時は、放課後。俺は今、識と共にオカルト研究部の部室へと向かっている。えっ、なぜかって?
理由は、簡単さ。暇だからと言うことと、面白いものが見れると聞いたからだ。
というわけで、部室前に来たのだが、
「なぜに、結界が張られてるん?」
「まあ、どうしますか?にいさん」
どうしようかな、本当に。結界壊そうとしたら絶対に校舎も壊れるからな~・・・・・握力だけで。
「しょうがない、扉を壊す覚悟で壊しますか?」
「了解」
識は、そういうと隙間から短刀を取り出し、切り裂いた。
(切れ味いいね)
正直な感想だった。だって、前からずっと使っているのに切れ味が変わんないどころか、よくなっているだもん。
んなわけで、
「お邪魔しまーす」
「・・・・・同じく」
俺たちは、ちゃんと結界を切り裂き、入ってきた。が、ちゃんと直したし、いいよね?
「まったくあなたたちは・・・・」
「リアス様、この人たちは?」
「彼らは兵藤一誠君と兵藤識よ」
「ドウも」
「・・・・どうも、悪魔さん」
まあ、リアス・グレモリーから聞いたがこの悪魔は、グレイフィアとかっていうらしい。興味のかけらも存在しないがな。
「で、リアス・グレモリー。なんで俺を呼んだ?面白いことは、まだなのか?ていうか、帰っていいか?」
俺が帰ろうとしたときに、ちょうどグレモリー家以外の魔法陣が輝きだす。この紋章は、
「フェニックス!」
木場が叫ぶ。フェニックスってあれか、不死鳥のアレ。
そんなことを思っていると、魔法陣の中から現れたのは、
「愛しのリアスぅ、お前に会うためにわざわざ人間界まで来てやったぜ」
・・・・・・・二十代前半くらいに見えるホストみたいなやつだった。
「お茶ですわ」
「いやー、リアスの女王が入れてくれたお茶はうまいな」
「痛み入りますわ」
笑顔だけど、友好的なものではないようだ。その証拠に神谷君がわずかに震えている。
「何しに来たのライザー」
「さっきも言ったはずだが?お前に会いに来たんだよ、リアス」
「帰ってちょうだい。私は、あなたなんかに会いたくないわ」
嫌われてるな~、ライザーっていう鶏肉は。でも、リアスも冷たいね~。
「ともかく帰ってちょうだい。私は、自分で婚約者を探すわ。それくらい私にも権利は、あるはずよ」
「俺もな、リアス。フェニックス家の看板を背負った悪魔なんだよ。この名前に泥を塗るわけには、いかないんだよ。そもそも人間界俺は、好きじゃない。この世界の炎と風は汚い。炎と風を司るとして耐えられないんだよ」
そういった瞬間、ライザーの体から炎が噴き出した。チッ、こっちまで火の粉が来るし。
「俺は君の眷属を全て燃やし尽くしても君を冥界に連れて帰るぞ」
殺気的なものがあれからあふれ出す。
「リアス、お前の眷属はこいつらだけか?」
「ええ。識と一誠以外はそうよ」
「ってことは、こいつら人間か?なんでこんなところにいるんだ?」
「何を今更・・・・」
「識ぃ、こいつ殺っちゃおうぜ」
「リアス・グレモリーに聞いてからにしようよ」
「というわけでいいですか?」
次回、ライザーの運命はいかに