絶対にありふれてはいけない職業は世界最恐 作:ムリエル・オルタ
今回は三人称。多分これからは基準を三人称にすると思う。分からないけど。
これまでの伏線擬きからこの回に出てくるキャラを察せたら私の立つ瀬がないぜ(元々無い)
ある雪が降る12月25日の夜。白く雪化粧を薄く纏った公園にあるブランコに一人の幼女………少女が一人寂しく座っていた。まだ小学生かその前の幼稚園の年長組程の幼さを持つ少女の顔はとても暗かった。空も暗くなっているから分り辛いが目元が少し赤い。
あたりは既に暗く、人通りも冬の寒さもあって少ない。そんな場所に少女が一人。誘拐されても文句が言えない状況だった。しかし、まだ幼い少女にsの事が理解できていたかは分からない。いや、理解していなかったからこそ。このような事が起きてしまったのかもしれない。
背後から忍び寄る黒い影、その影は小太りした中年男性を彷彿とさせていた。男は次の瞬間少女の頭に向かって黒い布製の袋をかぶせた。
「ムグゥ!?」
「へへっ、可愛い子じゃねぇか。こんな時間に一人でいるとは馬鹿だなぁ」
—―こんな場所に来なけりゃ、こんな目に合わずに済んだのに。そう、言外にいっているようだった。あらかじめ用意していたのだろう。紐で少女の手足をささっと縛ると米俵の様に担ぎ上げ、何処かへ連れ去ろうとする。
この男、裏では有名な子供専門の誘拐犯だったりする。子供専門と言う言葉からも分かるように主な顧客がロリコン、ショタコンを三次元で愛してしまう業の深い裏の人間の為に子供を攫っていた。
「――――――――――――――!?――――――――――!」
「何を言っているか分からないなぁ。結構綺麗目だしいい値で売れるぞ」
「別にやめろとは言いませんけど、僕も目の前でやられるのは不愉快ですね」
「!?」
男は背後から掛けられた声に驚き勢いよく振り返る。そこには薄茶色の学ランにも似た服を纏う銀髪の西洋風の男子生徒だった。男は男子生徒の体の細さから体育系の生徒ではないとあたりを付け、ドスの効いた声を出す。
「オラッ!見せもんじゃねーぞ、餓鬼が。さっさと帰れ!」
「はぁ、最近の人間も随分と質が落ちましたね。最早家畜としてしか利用価値とか無いんじゃないですかねぇ」
まるで男の声を子犬が威嚇しているのを聞いているかのように受け流す銀髪の男子生徒。
舐められている。そう察した男は頭に血が上りポケットから折り畳みナイフを取り出すと少女を担いだまま男子生徒に襲い掛かった。ナイフが男子生徒に刺さるそう確信した瞬間男の視界が暗転した。最後に見たのは呆れた様な顔をしながら金色の杯から泥の様なモノを垂れ流している男子生徒の姿だった。
「全く、人間同士で勝手に殺しあって滅ぶのは僕としては勝手にしてほしいですけど目の前でやられたらねぇ。流石に止めますよ」
偽善ですけどね。そう言って自嘲しながら少女の頭にかぶせられていた袋を脱がす。その行動にビクッとした少女に男子生徒は全く気にした様子もない。目の前でやられても気分が悪いから。そんな理由で助けたのだからと王善と言えば当然なのだが。
「さっ、今回の事は悪い夢だったとでも思って早く家に帰りなさい。それが貴女の為ですよ…………………………………あ、良い事思いつきました。ちょっと待ってください。折角聖夜ですし、プレゼントを………ランサー」
男子生徒がそう言うと男子生徒の右手に赤と緑のリボンの付いた長槍が現れた。男子生徒はそれを空へと掲げ詠唱を開始した。
「聖なる夜、ステキでムテキなキセキの一瞬。
その言葉を発した瞬間何処からともなく沢山のプレゼントが降ってきた。それは巨大なテディベアであったり、ターキーだったりと多岐にわたった。男子生徒はその中から手ごろな物を探し始めた。
「これとかよさそうですね」
そう言って男子生徒が手に取ったのは透明で、光を通すと虹色に輝く石の入ったブレスレットだった。満足げにそれを見ていた男子生徒は他のプレゼントを消した。少女が「あっ」っと言っていたがお構いなしだ。
振り返った男子生徒はそのブレスレットを少女に手渡した。手渡されたブレスレットに少女が目を白黒している中、男子生徒は口元に人差し指を置き「この事は秘密でお願いしますね?それと、それは僕からのプレゼントです。メリークリスマス」とだけ言うと何処かへ消えてしまった。
事態に全く追い付いていない少女は自分が知らぬ内に自分の家の前に居る事に気が付いた。その事にも驚きながら少女は貰ったブレスレットを胸に抱き「ありがとう」とだけ言った。
はい!閉廷!(唐突)
アレだよ、察しの良い人は察して(無茶ぶり)
恐らく暫く投稿できないかもしれません。ちょっと、色々面倒なことガガガガガガガ。
後、FGOイベントを全力Bダッシュしたりしないといけないので(血涙)
秦良玉ほちい……………。