アマゾン・ストラトス   作:I S S E I

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何か投稿出来ました。

以外とアイデアが浮かんで来て書いてて楽しかったです。

それでは本編どうぞ。


再会

一夏side

 

俺は誘拐犯達を食った後、変身を解いて施設を出た。

 

やっぱりアマゾンに成ったせいか美味く感じた。

 

ちなみにベルトは、誘拐犯の1人が持ってたリュックを拝借してその中に入れた。

 

他の中身は食い物以外捨てた。

 

外は辺り一面木ばっかりだ。

 

どうやら此処は森の中みたいだ。

 

それにしても、アマゾンに成ってから嗅覚が鋭く成った。

 

それはもう、人物の識別が出来るレベルでだ。

 

一夏「さて、これからどうするかな。当たり前だけど、土地勘は無いし。日本に帰るにしたって、アマゾンに成ったって言っても泳ぐのは幾ら何でも無理が有る」

 

俺はそうして暫く考えていると、何かが飛んで来る音が聞こえた。

 

辺りを見回すけど何も無い。

 

一夏「もしかして、五感全部が発達してんのか?」

 

それに気付いた俺は、目を閉じて耳に神経を集中して聞き耳を立てる。

 

一夏「!上か!!」

 

俺が見上げた時、何が落ちて来ていた。

 

俺はすぐにその場から離れて、茂みに身を隠した。

 

スドオオォォン

 

何から地面に落ちて土埃が舞う。

 

土埃が晴れて、其処に有ったのは

 

一夏「に、人参?」

 

何でか知らねえけど、人参形のロケットが落ちて来た。

 

すると人参が半分に割れて、中から人間が出て来た。

 

???「いっくん!!何処、いっくん!!!」

 

その呼び方には覚えが有った。

 

一夏「た、束さん」

 

その人はISの産みの親で有り、現在世界的指名手配中の篠ノ之 束さん。

 

そして余談だけど、俺の初恋の人だ。

 

思わず呟いた時、どうやら聞こえたらしい。

 

束さんが俺の方を向いた。

 

束「いっ、くん?いっくんだよね?」

 

一夏「そうですよ、束さん」

 

束さんの問い掛けに、俺はそう答えた。

 

束「いっくううううぅぅぅぅん!!!」

 

束さんは俺の返答を聞いて、泣きながら飛び付いて来た。

 

俺はそれを抱き止めた。

 

束「うわあぁぁぁあああああ!!!いっくううううん!!!」

 

抱き止めたまま、束さんは泣いた。

 

一夏「お久しぶりです、束さん」

 

俺が挨拶すると、束さんは不機嫌そうに言う。

 

束「二人きりの時は、なんて呼んでって言ったかな?」

 

そうだった。

 

一夏「久しぶり、束姉(たばねえ)

 

束「久しぶり、いっくん」

 

俺が言い直すと、束姉はまだ涙目では有るけど笑顔でそう言った。

 

お互い挨拶したのも束の間、俺は此処に向かって来る1つの音を聞き取った。

 

一夏「何か来る」

 

束「どうしたの、いっくん?」

 

俺の呟きに、束姉が聞いて来た。

 

一夏「何か、ジェット噴射の音が聞こえる」

 

束「・・・そんな音聞こえないよ」

 

俺が答えると、束姉は耳を澄ました。

 

でも、普通の人間にはまだ聞こえねえよ。

 

正確には分かんねえけど、まだ結構距離が有るだろうし。

 

一夏「(!?風の音が変わった。スピードを上げたか)束姉、隠れよう。何かが此方に向かって来てる」

 

束「うん、分かった」

 

俺は奴がスピードを上げた事に気付いて、急いで束姉に隠れるように言った。

 

でも、もう遅かった。

 

???「見つけましたよ、篠ノ之博士」

 

上から女の声が聞こえて来た。

 

声が聞こえた方に振り向くと、一機のISに乗った女が居た。

 

俺は束姉の前に立って、女に聞いた。

 

一夏「何者だ、アンタ?」

 

俺が聞くと、女は面倒臭そうに答えた。

 

N「私は亡国企業(ファントム・タスク)の構成員、コードネームNよ。さぁ、自己紹介して上げたんだから男はさっさと消えなさい。私の気が変わらない内に」

 

自己紹介の後、女は手で払いながらそう言った。

 

一夏「後ろ向いた時に不意討ちしようとしてる奴の言葉なんか聞けるかよ」

 

女の狙いを俺が言うと、女は笑いながら言う。

 

N「あら、気付いてたのね」

 

それと同時に、Nは着陸した。

 

俺はNに、束姉を狙う理由を聞いた。

 

一夏「束さんを狙う理由は何だ?」

 

