神託が来ました。
あの、『丸亀城の戦い』以上の規模のバーテックスの侵攻が始まるそうです。
■■さんが諏訪に行って、四国にいない今、戦力は元の、私達勇者と巫女のみでバーテックスに立ち向かわねばなりません。
ですが、今の勇者のみんなは不安定です。
あんなに張り合いがなさそうで楽しくなさそうな若葉ちゃんや球子さんは見たことがありませんし、千景さんは雰囲気が暗くなり、どことなく友奈さんも元気がなさそうです。
杏さんは・・・・・・■■、■■■■■■■。
心配です。本当に。
西暦
[大社検閲済]
*
ベッドに寝転がって、部屋の窓から見える諏訪の夜空を見上げる。
空に浮かぶ
今日、水都から聞いた話だと、太平洋側から、海外を蹂躙したバーテックスが日本に集結してきているらしい。
今だかつてない規模の戦いになるだろうという、今回の侵攻。
・・・・・・必ず、守り通す。この諏訪を。
俺が例え、どうなろうとも。
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走る。
ただ、駆ける。
四国が危険だ。
竜介達は、ただ何も言わず見送ってくれた。
藤森の言った神託が事実なら、明日、遅くても明後日の昼には、海外を荒らし回ってたバーテックスが四国、諏訪、そしてその他全国各地に襲いかかるだろう。
「もっと・・・・・・もっと、速く・・・・・・ッ!」
急げ。
行きのように、二週間もゆっくりしていられない。
七倍以上の速度で、四国へ帰る。
そして、人間を食い散らかす事しか頭にない畜生共を一匹残らず叩き潰すッ!
*
「さぁて、どうするか」
良く見れば、遠くの空には幾億の星屑が煌めいて、その一つ一つが人を簡単に食い散らかす化け物だった。
畜生、とうとう奴ら、日本を本格的に消し滅ぼすつもりらしいな。
北の大地は試される土地だと聞いたことがあるが、まさかここまでとは思いもしなかった。
「久々に、大暴れするか。まだ試してない専用技もあるしな」
俺は、無意識の内に『こおりのつぶて』を辺りに撒き散らしていたらしく、今正に俺を食いつぶそうとした化け物共は細切れになっていた。
*
今朝、棗が聞いたという、海が言っていた事について考える。
海中を、超高速で移動するバーテックスが沖縄に向かっているらしい。
「・・・・・・とうとう、最終決戦っぽい感じか」
海外にいた野郎共が一切の例外なく日本の、生き残りの奴らをぶっ殺す為に集結しているらしい。
そのうち、俺が海から来る奴ら相手は苦手だという事が知られているらしく、都合よくバーテックスはその殆どが海中遊泳型。空を飛んでる奴は、殆どが別の場所に行ってしまっているらしい。
「でも、関係ない」
一匹残らず、焼き尽くす。
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後に、『人神戦争』と呼ばれる、人と神々の戦争の、その『前哨戦』が始まろうとしていた。
ーーーー『俺達』が勝つ。
次からなんか神世紀で言ってた人神戦争へととっつにゅー。
なんか原作から程遠くなってるけど大丈夫でしょうか・・・・・・?