2人の赤龍帝 〜真なる赤龍の魂を持しもの〜 作:大熊猫シャンシャン
一人称side
「ウゥ…ン…ここは」
俺は気がついたらベットの上にいた
「起きたみたいだね 急に倒れてびっくりしたよ」
「倒れた?…」
(倒れたって…ああそうか思い出した)
「やっぱり夢じゃなかったんだな」
(クソ夢だと思いたい出来事ばかりだ)
「大丈夫? 」
「大丈夫だ 心配かけたようでごめんな」
「気にしなくていいよ」
そう言ってヴァーリちゃんはニコッと笑った
(! かわい…すぎ…る)
「どうしたの?顔が赤いよ?」
「嫌! 何でもないよ!」
「そう? それなら良いんだけど」
ガチャ
「おーい ヴァーリ! 坊主は起きたか?」
「あ!アザゼル!誠次なら今起きたよ」
急に扉が開いてアザゼルと呼ばれるちょいワルオヤジ風の人が入って来た
「おお! 起きたかちょうどよかった」
「あの…貴方は?」
「お? そうだな先ずは自己紹介しなくちゃな
俺は神の子を見張る者の総督アザゼルだ」
ドヤ顔で自己紹介して来た
(総督⁉︎つまり…なんだ?)
「あのー」
「ん?なんだ?」
「総督って…なんですか?」
「な⁉︎」
アザゼルさんは驚いて声を上げ
「まあそうなるよね」
ヴァーリちゃんは呆れていた
「総督って言うのはね簡単に言うと一番偉い人のことだよ」
「なるほど一番偉い人か…一番偉い人⁉︎」
(やばい! そんな偉い人だったなんて)
「あの…その…えっと先程は…」
「あはは そんなに畏まらなくて良いよ 総督って言っても肩書みたいな者だもん」
「な⁉︎ 何言ってるんだヴァーリ! 」
「だって本当のことじゃん ほとんどの仕事シェムハザさんに丸投げして自分は研究ばかりじゃん」
「嫌…それは…その…」
「なんだか親子みたいだね」
(娘の尻に敷かれる父親みたいだな)
「まあ、あながち間違っちゃいない 一様コイツの保護者だしな」
(じゃあ本当に尻に敷かれてるんだ)
「さあこの話はここまでにしておこう
本題に入るぞ 坊主お前これからどうする?」
アザゼルさんはおちゃらけた雰囲気から真面目な雰囲気に変わった
「どうするって?」
「簡単に言うとお前に行く場所はあるのか?」
「それは…」
(家にはもう帰れないし友達もいない俺には行く場所が無い…今気づいたけど俺めちゃくちゃやばい状況じゃないか!)
「まあお前の考えていることは大体分かってる行く場所がないんだろ」
「なんで分かったんですか⁉︎」
「そりゃあお前について色々調べたからな」
「そうですか…」
「そこでお前に提案がある」
「提案?」
「お前うちに来ないか?」
「え?」
「だからうちに来いって言ってるだよ 勿論きちんと仕事をしてもらうがな 安心しろ働いた分の給料は出してやる」
「え? 良いんですか?」
「別に良いぞうちはお前のような奴を保護したりもしてる それにうちに来ればいつでもヴァーリに会えるzドゴォ「何言ってるの!」」
ヴァーリちゃんが怒ってアザゼルさんを殴った
(怒ったヴァーリちゃんも可愛いな)
「いってえな! 何しやがる!」
「アザゼルがいきなり変なこと言うからでしょ!」
「クソォ イッテェ で? 坊主どうするんだ?」
(ここから出ても行く場所は無いし…それにここにいれば仕事もあし何よりヴァーリ…いかんいかん何を考えているんだ)
「…決めました これからお世話になります」
「そうか 改めて挨拶しよう俺は堕天使組織グリゴリの総督アザゼルだ 普通にアザゼルと呼んで来れて構わない よろしくな」
「じゃあ私も 私は堕天使組織グリゴリ所属のヴァーリ・ルシファーだよ 呼び方はヴァーリでいいよ
これからよろしくね」
「じゃあ俺も 俺は兵藤誠次 まあ親にも捨てられたし誠次でいいか 呼び方は普通に誠次で頼む
これからよろしくお願いします」