CRIMATE   作:MIKAZUKIN

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今回は前後半にわけて投稿する予定です。
一話の挿し絵はGICさんに描いていただきました
まだ先ですけどファントムのところで悩んでます。


未完な二人《ぼく》

「ミカン、アリサ久し振りだな」

「久し振りですねミストガン!アレの調子はどうですか?」

「ミストガン久し振り~何かお土産とかない?」

「2人とも落ち着け、2人同時に話しかけられてもわからん…」

「だって嬉しいんですもん!」

「「ね?」」

ミストガンは私にとって命の恩人であり、尊敬する人であり、兄のような存在です。眠り魔法が得意で本当に頼りになるお兄ちゃんです!

「今回のクエストはどうだったんですか?」

「あぁ、特に問題なく終わったよ」

「さっすがミストガンだね~、S級魔導師にして妖精の尻尾最強の魔導師候補の1人は違うね~」

「私はギルド最強に興味はない。それにミカンとアリサも同じS級だろ?」

「ふふふっ、でもミストガンが凄いことは事実ですよ。そういえば今回はどれくらいこの辺にいるつもりですか?」

「ん?今回も明日には出るつもりだ」

「えぇ~たまにはゆっくりしていこうよ~」

「とはいってもアニマのこともあるしな」

「えぇー!なら私達も一緒に行っていいですか?」

「もちろんだ。今回は3人でいこう」

「やった!ではクエストは私達が適当に選んでおきますね」

「あぁ、わかった。なら明日いつもの場所でいいか?」

私達が頷くとミストガンは少し嬉しそうに見えた。

「じゃあ、また明日だな」

「わかりました」

「りょうか~い」

「これ、早く解いていかんか」

マスターの声を聞いてから周りを見ると、みんな眠っていた。話に夢中になってて忘れていたけどみんなミストガンの魔法にかけられていたままでしたね。

「すまない…伍…肆…参…弐…壱…零」

ミストガンが霧のようにして消えていくと、突然みんな目を覚ました。ナツ以外…

「うぉっ!寝てた」

「相変わらず凄ぇ魔力だな」

などとみんながある意味いつも通りの反応をしていると金髪の子だけは何が起きたのかが理解できないといった様子で戸惑っていた。

もしかして最近入ってきたのかなでも、どっかで会ったことがあるような気がするなぁ…

「もしかしてミストガンの魔法にかけられたの初めてっぽいけど新入りさん?」

「ふぇっ!?あ、はい!先日入りましたルーシィハートフィリアといいます!」

ハートフィリア……か、間違いなくどっかで聞いたことがあるというか多分会ったことあるね

「ふふふっ、そんなにかたくならなくていいですよ。私はミカン ミドナです。ミカンって読んでください。それでこっちが…」

「アリサ ミティだよ~。よろしくねルーシィ」

私の自己紹介の後にそのままアリサに流したのだがアリサの名前を聞いたルーシィの目が輝いていた。

「あ、あのアリサさん…私アリサさんに憧れてるんです!!ソーサラーでもいつもみてます!」

「へぇ~そうなんだ…それは嬉しいね」

ふふふっ、平静を装おうとしてますけど少し顔が紅くなってますね…ってなんでこっちを睨んでるんですか!少し怖いですよ……えっと何か話をそらせないかな…

「あ、そういえばミストガンのことを話そうとしてたんでしたね」

「へ?あ、お願いします」

「ミストガンはこの妖精の尻尾で最強の魔導師の候補の1人なんですよ。でもクエストを受けるときとかはみんなを眠らせてからくるからみんな顔を見たことないんですよ」

「へぇ~謎が多いんですね」

「俺はあいつの顔を見たことあるぞ」

あぁ~今日はギルドにいるんですね…正直あの人苦手なところあるんですよね…

「あの人は誰なんですか?」

「アイツはラクサス、さっきミストガンのことを最強候補の1人って言ったよね。ラクサスもその1人なんだよ」

「あとは、あの親父とお前もだろミカン、いや|妖精の語り手<<ストーリーテラー>>さんよぉ」

「ん~、その呼ばれかなは好きじゃないんですよね~せめてギルドのみんなからはミカンって呼んでほしいですよ」

「俺はお前の力はかってるんだよ力はな!お前の甘い考えが気にくわないんだよ」

ラクサスの言いたいことはわかるきはするよ僕はね、けど私は違うんだよ。私はこれが私なんですよ?

「甘い考え、ね~何のことを言ってるか私は分からないかな~。ねぇ教えてよ。でも内容によっては知らないよ?」

「はん!わざとらしい、なら教えてやるよ。お前らの仲良しこよしの温い考えだよ。そんなんだから他のやつらになめられる!俺は誰にも負けない最強のギルドをつくる!俺のギルドにそんな温い考えのやつは要らねぇ!!」

「なるほどね~ラクサスの言いたいことは分かったよ。なら、ちょっとお灸を据えてあげ「ラクサース!俺と勝負しろー!」え?ナツ??」

さっきまで寝てませんでしたか?もしかして私とラクサスの空気で起きちゃった?

「ハ!手前ぇがこっちに来いよ」

だがナツは一階の酒場に、ラクサスは2階にいた。

「上等だー!」

はぁ…少しは落ち着きなよ。全く完全にラクサスにのせられてるじゃないか。

「ナツ?ストップ。ナツはまだ2階に行っちゃダメでしょ?大丈夫僕がやるから」

「お、おう…」

ふふふっ、みんなの前で僕が出るのって久しぶりかな。みんな戸惑ってるな~まぁとりあえずラクサスにはお灸を据えようか

僕がラクサスに攻撃する寸前に突然後ろからはたかれた。

「なに思いっきりやろうとしてんの!ナツを止めるまではよかったのにミカンが暴れたら意味ないどころか下手したらギルドがなくなるでしょうが!」

「へ?あぁ、ごめん…なさい、私も少しむきになってましたね」

「ふん!腑抜けが!」

「フフフッ、ラクサスも素直じゃないね。ミカンの雰囲気が変わったとき少し気圧されてたくせに」

アリサに図星を突かれたのか、一瞬私達のことを睨んだかと思ったらラクサスは立ち去っていた。

ギルドは先程の騒がしさから一転して沈黙がおりていた。

「あ、あの…」

そんな沈黙を破ったのは申し訳なさそうな声だった。




思いついた情景を文にするのって難しい…
今のところまだ未定ですがいつかIFストーリーも書いたりしようと思ってます
よければこんなシチュエーションがいいとか御座いましたらリクエストしてください。
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