まだ序盤なのにかなり迷走しそうな予感しかしない…
~ルーシィSIDE~
「ラクサース!俺と勝負しろー!」
ナツったらさっきエルザにやられたばかりなのに…やっぱりめちゃくちゃね…
「手前ぇがこっちにこいよ」
うぅ…ラクサスさんのことはまだよくわからないけど、少し怖いな…それに
「上等だー!」
あぁ、ナツが挑発に乗っちゃった…ギルドの中でナツが暴れたら本当にギルド壊しそうで怖いわ…でも、私じゃ止められないし、グレイ…じゃ逆効果だろうし…あ!エルザならいけるかも
「ナツ、ストップ。ナツはまだ上に行っちゃダメでしょ?大丈夫僕がやるから」
「お、おう…」
え!今の…ミカン…さん?さっきまでと雰囲気が全然違う。まるで別人になってしまったみたい。あのナツが止まるなんて…でも、今のミカンさんラクサスさんとは少し違う意味で怖い。なんだか危なっかしいというか、ミカンさん自身が一番悲しそうに見える…
「なに思いっきりやる気になってるの!ナツを止めるところまでは良かったけどさ」
「へ?あぁ、ごめん…なさい、私も少しむきになってましたね」
「ふん!腑抜けが!」
「フフフッ、ラクサスも素直じゃないね。ミカンの雰囲気が変わったとき少し気圧されてたくせに」
あの三人だけ…いや今はアリサさんとラクサスさんのところが今すぐにでもナツとグレイの喧嘩とは比べものにならないくらいの戦いでも始めそうな雰囲気がある。それにしても、さっきのは本当にミカンさんだったの?
気がつくとラクサスさんはいなくなってて、でもさっきまでの空気は少し残ってて…さっきまでの騒ぎが嘘みたい。この沈黙が辛いけどとても切り出せる気がしない…でもどうしても聞きたい
「あ、あの…」
~ミカンSIDE~
「あ、あの…」
「ん?どうしたの?」
「さっきのってどうゆうことですか?」
「さっきの?…あぁ、上に行ってたことですか?それとも…私のことですか?」
「…っ!!!」
あぁ~完全に警戒させちゃいましたね…それにこの聞き方は狡いですよね
「ミ~カ~ン?なにルーシィを怖がらせてるのかな?」
「うっ!ごめんなさい…」
うぅ…完全に私が悪いですね…でもアリサさん?笑顔が怖いですよ…
「えっと~まずルーシィはミカンのことと2階のことどっちを先に知りたいの?」
「えっと…2、2階のことからお願いします!」
ふふふっアリサに憧れているとはいってましたけどそんなに緊張しなくてもいいと思いますけどね。まぁさっきよりかは柔らかくなってますね。
「わかった、じゃあまずは2階のことだね。2階はS級クエストっていってマスターに実力を認めてもらった人しか受けることが許されてなくて1つの判断ミスがそのまま命取りになるようなクエストばっかりなの。だから勝手に受けようなんて思わないでね」
「も、もちろん行きません!まだ死にたくないですし…」
「あははは~そんなに不安にならなくてもいったら絶対に死ぬわけでもないし、ルーシィもいつかいけるようになりますよ。因みに今S級クエストを受けることを許されているのは、さっきいたラクサスとミストガン、エルザとわたしとミカンと今クエストに行ってていないギルダーツ。あとミラも昔はS級だったんだよ」
「え!ミラさんもですか!?あとはギルダーツさんか~どんな人なんだろ…」
「フフフッいつか会えるよ。あぁ~昔のミラは怖かったよ~」
「え!!ミラさんそんなにやばかったんですか?」
「うん、今はナツとグレイがしょっちゅう喧嘩してるけど、昔はエルザとミラがよく喧嘩してたんだよ。今でこそ2人ともおとなしくなってるけど本当に大変だったよ」
確かに大変でしたね…本当にいつかギルドを壊しかねないんじゃないかって思いましたし本当に今のナツとグレイと似てるかもしれませんね
「ミラさんとエルザが…なんか想像つきませんね」
「まぁ今はおとなしくなってるからね。えっと、2階についてはこんな感じかな。次はミカンのことだね。これは、本人が話すべきだろうしミカンよろしく」
「わかりました。えと、実は、私もはっきりと原因がわかってるわけじゃないんですけど多重人格みたいなものらしいです。変わるきっかけは感情の変化が激しかったりすることらしいんですけど…私自身が変わったときのことを覚えていないんですよね…」
「本当に2年前は大変だったもんね~まさか1人で闇ギルド1つ潰しちゃうなんてね~」
ちょっ!!アリサ!?なにしれっと人の黒歴史をばらしてるんですか!!まぁ私自身覚えていないんですけどね…
「2年前…闇ギルド壊滅…
あぁ、ルーシィも知っていたなんて…なんというか穴があったら入りたい!というほどじゃないですけどね。それでも黒歴史ばらされるってかなりきついですね…でもルーシィは今何を悩んでるんだろでしょうか…なんか嫌な予感がします…
「あ、あのミカンさん?」
あ、これいつものやつですね…
「もしかして、男性だったんですか?」
あぁ、今度こそ穴があったら埋まりたいまでありますね。もうなんでいつもいつもこうなるんですかね!確かにそんなに筋肉があるわけでも声や顔がかっこいいわけでもないですけど…それでも私は男ですよ!
