絶対にありふれてはいけない職業は世界最恐 作:ムリエル・オルタ
沖田さんピックアップは爆死で終わりました。石がぁ……。(当時)
沖タさん当てました。出来ればセイバーも欲しい(高望み)
キーボードを変えたので少し遅めです。早く慣れないと。
戦闘描写は苦手です。上手くなりたいなぁ。
つまり、今回はカット祭り。今回は戦闘描写はダイジェストで送ります。
2018/11/21 修正&加筆
2019/02/07 修正
オルクス大迷宮、それが今回僕達が行くことになっている迷宮の名前だ。
現在でも殆ど解放されておらず、その全貌は謎に包まれている。正直なところ、僕は千里眼さえ使えば知ることは出来る。まぁ、する気は無いけど。だって面倒じゃん(慢心)
「にしても、どうやってこんなモノを作ったんでしょうねぇ………。正直、意味が分かりませんよぉ」
「そんな事言ってもなぁ………。僕もなんとも言えないし、それに良かったの?僕と同じパーティーで」
そう言ってハジメが僕に聞いてくる。確かに僕は規格外な事は自覚している。だかと言って態々あのいけ好かない勇者と同じパーティーになるつもりなど無い。
腰にある剣を片手でニギニギしながらそんな事を考える。僕達の後ろには源頼光、ジャック・ザ・リッパー、イシュタルが付いてきている。正直、イシュタルには早々に帰って頂きたい。あの爺はまだ殺せないからそれまではNo thank youだ。
「それにねぇ、僕としてはハジメと一緒に居る方が落ち着くからねぇ」
「そ、そう言って貰えると嬉しいよ」
そう言ってはにかむハジメ。中身が女性だと知っている僕からしたら少しばかりダメージが入る。まぁ、周りからはハジメがホモなんじゃ無いかと疑われているようだけど。
僕達はグループの最後尾をのんびりと歩いている。何故前に出ないのかというと天之川何某の視線が鬱陶しいからである。あの召喚の後から何かに付けて「彼女たちを解放するんだ」と言って聞かないので僕の方から近づかないようにしている。
それにしてもクラスメイトからの視線がウザったらしい。ジロジロと不躾に見てくるのでとても不愉快だ。
「ハジメ、折を見て離脱しよう。正直こんな場所からは一刻も早く立ち去るが吉だ」
「そう、だね。皆には悪いけど僕も居場所なんて無いし」
そう言って苦笑いするハジメを見ながら今後の算段を付ける。何処で離脱するかが肝心だ。それを逃してはならない。
そこでふと視線を感じた。視線を感じた方向を見るとそこには勇者パティーが居た。正確に言えばそこに居る二人。白崎と八重樫だった。恐らく、天之川何某の件で負い目でも感じているのだろう。僕はそこら辺人間の感情の機敏に疎い。この体になったのが原因かもしれないね。
「このまま行けば楽にレベルアップできるね。良かったじゃ無いですかハジメ」
「う~ん。正直皆に申し訳ないかな。戦っても無いのにこうやってレベルアップするのって」
そんな事を喋りながら進む。するといきなり地響きが起き、天井がパラパラと砂を落とす。崩落の危険性は無いはず何だけどなぁ。何でだろうね。
視線を先頭に向けると騎士団長に頭を叩かれている天之川何某が居た。つまり、こんな狭い中で
そんな時、最前列でクラス最高の愚者である家畜…………………生徒が出しゃばった。その前の会話からなんとなく察することが出来た。どうやら、宝石を使ったトラップに浮かれて飛びついてモノの見事に引っかかった様だ。莫迦としか言えない。
瞬間、足下に魔方陣が出現した。そのまま周囲を光が包み込み、瞬間浮遊感を感じる。どうにか尻餅をつく醜態を晒さず済んだが、どうやら目の前から大量の雑魚。そして一際大きな獣が出て来た。
「―――――――――――――――!!!!!!!!!!!!」
「五月蝿いなぁ、喚くな獣風情が」
自身の存在を誇示するかのように叫んだ獣に白虎丸を構え、弾丸を撃ち込む。
聞き慣れない銃声、突然現れた魔物。それにより先程までゲームみたいだ何だと言ってはしゃいでいたクラスメイトは皆パニックに陥り訓練したであろう陣形等忘れたのか好き勝手に応戦している。後、先ほど騎士団長が言うには雑魚の名前は「トラウムソルジャー」で、獣は「ベヒモス」と言うらしい。雑魚はともかく小物は名前負けだね。弱すぎる。
飛び交う怒号、悲鳴。阿鼻叫喚、生ける地獄とは正にこの事か。
