魔法少女リリカルなのは Preparedness of Sword   作:煌翼

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苛烈閃々のChaos Ring

 目にもとまらぬ速さの金色と深紅の閃光が結界内で何度も激突する。

 

 フェイトは白いマントを靡かせながら両手で握りしめている〈バルディッシュ・ザンバー〉を上段から振り下ろした。

 

 対してエリュティアは大きな刃を旋回して避けながら、フェイトに〈プロメテウス〉の指先を向けて突っ込んでいく。加速魔法を使用しながらカートリッジを炸裂させ、右腕の深紅の刃で紅の軌跡を描くように叩きつける。

 

 迫り来る5本の刃を身を捩るように躱したフェイトは振り向き様にザンバーを横薙ぎに振るうが、エリュティアは身体を跳ね上げるように刃を回避した。

 

 しかし、フェイトは刃が標的を素通りしたことに対して焦ることなく身体を一回転させて今度は斜めに斬り払う。ザンバーの巨大な刀身から放たれた気流の様な剣圧がエリュティアをその場に釘付けにした。

 

「プラズマランサー!発射(ファイア)!!」

 

 バルディッシュの剣圧を防ぐ為に腕を交差させて一瞬、身を硬直させたエリュティアに雷撃の槍が連続で撃ち放たれる。

 

「しゃらくせぇ!!ガーネットストーム!!!」

 

 エリュティアはプロメテウスのカートリッジを炸裂させながら、交差している腕を振り下ろした。10本の紅い斬撃がフェイトの雷撃槍を真っ二つに斬り裂き、魔力が減衰しながらもその背後にいる術者へと向かって行く。

 

 それに対してフェイトは一瞬驚きながらも宙返りをして攻撃を避けながらエリュティアから距離を取った。

 

 

 ここまでのやり取りは加速した世界の中を飛び回る2人によって、一瞬の間で行われた物である。

 

 

(このままじゃ押し切られちゃいそうだね)

 

 フェイトの表情は芳しくない。彼女の体には細い筋の様な切り傷が何ヶ所も見受けられる。これは接触時にプロメテウスの刃によってつけられたものである。

 

 対してエリュティアも騎士甲冑にいくつか焦げたような跡がついているがフェイトに比べると軽傷といえるだろう。

 

 

 元々、バルディッシュのフルドライブ〈ザンバーモード〉は高機動で相手を撹乱して必殺の一撃を撃ち込むことに特化している武装である。身の丈ほどもある巨大な大剣は生半可な防御の上からでも高火力の魔法を打ち込める威力と引き換えに通常形態と比べると取り回しに難があると言わざるを得ない。

 

 そのため近接格闘(クロスレンジ)で長時間斬り結ぶことに特化しているエリュティアのプロメテウスとの相性はお世辞にもいいとは言えないということだ。

 

 

(それにあのカートリッジ・・・私達と違う?)

 

 だが、それ以上にフェイトを追いこんでいるのがプロメテウスの出力上昇である。バルディッシュらに搭載されている〈ベルカ式カートリッジシステム〉は炸裂させるとともに魔法の威力が跳ね上がっていくが、プロメテウスの物は自身らのそれとどこか違うように感じられたのだ。

 

 カートリッジ炸裂後のプロメテウスにはフェイトの魔法攻撃が悉く通用しない。そしてプロメテウスの基礎出力はフルドライブ発動中のバルディッシュと大差ないと思われる。

 

 

 

 対峙したまま動かない両者・・・

 

 その最中、フェイトの口元が吊り上がった。

 

 

「そうだね。私は1人じゃない」

 

「いきなり何言ってんだ?」

 

 エリュティアはバルディッシュのコアを撫でながら笑みを零したフェイトを訝しげに見つめている。

 

「私には頼れる仲間達がいるってことだよ!!」

 

 フェイトはエリュティアの眼前で金色のツインテールを揺らしてバルディッシュを振り下ろした。

 

 

 

「何だこいつ!?自棄になりやがったか!」

 

 バルディッシュから放たれる剣圧がエリュティアを襲うが不意を突かれた先ほどとは違い、大きく攻撃範囲から逸れる事によってしっかりと対処する。

 

 であるにもかかわらずフェイトはバルディッシュを我武者羅に振り回し始めたのだ。

 

 竜巻の様な剣圧がエリュティアの動きを阻害するが魔法攻撃ではない為、直接的な有効打にはならず、端から見ても体力の無駄遣いと言わざるを得ない。

 

 

 

 

 エリュティアがフェイトの体力切れを待って一撃で仕留めようと僅かに気を緩めた瞬間に眼前で閃光が弾けた。

 

「このッ!!??」

 

 エリュティアは反射的に左腕を突き出して掌部から波紋の様に防御障壁を展開する。深紅の障壁と弾ける雷撃がぶつかり合い、光を瞬かせた。

 

 煌めく雷光の中でエリュティアの瞳に飛び込んできたのは刀身の無い大剣を構えているフェイトの姿・・・

 

