今回は俺、兵藤一誠が主役だぜ。前回リアス・グレモリーとその眷属を倒した。理由は、言わずともあれだ。めんどくさいからだ。でも、戦って気が変わった。だから、明日の放課後なら行ってもいいと伝えると、木場が「うれしいな、ありがとう」って、笑顔で言ってきたので少し怖くなった。・・・・こいつは、ホモなのではないかと。まあ、そのあと普通に家に帰ったが。
まあ、そのこととは関係ないのだが、識はついてこないらしい。なんでも、めんどくさいかららしい。でも、何かあったときはこれを使って呼んでくれと、御札みたいなものを渡された。使い方は、魔力を込めて、伝えたいことを心の中で言うらしい。
~放課後までの時間は飛ばす~
放課後になった。今日は、リアス・グレモリーのもとへ行かなくてはならない。自分で、昨日何で明日に行くって言ったんだろうって後悔している。
「や。どうも」
ようやく木場が来た。なぜか知らないが、廊下、教室から木場に対して黄色い歓声が沸いている。正直に言うとすごく怖い。
「約束通り、僕についてきてほしい」
キャー!
まだ黄色い歓声が聞こえる。本当に怖いから、正直のところやめてほしい。
「木場君が兵藤君が一緒に歩いている」
「絵になるわね」
「これは、もしかして木場君×兵藤君のカップリングかも」
「これは、攻めが兵藤君で、受けが木場君かも」
「その逆だったりして」
などと訳の分からないし、そして知りたくないようなことを言われている。マジで怖い。
「OKOKわかった、わかった」
俺は、自分の言ったことなので了解する。歩き出す木場についていく。
木場の後に続きながら向かった先は、校舎の裏手だった。木々に囲まれた場所に旧校舎と呼ばれる、現在使用されていない建物があった。まあ、外観は木造で古いけど、ガラス窓とかは一枚も割れていなかった。まあ、古いだけだな。
「ここに部長がいるんだよ」
木場はそう告げた。もの付きだな、リアス・グレモリーも。まあ、俺には、関係ないことだがな。
また、木場が歩き出したから、また、俺もついていく。考えるのは、めんどくさいからな。
二階建ての木造校舎を進み、階段を上る。さらに二階の奥まで歩を進めた。廊下もきれいだったし、まあ、きれい好きなんだなと思いながら歩いていた。
木場があるくのをやめた。目的の場所についたようだ。俺は戸にかけられたプレートを見て驚いた。
『オカルト研究部』
オカルト研究部・・・・・・ね。これって、何をする部活なんだ?
「部長、連れてきました」
「ええ、入ってちょうだい」と声が聞こえた。俺的にはおらずに家に帰るっていうシナリオの方がよかったな。木場が戸を開け、あとに続いて室内に入った。至る所に魔法陣らしきものがあり、正直吐きそうになった。まあ、そんなことを思っていると、
グハッ
腹に何かが当たった。よく見てみると白音ちゃんのようだった。
「・・・・・・・・・今日は何で識さんがいないんですか?また、戦いたかったのに」
そんなこと俺に言われてもね。そういうことは、識に行ってほしいもんだと考えながらソファーに座った。白音ちゃんも横に座り、和菓子を食べ始めた。途中「・・・・・いりますか?」と聞かれたけど、今はいいやと返し受け取らなかった。
シャー。
部屋の奥から、水が流れる音が聞こえる。なぜシャワーの音がと思い、シャワーカーテンがあった。すごいねここ、シャワー付の部室なのだから。
キュッ。
水を止める音だった。
「部長、これを」
カーテンの奥にもう一人いるようだ。この気配は、姫島朱乃のようだ。
「ありがとう、朱乃」
予想通りだった。カーテンの奥で着替えているようだが、特に興味もわかない。なんでだろう?何に飢えているんだろう?そんなことを考えているうちに
ジャー。
カーテンが開いた。なんでシャワーを浴びていたのかと、聞きたかったが飲み込んだ。全員そろったらしい。いや、一人足りないな、零崎が来ていない。
「しょうがない、零崎神谷を10秒以内に連れてきます」
俺はそう呟くと、気配探査の範囲を広げた。ここまでの時間、わずか0.1秒。感じたことのある気配があったのでそこまで軽く―――――とは言っても時速300km位だけど―――――走り捕まえた。ここまでかかった時間は2秒。次に旧校舎までまた、戻った。これで合計時間は、5秒くらいだろうか?
「なんで俺、旧校舎にいるんだ?普通にかえっていたはずなんだが・・・・・って兵藤、お前の仕業か!!」
「さあ、早く部活を始めてください、リアス・グレモリー」
「俺は、無視かよ」
なんか、聞こえた気がするけど、、気にしない気にしない。
「これで、全員そろったわね。兵藤一誠君」
「何ですか?」
「私たちオカルト研究部はあなたを歓迎するわ」
「いやだ」
「悪魔としてね」
俺の言葉を完全に無視したな、こいつは。
「粗茶です」
「ドーモ」
わざわざ姫島朱乃は、お茶を淹れてくれた。ずずっとと一気に飲んだ。案外うまかったが、識の方がうまかったことは伏せておいた。
「朱乃、あなたもこちらに座ってちょうだい」
「はい、部長」
全員の視線が俺に集まる。リアス・グレモリーが口を開いた。
「単刀直入に言うわ。私たちは悪魔なの」
今度は、俺が口を開いた。
「知っていますけど」
「なんで知っているのかしら?」
そりゃあ
「識から悪魔のことは聞いていたし、それに悪魔の気配を知っているので」
その言葉に白音ちゃん以外の全員が驚いていた。中には、どこで知ったのかを聞いてくるやつもいたが無視した。
ここで区切ります。