「さて、不届き者の獣を殺すとしましょう。ハジメ、手伝ってくださいね」
「僕が?ま、まぁ、頼まれたらにはやるけど」
そう言ってハジメは僕の横に立つ。サーヴァントである彼女たちは出て来た雑多な魔物の処理を任してある。適材適所、正にその通りである。
ハジメにはこの大きめの魔物の足止めを頼む。味方の連携がままならない今、僕達で対処するしか無い。そんな中、僕らと同じ様に戦って居る人物を見つけた。遠目で見れば白崎と八重樫だった。あの二人は誰よりも早く復活し、対応している。天之川何某とは雲泥の差とも言えよう。
「白崎、八重樫!今は協力して下さいよ!僕がさっさとあの獣倒しますんで!」
「分かったわ!時間は稼ぐ!」
白崎は相手への対処で此方へ反応できそうにない。まぁ、仕方が無いか。阿頼耶識やガイヤのリソースを大幅に削いで作られた僕には理解できそうにないけど。なんせ戦闘時は精神を強制的に沈められているからね、戦闘時は慌てることはない。
日常ではある程度の精神制御は成されないけどそこまでテンションは上がらないんだよね。そこが辛いところ。今は関係ないことだから考えるのは止そう。まずは目の前の獣を仕留めないと。
片手で構えた白虎丸を構え、射撃。両手撃ちより精度は落ちるものの吸血鬼としての身体能力故に手ブレは無いに等しい。放った弾丸は迫ってきた獣の足を貫き崖と崖との間に出来た橋の上で獣を倒れさせる。
「僕の血を吸え」
腰に携帯している剣に血を吸わせる。それにより身体能力等が軒並み上がる。元が高いのにそれが余計に上がるのだ。強い(小並感)
白虎丸攻撃で怯んだ所に続けざまに切りつける。見た目こそ硬そうな皮膚はまるでバターを切るかのように滑らかに着られる。その結果に笑みを浮かべていると背後で悲鳴が聞こえた。
振り返ると生徒の一人が雑魚に殺されそうになっていた。普段ならそのまま見捨てるがこの最悪な状態で犠牲者が出ればただでさえ面倒な状況になってしまう。僕はそう思い、左手に持ち替えていた白虎丸を構え、雑魚に向かって撃った。放たれた弾丸は逸れることなくまるで吸い込まれるかのように雑魚に当たった。崩れ落ちる雑魚。唖然とする生徒。僕はペタンと座ったままの生徒に向かって叫んだ。
「いつまでそこに座っているんですか!?死ぬ気ですか!早く動きなさい!」
その言葉が聞こえたようで生徒は急いで立ち上がり、クラスの集団に向かって駆けて行った。それを見た後、もう一度獣に振り替える。
周囲を観察すれば騎士団長の指示だろうか、魔法を獣に集中放火させている。時々此方にも飛んでくる。油断できない。
「ほいっと!」
そんな事を考えている内に獣も起き上がり、僕に上段からの叩き付けをしようとしてくる。あまり大きく動きたくないのでスレスレで避ける。正直、此所で大立ち回りしようにも橋は脆そうなのでそこまで踏ん張れないんだよね。
一度下がってハジメと合流しようとしたとき、騎士団長の声が聞こえた。
「全員下がれ!このままだと橋が落ちる!早く!魔法が撃てる者達は彼らが撤退する隙を作るぞ!」
そう聞こえた。確かに先程から橋がぐらついている気はしていたがいくら何でも早すぎる。そもそも、そんなに耐久力が低ければ僕達が来る前にモンスターによって破壊されているはずだ。
そう思い橋を走りながら確認する。その瞬間目の前を走っていた八重樫と白崎に炎の弾が着弾し吹き飛ばされた。
「チッ!」
落ちる寸前でどうにか二人の手を掴む。が、又そこに炎の弾が今度は僕の体に当たった。背中が熱い。服が少し焦げたかもしれない。それと同時に僕達の足下の橋が完全に崩れ落ちる。僕としてはこう自然な形で国を抜けれることは好都合なんだけどね、ハジメはどうなってるか分からないけど僕はハジメ以外にも二人ほど命を預からないといけないらしい。
だけど、これだけは人間共に言っておこう。
「憶えていなさい!人間!僕が戻ってきたとき、相応の報復をさせて貰いますよ!」
「フェリド!」
谷底に落ちながら見たのは僕を追いかけるように落ちてきたハジメの姿だった。
全く、何をやってるんですか。貴女は。
少し長めでしたね。まぁ、モチベが時々下がったりして途中まで書いては放置、書いては放置を繰り返した結果です。
アサシンピース足りない。足りないよぉ…………。