 フェイトは大鎌形態の〈クレッセントモード〉の際に放つ〈クレッセントセイバー〉の要領でザンバーモードの閃光の刀身を打ち出して、それを爆散させるという攻撃方法に出たということだ。

 

 

「これで動きが止まった!トライデントスマッシャー!!!」

 

 フェイトはザンバーから左腕を離して眼前に構える。その左腕には金色の円環状の魔法陣が幾重にも絡みついており、掌から三ツ又の矛を思わせるような砲撃が分裂して発射された。

 

「ルージュサリュテロス!!!」

 

 エリュティアも右の掌から深紅の砲撃を打ち放ち、赤と金が激突する。

 

 

 

 

 激突の末、深紅の砲撃は金色の砲撃に飲み込まれる。ルージュサリュテロスはトライデントスマッシャーの威力を殆ど相殺したとはいえ、押し負けたことでエリュティアは大きく吹き飛ばされた。

 

 

 追撃に備えてすぐさま体勢を立て直したエリュティアの目の前ではフェイトが天高く大剣を突き上げている。

 

 バルディッシュ・ザンバーから炸裂した薬莢が飛び出すと同時に閃光の刀身がより巨大なものとなって再構成され、刃を雷が包み込む。

 

 

「そんなデカい獲物に当たるか!・・・っ!?」

 

 突然の奇襲に戦いの主導権を奪われかけたエリュティアがフェイトの方を向いてほくそ笑んだ。フェイトが放とうとしているのは必殺の一撃であろうが、強大な魔力が込められているのが目に見て取れるほどである反面、威力は増しても巨大化した刀身ではどう見てもエリュティアの機動にはついてこれないだろうことが予測されるためである。

 

 既に体勢を立て直した以上は敵に隙を見せるだけの大技・・・であったが、エリュティアの表情がここに来て大きく歪んだ。

 

 目の前のフェイト、そして自分・・・その対角線上に別の敵と戦っているスリネの姿がある為だ。

 

 自らがフェイトの攻撃を避ければ目の前の大出力攻撃が砲撃を打ち放とうとしている寸前のスリネに襲い掛かるであろう。スリネがフェイトの対処に当たれば彼女が相手をしているなのはが完全フリーとなってしまうため、自らはそちらの相手をすることになる。

 

 この位置取りに追い込んできた以上、そんなことはなのはとフェイトも承知のはずであり、何らかの策を講じている可能性が高い。下手に動き回って動きを止められる罠にでもかかろうものなら蜂の巣どころか高魔力の一撃にすり潰されるであろうことは想像に難しくない。

 

 

「やってくれたな・・・一撃だけもってくれよ!!」

 

 エリュティアの選択はその場での静止であった。赤い髪が魔力によって靡いており、脱力したように下げられている両腕には深紅の魔力が渦を巻く。

 

「行けよッ!クリムゾンファングッッ!!!」

 

 カートリッジを炸裂させ、プロメテウスの両指をなぞるように出現した10本の巨大な魔力刃をフェイトに向けて繰り出した。

 

 

「動いてこない・・・なら!貫け・・・雷神ッ!!!」

 

 フェイトもバルディッシュのカートリッジで魔力を高めた雷撃刃を振り下ろす。現状のフェイトが放てる収束砲撃(ブレイカー)を除いた場合の最強の魔法〈ジェットザンバー〉だ。

 

 

 嵐を思わせる10本刃と全てを斬り裂く閃光の刃・・・

 

 

 深紅と金色が再びぶつかり合う。

 

 

 

 

「あっちは動いてこないね。じゃあ、こっちも行っこか!!」

 

「さっきからニヤニヤと気持ち悪いわね」

 

 なのはとスリネが互いのデバイスの砲身を向けて対峙している。

 

「えー!そんなにはっきり言われちゃうと落ち込んじゃうんだけどな」

 

 なのはは辛口のスリネを前に肩を落とすが、その表情は零れる笑みを堪えきれないといった様子であった。戦闘中のほんの一瞬、遠目で視線を合わせただけのフェイトが自分と同じ考えの元に戦っていた事がよほど嬉しかったのだろう。

 

 

 これまでの戦闘はスリネの優勢で進んでおり、なのはは終始に渡って押されていた。その原因はフェイトと同じくデバイス自体の性能差にあると予測される。誘導弾と砲撃の打ち合い、バインドの掛け合いと魔法運用に関しては互角といったところであったが、砲撃のチャージや術式の発動速度、魔力とは別に身を守る最新鋭の〈独立浮遊シールド〉の分、なのはの方が後手に回ってしまっていたということだ。

 

 

 そんな時、遠くで戦っているフェイトと一瞬だけ視線が重なった。なのはは自身の意図を汲み取ったかのように頷いたように見えたフェイトを信じて、念話すら送らずにそのまま自身の戦闘へと舞い戻っていた。

 

 

 1VS1の状況でジリ貧になるのならそうならない状況へと持っていく。自分1人の力で困難であるのなら、仲間と共にそれを行えばいい。この戦場に立っているのは自分1人ではないのだから・・・

 

 

 

 