N「冥土の土産に教えて上げるわ。彼女にISのコアを作って貰う為よ」

 

Nはそう答えた。

 

俺はさらに、Nに聞いた。

 

一夏「彼女の意思は?」

 

でもNから、有り得ない答えが帰って来た。

 

N「フッ彼女の意思?そんなの知らないわよ、強制するに決まってるじゃない」

 

Nの返答に、俺の中で何かがキレた。

 

一夏「・・ろす」

 

N「ん?何か言ったかしら」

 

一夏「喰い殺す!!!」

 

俺はそう叫んだ。

 

N「フッそんな事、出来る訳が無いでしょ」

 

一夏「ソイツはどうだろうな」

 

Nの否定に、俺はそう言いながらベルトを取り出し着けた。

 

そしてグリップを握り、Nに歩み寄りながら俺は言った。

 

一夏「生憎だが、俺は人間じゃねえんだよ。アマゾン」

 

そう言って、俺はグリップを捻った。

 

ベルト〔ジ・リ・オン〕

 

そして黒い熱風が発生し、俺はアマゾンに成った。

 

N「な!?お、お前は何者なんだ!?」

 

一夏「俺か?俺はアマゾン、アマゾン・ジリオンだ」

 

Nの問い掛けに答えると、束姉が動揺した。

 

束「あ、アマゾンってあの化け物の事だよね?」

 

一夏「そうだよ。この近くに、野坐間製薬の子会社が有る。俺は其処に監禁されてた。誘拐犯の1人から施設の名前を聞いて、鳥肌が立ったよ。でも何の道、俺は捨てられた身だからな。生き延びる為には、この方法しか思い付かなかった。だから俺はアマゾンに成った」

 

俺は束姉に説明した後、Nを睨みながら言った。

 

一夏「さてと、お喋りは此処までだ。アンタは今から、俺の食事だ」

 

俺はそう言ってNに向かって走った。

 

束 side

 

いっくんと再会出来た時は、凄く嬉しかった。

 

私は昔からいっくんが好きだった。

 

最初はLikeだったけど、今は・・LOVE。

 

いっくんが愛おしくて堪らない。

 

でも、いっくんが誘拐されたのを[見た]時は驚いた。

 

しかも、あの(春十)がいっくんを身代わりにした時は本気でキレた。

 

私は急いでロケットに乗って迎えに言った。

 

いっくんと再会出来て本当に嬉しかった。

 

再会を喜んでいたら、いっくんの表情が険しく成った。

 

一夏「何か来る」

 

そう言って、辺りを見渡すいっくん。

 

束「どうしたの、いっくん?」

 

私は不審に思っていっくんに聞いた。

 

一夏「何か、ジェット噴射の音が聞こえる」

 

そう言われて、私も耳を澄ました。

 

でも、それらしい音は聞こえない。

 

束「・・・そんなの聞こえないよ」

 

私がそう言った直後、いっくんが焦った表情で言った。

 

一夏「束姉、隠れよう。何かが此処に向かって来る」

 

束(私は何も聞こえないのに、いっくんてそんなに耳良かったっけ?)

 

私はそう思った。

 

でも今は、いっくんに従う事にした。

 

束「うん、分かった」

 

でも後ろから、女が呼び止めて来た。

 

女「見付けましたよ、篠ノ之博士」

 

すると、いっくんが私を庇うように前に立った。

 

一夏「何者だ、アンタ」

 

いっくんに聞かれて、自己紹介をする女。

 

女が着陸した所で、いっくんが目的を聞いた。

 

すると、女はあっさり答えた。

 

N「彼女にISのコアを作って貰う為よ」

 

束(そんなの嫌だ。私の娘達が、人殺しの為に使われるなんてもう懲り懲り!!)

 

すると、いっくんがまた女に聞いた。

 

一夏「彼女の意思は?」

 

いっくんがそう聞くと、女は鼻で笑って答えた。

 

N「フッ彼女の意思?そんなの知らないわよ。強制するに決まってるじゃない」

 

流石に今の女の言葉には頭に来た。

 

でもいっくんが何か呟く。

 

一夏「・・ろす」

 

いっくんの呟きが、女にも聞こえたみたい。

 

女がいっくんに聞いた。

 

N「ん?何か言ったかしら?」

 

するといっくんが女を睨みながら叫んだ。

 

一夏「喰い殺す!!!」

 

それを聞いて、女はまた鼻で笑って言う。

 

N「フッそんな事、出来る訳が無いでしょ」

 

一夏「ソイツはどうだろうな」

 

女は否定したけど、いっくんはそう言いながらリュックから何かを取り出した。

 

良く見ると、それはベルトだった。

 

そしていっくんは、ベルトを着けて女に近付きながら言う。

 

