今回から蒼のあの子が本格的に登場します。
それでは、どうぞ!
OP:innocent starter
-翌日-
「さーて、宿題終わったから今日もGBN行こうかな?っとその前に」
そう言うと冬夜は隣の部屋の2号室の前に来た。
「引っ越して来てから挨拶してなかったから終わらせておこうかな」
そう言いながらインターホンを押す。
「は〜い、誰〜?」
眠気まなこを擦りながら出て来たのは、水色の髪をツインテールに纏めたフェイトとよく似た少女だった。
「あの〜、先週から隣に引っ越してきた・・・ってわああっ!?なんて格好で出てきてるんですか!?!?」
その少女の服装は水色のストライプのブラとショーツしか履いていない姿だった。
「ん〜、シュテル〜ん」
寝ぼけながら冬夜に襲いかかる少女。
「ちょ、ちょっと!寝ぼけて変なとこ触らないで〜〜!?」
必死で抵抗する冬夜。水色のツインテールの髪が冬夜の鼻腔をくすぐる。
『あれ?この匂い、昔どこかで?』
「ふにゅ?」
ようやく目を覚ました少女。
「た、助かった・・・」
「あれ?ボクは何してたんだっけ?君もボクの部屋に遊びに来たの?」
「そ、その前に服を着てくれないかな?目のやり場が困る・・・」
「?」
少女が首を傾け下を見てみる。下着しか着ていない自分の姿に顔を真っ赤に染め上がる。
「わあああっ!?ご、ゴメン!すぐ着替えてくるからちょっと待ってて!!」
そう言い残すと少女はドアを閉めた。
「な、なんだったんだ。あの子は?」
-数分後-
「は、入っていいよ」
ドアの内部から先ほどの声が聞こえた。
「お、お邪魔します」
少女の部屋にはガンダムのグッズがたくさん置かれていた。
「これは『機動戦士ガンダム
「おっ、話が分かるんだ〜。君もガンダムが好き?」
「うん!けどまだ半年だけどね」
「そんな事ないよ。アマチュアでもプロでもガンダム好きなら皆一緒だよ」
「そうかな。ありがとう」
「ところで君は誰?」
「自己紹介が遅れたね。僕は柊冬夜。海聖中学の2年生で君の隣の引っ越し人だよ」
「ボクはレヴィ。レヴィ・ラッセルだよ。天王中学の1年生だよ。これからよろしくね、トーヤ」
ニカっと満遍の笑みを浮かべるレヴィ。
「こっちこそよろしく、レヴィ」
互いに握手をする。
「そういえばヴィーたんを倒したのってキミ?」
「ヴィーたん?」
「昨日のバトルでキミが戦った相手だよ」
「あのグシオンの女の子か。けど一撃当てたのは僕の友達だけどね」
「なにょはでしょ?」
「な、なにょは!?」
思わず吹き出す冬夜。
「あの子のXも強そうだけどキミのアストレイも強そう。ねぇねぇ、これからGBN行かない?キミと戦ってみたい」
「いいよ。僕も色々な人と戦って見たいんだ」
「ヤッター!!」
嬉しそうに跳ね回るレヴィ。
「それじゃこれからT&Hに行こうよ」
「OK!」
-T&H屋上-
「いらっしゃい、冬夜。レヴィ」
待っていたのはT&Hのエプロンを着てメガネを掛けたフェイトがいた。
「ヤッホー!久しぶり、へいと!!」
「フェイトだよ・・・」
「アリシアちゃんは?」
「今休憩中で私が担当しているんだ。今日もダイブするの?」
「「もちろん」」
「それじゃ、いってらっしゃい」
-GBN ロビー-
「お待たせ〜、トーヤ!」
レヴィのアバターはフェイトとよく似ているが一部の色が青系統で統一されている衣装だった。
「これがトーヤのアバター?サーペントテールの衣装もカッコいいね!」
「ありがとう。それじゃバトルしようか?」
「うん!」
「トーヤ、アストレイ・ノワール
「レヴィ、
カタパルトからアストレイとダブルゼータが発進される。
次回予告
「蒼の閃光(後編)」
リ、リリカルマジカル頑張りますbyフェイト
ED:明日へ(ガンダムビルドダイバーズED)
次回はレヴィとのバトルが開始します。
それでは、次回もお楽しみに!