あぁ、ルーシィは純粋に疑問に思っているような顔をしていて、カナとアリサは笑いを抑えきれないといった様子で悶えてますし、みんなはやっぱりかといった様子で呆れてますし…もう嫌です
「あははは…うん、たしかに私は男ですよ…こんな見た目ですけどね…」
うん、もう諦めます…どうせ私は女性と思われるんですよ…
「その…ごめんなさい」
「いいんですよ。いつものことですし…ルーシィは悪くないですよ。私がこんなんだからいけないんですよ。ははは…」
「大丈夫…ミカンちゃんは…フフッ充分かわいいよフフッ」
少し遠回しに言ってますけど、要は私が女の人みたいだってゆうことですよね…
「そうそう、もういっそのこと女として生きたらどうだい?」
カナに関しては隠す気すら0ですし…
「アリサ~カナ~、私の心の傷に塩を塗るどころか海水をかけるようなことをしないでくださいよ~…」
もう、2人の顔が新しいおもちゃをもらった子供のように活き活きしてます…やっぱりこの2人を組み合わせたら大変ですね。私が…
「ふふふっ、大丈夫よミカン」
「ミラ~…」
あぁ、ミラが天使のように見えます…この笑顔に救われる気がします…流石ミラ姐
「昔はよくアリサたちに女性服を着せられてたときも似合ってたし大丈夫よ」
「そこの問題ですか!?」
うぅ…ミラに悪意がないのは知ってますけどだからこそ…もういいです…寝ます…
~アリサSIDE~
あ~あ、ミカンがふて寝しちゃった。ミラって天然でやらかすことあるもんね~私たちが始めたとはいえ流石にかわいそうだったわ…
それにしてもミカンのあれはいつみてもやばいわね…ミカン自身はきっかけがはっきりとはわからないって言ってたけど多分原因って
「あんたがそんな顔してたらミカンが心配するよ」
「カ…ナ?」
そんなにひどい顔してたかな…
「ったくあんたらはお互いのことを考えてるときってわかりやすいくらい動揺してるのがわかるわね。まぁ、ミカンはいつもっちゃいつもだけどさ…」
「フフフッ、まぁミカンはあれがいいんだけどね。でもわたしもそんなにわかりやすいかな?」
「まぁ、ミカンのことになるとわかりやすいね。大方さっきのやつのことと1人で抱え込んでることとかを考えてたんだろ?」
相変わらずカナは優しいな~わたしが悩んでるときとか何回も助けてもらってるな~。わたしもミカンと同じでわかりやすいのかな
「ミカンのことでヒヤヒヤさせられるのはいつものことだろ。それにミカンなら大丈夫だろうよ」
「フフッ、そうだね…ミカンならなんとかできるよね。もし1人でできないときはわたしがちゃんと支えてあげられるようにしなくちゃね。いつもありがと、カナ」
「まぁなんかあったら相談しな。できる限り力になるよ。なんたってあたし達は
「うん!頼りにしてるよ。」
やっぱりわたしはこのギルドのみんなが大好き!
「ほら、ミカンふて寝なんてしてないで早く起きて!一緒にクエスト選ぼ!!」
なんだかカナが凄い頼もしくなりました。
次回からは3人でクエストに出発します。
なのでガルナ島はスルーの流れでいきます。
初クエストからいきなりオリジナル展開にしてすみません。
ミカンが女装…完全に女の子にしかみませんね(笑)