一夏「生憎だが、俺は人間じゃねえんだよ。アマゾン」

 

いっくんが呟いてすぐに、機械的な音声が聞こえた。

 

ベルト〔ジ・リ・オン〕

 

それと同時に、いっくんから黒い熱風が吹いた。

 

そして、いっくんの姿が変わった。

 

それを見て、女は動揺しながらいっくんに聞いた。

 

N「な!?お、お前は何者なんだ?」

 

一夏「俺か?俺はアマゾン、アマゾン・ジリオンだ」

 

私はそれを聞いて、今までに無いくらい驚いた。

 

束(アマゾンって、野坐間製薬が作った人喰いの化け物の呼称だった筈。そう言えばいっくん、姿が変わる前に[アマゾン]って)

 

私は動揺しながらもいっくんに聞いた。

 

束「あ、アマゾンってあの化け物の事だよね?」

 

私の問い掛けに、いっくんは落ち着いた様子で答えてくれた。

 

一夏「そうだよ。この近くに、野坐間製薬の子会社が有る。俺は其処に監禁されてた。誘拐犯の1人から施設の名前を聞いて、鳥肌が立ったよ。でも何の道、俺は捨てられた身だからな。生き延びる為には、この方法しか思い付かなかった。だから俺はアマゾンに成った」

 

一夏は説明を終えると、女の方に向き直った。

 

一夏「お喋りは此処までだ。アンタは今から、俺の食事だ」

 

いっくんはそう言って、女の方に走って行った。

 

その早さは尋常じゃなかった。

 

一瞬で女の懐に入って、お腹にパンチを食らわせた。

 

女「グフッ!!!ぐっ、バカな。此方はISだぞ、何故ただのパンチがこんなに効くんだ?」

 

女は膝を付いてそう言った。

 

束(確かに凄い。絶対防御が有るのに、あんなに苦しそうに。生身だったら死んでるね)

 

少しして、女が立ち上がった。

 

でもその直後、女は動揺した。

 

N「ば、バカな!?たった1発で、SE(シールド・エネルギー)が半分に!!!」

 

束(う、嘘!?)

 

女の言葉を聞いて、私も驚いた。

 

殴っただけで一気にSEが半分に成るなんて、信じられない。

 

一夏「これがアマゾンの力だ。ISなんてオモチャじゃ、幾ら頑張っても勝てねえよ」

 

一夏は女に突き付けるように言う。

 

一夏「悪いが、チェックメイトだ」

 

一夏がそう言った時、女がハンドガンを出していっくんに向けた。

 

N「死ぬのはお前だ!!!」

 

一夏「遅い!」

 

いち早く気付いたいっくんは、ハンドガンを蹴り飛ばした。

 

一夏「宛が外れたな、アマゾンの五感は人間とは桁違いなんだよ。アンタがハンドガンを出す前、粒子の段階から聞こえてた。つまりは、お見通しって訳よ。だからアンタが幾ら早く武器を出しても、予め察知出来るって事だ」

 

N「そ、そんな」

 

いっくんの解説に、女は絶望の表情で項垂れた。

 

一夏「腹が減ったな。アマゾンだからな俺は、だからアンタを喰うぜ。俺を誘拐した奴等も、俺が食い殺した」

 

いっくんは女を見下ろしながらそう言った。

 

それを聞いた女は、恐怖で腰が抜けたのか立てないでいる。

 

それでも逃げようと這いずって距離を取ろうとする。

 

N「い、嫌よ。食べられるなんて冗談じゃないわ!!そんなの止めて!!!」

 

女の命乞いを聞いて、いっくんが女に聞いた。

 

一夏「なら聞くけどよ、お前が散々殺して来た奴等の中で命乞いを1度でも聞き入れた事が有るか?」

 

N「・・・」

 

いっくんの質問に、女は黙った。

 

するといっくんは、女を蹴り飛ばした。

 

ガキイイイィィィンッ

 

N「きゃああああああ!!!」

 

悲鳴を上げながら飛んでいく女。

 

一夏「だと思ったぜ。都合の良い事言ってんじゃねえよ」

 

いっくんの表情は分からないけど、怒ってるのは分かる。

 

そしていっくんは女の方へ歩いて行く。

 

N「し、SEが!!!」

 

女がそう叫んだ。

 

束(まさか、たった2発でSEが無くなるなんて)

 

私がそう思ってると、いっくんが女をISから引きずり出した。

 

一夏「終わりだ」

 

いっくんはそう言って、腕の返しで女の首を裂いた。

 

その時、夥しい血飛沫が飛んだ。

 

そしていっくんは、女を食べた。




いかがでしたでしょうか。

少し瞬殺が過ぎましたかね?

次はもう少し頑張ります。

それでは次回もお楽しみに
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