インフィニット・ストラトス 世界への反抗 作:鉄血のブリュンヒルデ
「あー!クソめんどくせぇ!うざってぇ程いやがるな!」
俺は雑魚敵を払いながら、アイツらを追いかけていた。ていうかコイツら、多過ぎるし見た目もバラバラだ。
「しゃらくせぇ!」
俺は魔力で波動を生み出して放つ。それで周りにいたのは倒せたが、奥からまだまだ湧いてくる。
「なんなんだよ!この数は!」
その時だった。
〈まもなく~ディフィリントライナーが到着しま~す。黄色い線までお下がりくださ~い〉
「は?」
ガタンゴトンッガタンゴトンッ!キィィィィィィィ!
おぉ、めちゃくちゃ轢いた。
「ここが異常が起こったスフィアアースか」
誰か降りてきたな。このパターンだと仮面ライダーだろうが、敵の可能性だってある。
「おい。お前何者だ」
「ん?俺?俺は時野シュンガだ」
「んで、その列車はなんだよ」
「やっぱり見えてたのか。これはディフィリントライナー。異世界を旅する列車だ」
頭痛くなるわ。なんでもありだな仮面ライダーって。
「んで、お前は、仮面ライダーウィザードか?」
「違ぇよ。俺は仮面ライダーじゃねぇ」
「え?」
どうやら、コイツはこの力が仮面ライダーの力だと思ってるみたいだな。まぁ、戦兎の世界にはこれと全く同じ姿で同じ名前の奴がいるらしいが……いや、ソイツだな。
「とにかく、お前は仮面ライダーなんだろ?」
「あぁ、そうだぞ」
それなら、話は早いな。
「なら、ここは任せるわ」
「え?いいけど、なんで?」
「この先に仲間がいる。どうせピンチだろうから、助けてやるんだよ」
「あー、そういう事ね。ならいいよ」
仮面ライダーって奴は、どうしてこうも簡単に人を信用しやがんだ?見返りなんてねぇのに。
「さて、怪人駆除の始まりだ」
そう言いながらアイツ………シュンガだっけか。シュンガはベルトを腰に巻く。
シュンガは何かをベルトに入れて左横にあるスイッチを押す。
〈ストライク!ストライクレディ?〉
〈まもなく~一番線にぃ~ストライクフォームが到着しま~す。黄色い線までお下がりくださ~い〉
謎の発車アナウンスが響き渡り、シュンガの回りに駅のホームみたいなのが現れる。
「変身!」
そして今度は何か板みたいなのをスキャンして変身する。
〈ストライクフォーム〉
〈ストライク装着完了~装着完了~〉
「さぁて。異世界の電王の力…見せてやるよ!」
そう言いながら剣みてぇな武器で敵を薙ぎ倒していく。
「行けよ!お前の仲間、助けるんだろ?!」
「あぁ、分かってるっつの!」
〈コネクト・プリーズ〉
俺は答えながらマシンウィンガーを呼び出し、跨る。
「じゃーな!死ぬなよ!」
「それ死亡フラグ!」
ブウゥゥゥゥゥン!
俺はシュンガを無視しつつ、エンジンを吹かせて進み出した。
…………………………
櫂が数多くのライダー達と邂逅を果たす最中、俺は湧いてくる敵を倒していた。
「クソっ!櫂がいないと、結構キツイな!」
グールもISも、それに見たことも無い様な敵もわんさかと湧いてくる。正直、ピンチだ。
「一夏!」
その時、俺の耳に声が響く。多分一緒に戦っているシャルだ。
「このままじゃ、僕達だけじゃ対処出来なくなる!」
「分かってる!けど、皆が必死に戦ってんだ!なら、俺達だって!」
『なら、コイツらは吾輩に任せて君達は他に回れ』
その時、俺とシャルの耳にノイズがかった声が響いた。
「え?」
俺達が振り返ると、そこには一機のISが立ってた。
「だ、誰だ!」
『吾輩は、ただのIS乗りだ。街の被害を見て派遣された』
顔は全て覆われていて、その正体を窺い知る事は出来ない。
「けど、この数は!」
『大丈夫だ。この程度の修羅場なら何度も潜ってきた』
「………一夏、行こう」
「っ!何言ってんだよシャル!」
「この人なら、きっと大丈夫。そんな気がするんだ」
シャルが、その人の顔を見上げながら言った。
「分かった。すみません。お願いします!」
『任せろ』
俺とシャルは走って、他の誰かを助けに向かう。
「この世界の、シャルロット達を頼んだぞ」
顔のバイザーを外した”彼”の呟きを、聞かないままに。
…………………………
「ぐっ!」
「ハァ!」
「ぐあぁ!」
いくらやっても、攻撃は当たらない。
「これはどうだ!」
「がはぁ!」
「どうした仮面ライダー!お前の力はそんな物か!」
ハート……やっぱりコイツは強い。擬似的な力しか使えない俺じゃ、勝てないかもしれない。
「まだまだぁ!」
それでも、負けられない。あの日、俺の事を友と呼んでくれたハートの思いを、繋ぐ為に。絶対に止まれない!
「うおぉぉぉ!」
ブゥンッ!ブゥンッ!ブゥンッ!
〈トテモハヤーイ!〉
止まらない!
「ハァ!」
「うぐっ!」
ただ、前に走る!
「いいぞ……仮面ライダー!」
「ハートォォ!」
主人公名 山田神鉄
今回コラボさせて頂いたのは
ユーザー名、「言葉・紡(旧名 シオン)」さんの「仮面ライダー電王ブレイズ」より
時野シュンガ、仮面ライダー電王ブレイズ!
そして、
ユーザー名、「orotida」さんの「山田先生義弟記」より
山田神鉄!
言葉・紡(旧名 シオン)さんは、そもそもこのコラボの発案をして頂きました!いやぁ、発案者の方のコラボを後回しって、色々アウトな気がしますけどね……。
そしてorotidaさんは、個人的に付き合いの長いユーザーさんで、とても仲良くして頂いています!