かった。けど、そうしたら君は一人になる。君一人で、大道克己を倒せるのかい?僕の予想だと、君は本当の大道克己を知っているから、例え追い込んでも倒すのを躊躇う筈だ」
二人は話し合うが、それを待ってくれる程相手が慣用な訳がない。
「行け」
「クッ!早く行け!お前以外にやれねぇだろうが!」
「ッ!分かった!エクストリーム!」
フィリップがそう声を上げると、どこからともなく鳥のようなガジェットが飛んできてフィリップを吸い込んで飛んで行った。
「行くぞお前ら!」
「何お前が仕切ってんだよ」パンッ!
気合十分の万丈の頭を叩きながら、俺はビルドドライバーを構える。
「フィリップがこいつらを消すか弱体化してくれる。それまでは全力は出すな。奴は確実に隠しだまを用意している筈だ」
〈ジョーカー!〉
「あぁ!」
〈マッハドライバー!シフトカー!〉
翔太郎と進之介がドライバーを装着しながら言った。
「んじゃ、俺達も行きますか」
「おう!」
「「はい!」」
敬語を使われるせいで、どっちが先輩か分からなくなる時があるんだよな。年齢的に俺が上だからしかたないけど。
〈ラビット!タンク!ベストマッチ!〉
〈Wake up!CROSS-Z DRAGON!〉
〈アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!〉
〈マイティアクションX!〉
全員の準備が整った所で、やりますか!
「「「「「「変身!」」」」」」
俺達は、その言葉を叫びながら自分のドライバーを操作した。
〈ジョーカー!♪~♪~♪~〉
〈タイヤコウカン!ハヤーイ!〉
〈カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!〉
〈ガッチャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!〉
〈鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!〉
〈Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!〉
俺達の姿は一瞬で変わる。その姿は、今まで誰かに希望を与えてきた姿。その姿に、敵も動きを止める。
「さぁ、お前の罪を数えろ」
翔太郎、中々いかす事言うじゃねぇか。
「ひとっ走り付き合えよ!」
見た目道理の決め台詞だな。
「命、燃やすぜ!」
うん、若々しくていいねぇ。
「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
そういえばエグゼイドってゲームモチーフなんだっけ。忘れてた。
「今の俺は、負ける気がしねぇ!」
あぁもう。隣で暑苦しいな。ん?なんだ、あとは俺だけか。そんじゃ最後を飾りますか!
「さぁ、実験を始めようか」
俺達の総力戦が、今始まった。他の所でも、上手く行っているといいが。