可憐なる博徒 レイリ   作:tres

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8話 ♯6「1回戦 1」

「ドロー、スタンバイ、メイン」

 

彼女手札《カードガンナー》《大嵐》《機械犬マロン》《サブマリンロイド》

 

(まずは、これかな)

 

「モンスターをセットします」

 

「ターンエンドです」

 

 

 

彼女手札3枚

LP4000

◇ ◇ ◇

◇ 裏 ◇

 

彼女→柴岡

 

◇ ◇ ◇

◇ ◇ ◇

LP4000

柴岡手札3枚

 

 

 

「フフフ、では行くとしようか。こんな娘とデュエルとは拙者、ワクワクが止まらぬわ!」

 

「ドロー!スタンバイ!メイン!」

 

柴岡は幾分か声を張り上げている。ドローのアクションもオーバー気味だ。

 

「行くぞ!モンスター…!」

 

柴岡は左手の手札から右手で1枚抜き、右腕を後ろに曲げたまま右肘を頭の横に位置する辺りまで持っていくと、

 

「《スピア・ドラゴン》召喚!」

 

勢いをつけてカードを振り下ろした。パチンと乾いた音が響く。

 

(騒がしいヤツだナ…そのための多重スリーブなのカ?)

 

ヘズは迷惑そうに柴岡の動作を眺めている。

 

「バトル!《スピア・ドラゴン》で裏守備モンスターに攻撃!」

 

「はい」

 

裏側守備《機械犬マロン》戦闘破壊

《スピア・ドラゴン》効果→彼女LP4000-900=3100

 

「ほう、地雷であったか」

 

《機械犬マロン》効果→彼女LP3100-1000=2100 柴岡LP4000-1000=3000

《スピア・ドラゴン》攻撃表示→表側守備

 

「ターンエンド!」

 

 

 

彼女手札3枚

LP2100

◇ ◇ ◇

◇ ◇ ◇

 

柴岡→彼女

 

ア=《スピア・ドラゴン》表側守備

◇ ア ◇

◇ ◇ ◇

LP3000

柴岡手札3枚

 

 

 

「ドロー、スタンバイ、メイン」ドローカード《ドレインシールド》

 

(ちょっとLPが心配なので)

 

「カードをセット」

 

「《サブマリンロイド》を召喚します。バトルフェイズ」

 

「うむ、直接攻撃するかね?」

 

「いいえ、《サブマリンロイド》で《スピア・ドラゴン》に攻撃します」

 

「ほほほ、手堅いのう」

 

《スピア・ドラゴン》戦闘破壊

 

「《サブマリンロイド》の効果で自身を守備表示に変更します」

 

《サブマリンロイド》攻撃表示→表側守備

 

「ターンエンドです」

 

 

 

彼女手札2枚

LP2100

◇ 裏 ◇

◇ あ ◇

あ=《サブマリンロイド》表側守備

 

彼女→柴岡

 

◇ ◇ ◇

◇ ◇ ◇

LP3000

柴岡手札3枚

 

 

 

「ならば、その防御を崩すとしよう」

 

「ドロー!スタンバイ!メイン!」

 

「まずは…!」

 

先程と同じような動作を経て、カードを振り下ろす。

 

「《大嵐》発動!」

 

(あ?毎回それやるのカ…)

 

ヘズは柴岡の動作に食傷気味だ。

 

「はい」

 

《大嵐》効果→セットカード《ドレインシールド》破壊

 

「さらにモンスター…!」

 

「来い!《アレキサンドライドラゴン》!」

 

今度は振り下ろした勢いのままに右手の先を左肩まで持っていき、

 

「バトル!《アレキサンドライドラゴン》で《サブマリンロイド》に攻撃!」

 

《サブマリンロイド》を指差しながら攻撃宣言をした。

 

「はい」

 

《サブマリンロイド》戦闘破壊

 

「ターンエンド!」

 

 

 

彼女手札2枚

LP2100

◇ ◇ ◇

◇ ◇ ◇

 

柴岡→彼女

 

ア=《アレキサンドライドラゴン》攻撃表示

◇ ア ◇

◇ ◇ ◇

LP3000

柴岡手札2枚

 

 

 

「時に少女よ、拙者のデュエルさばきを見て何か感想は?」

 

「感想…?」

 

「ふむ、何でも良いぞ」

 

柴岡は彼女の言葉を待つ。

 

「…カロリー消費、多そう」

 

「ぬう、そうきたか」

 

流石の柴岡もこの感想は予想外だったようで、低いトーンで呟いた。彼女は柴岡の反応を気にすることなくターンに入る。

 

「ドロー、スタンバイ、メイン」ドローカード《鎖付きブーメラン》

 

(攻撃力2000には100届かない、ので…)

 

「カードをセット、モンスターをセット」

 

「ターンエンドです」

 

 

 

彼女手札1枚

LP2100

◇ 裏 ◇

◇ 裏 ◇

 

彼女→柴岡

 

ア=《アレキサンドライドラゴン》攻撃表示

◇ ア ◇

◇ ◇ ◇

LP3000

柴岡手札2枚

 

 

 

「フフフ、攻められぬか?」

 

「ドロー!スタンバイ!メイン!」

 

「出でよ…!」

 

(さあ、何を出ス?)

 

「《ミラージュ・ドラゴン》!」

 

(…なるほどネ)

 

ヘズは視線を彼女に移す。

 

(1回戦は厳しいかもナ)

 

(《ミラージュ・ドラゴン》…《鎖付きブーメラン》で止められません)

 

間の悪いことに柴岡が召喚したのは《ミラージュ・ドラゴン》、これにより彼女のセットカード《鎖付きブーメラン》の片方の効果が封じられた。

 

「バトル!《ミラージュ・ドラゴン》でその裏守備モンスターに攻撃!」

 

「はい」

 

裏側守備《カードガンナー》戦闘破壊

《カードガンナー》効果→彼女1ドロー ドローカード《破壊輪》

 

(《破壊輪》…だめ、発動できない)

 

「これでガラ空きよ!《アレキサンドライドラゴン》でダイレクトアタック!」

 

「はい」

 

彼女LP2100-2000=100

 

「もう風前の灯じゃな!カードをセットしてターンエンドなり!」

 

 

 

彼女手札2枚

LP100

◇ 裏 ◇

◇ ◇ ◇

 

柴岡→彼女

 

ア=《アレキサンドライドラゴン》攻撃表示

イ=《ミラージュ・ドラゴン》攻撃表示

◇ ア イ

◇ 裏 ◇

LP3000

柴岡手札1枚

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