 結果としてエリュティアが留まってフェイトを迎え撃ったのは正解といえる。なのはとスリネの戦闘の影響で既にこの戦闘域の至る所には桜色と翡翠の設置型バインドが張り巡らされており、下手に援護に向かえば足を止められてしまってフェイトに撃墜されていた可能性が非常に高いためだ。

 

 なのははエリュティアがバインドを潜り抜けて向かってきた場合の事、スリネがフェイトと戦うことになるケース、はたまた2VS2で戦うことになる状況だけに留まらず、あらゆる場面での対策を戦いの中で打ち立てて動いていた。

 

 そして、なのはとフェイトはアイコンタクトとすら言えないような一瞬のやり取りでその情報を、想いを共有していたということだ。長きに渡って肩を並べて、共に大空を駆け続けて来た2人だからこそできた芸当であろう。

 

 

 この作戦で相手を追い込むことができれば、エリュティアもスリネも行動を起こさなかったとしても、下手に動き回れないのは全員に共通する事であるため、砲撃の連射速度でスリネに劣るなのはが唯一正面から撃ち勝てる可能性のある最高出力の砲撃の打ち合いに持ち込むことは最低限できる。

 

「いい加減終わりにしましょう!」

 

 スリネは自身のデバイス〈ゼピュロス〉の砲身を最大まで伸ばし、遠距離狙撃モードの〈グレイル・カノン〉へと姿を変えた。

 

「うん。何でこんなことしたのか、お話聞かせてもらうからね」

 

 なのはも〈エクセリオンモード〉のレイジングハートをスリネ向ければ、穂先の辺りから光が漏れ出して桜色の翼が形成される。

 

 

「本当にうっとおしいわね!!アイオロスバスター!!!!!」

 

 スリネがゼピュロスのトリガーを引き、なのはに向けて翡翠の極光が撃ち出した。

 

「フェイトちゃん、レイジングハート、バルディッシュ・・・みんなで作った最後のチャンス!無駄にはしない!!エクセリオンバスター!!!!!」

 

 なのはも収束砲撃(ブレイカー)を除けば最高出力の桜色の極光をレイジングハートの穂先から撃ち放つ。

 

 

 2つの極光が両者の中央で激突した。ぶつかり合う余波だけで結界全体が悲鳴を上げるほどの勢いだ。

 

 

「なんて馬鹿魔力!?押し返すッ!!!」

 

 スリネはこれまでと違い、4本に分裂した桜色の砲撃により自身の砲撃の端を捕らえられて押さえつけられているような感覚を覚えていた。ゼピュロスのカートリッジを炸裂させ、砲撃の威力の底上げを行って桜色の砲撃を押し戻していく。

 

「凄い威力・・・だけど!フォースバースト!!!」

 

 なのはもカートリッジを炸裂させて対抗する。その数は4発・・・

 

「なッ!?」

 

 スリネは思わず目を見開いて自身のデバイスを忌々し気に睨み付けた。〈アイオロスバスター〉を押さえつけているのは分裂した砲撃ではなく、4連射で放たれた〈エクセリオンバスター〉・・・・・・

 

 

「ブレイク・・・シュートッ!!!!!」

 

 そして、なのはの掛け声に合わせてその中央からフルパワーが込められているであろう弾けんばかりの極光が姿を現して全てを桜色に飲み込んでいく

 

〈エクセリオンバスター・フォースバースト〉・・・ただでさえ高出力を誇るエクセリオンバスターの4連射というありえない出力の砲撃を前にスリネにはこれ以上の打つ手はないようで徐々に翡翠色の砲撃が桜色の極光に喰われていく。

 

 

 

 

〈私はスリネ・ソレイユ。貴女は何て名前なのかしら?〉

 

 凄まじい砲撃の打ち合いの最中、なのはに対して目の前の翠髪の少女から念話が届いた。なのはは先ほどまで自分の話を聞こうともしなかった少女から突然名乗られたことに対して、戦闘中である為か顔に出すことをしなかったものの動揺を隠しきれないでいる。

 

〈私は時空管理局の高町なのはです!スリネさん達はどうしてこんなことをしたんですか!?〉

 

〈いきなりファーストネームを呼ぶなんてはしたないわね。タカマチ・ナノハ・・・その名前忘れないわ。貴女も私の事を忘れちゃダメよ〉

 

 なのははスリネに対して名乗り、改めて行動の真意を問いただすが一方的に言葉を投げかけられたのみであった。

 

 次の瞬間、ぶつかり合っていた砲撃から押し返される手ごたえが消失した。

 

 

 

 

 

 

「思った以上にやるじゃねぇか!!!」

 

 エリュティアは迫り来る巨大な雷撃刃に自身の10本の刃を押し込んでいく。

 

 

 両者の魔法の威力は互角・・・

 

 

 しかし、プロメテウスが薬莢を吐き出したかと思えば、深紅の魔力刃に渦が纏わりつき、フェイトの閃光の刀身を砕くようにその先端が食い込んでいく。

 

「みんなの為にも、私は負けないッ!!!」

 

 フェイトの気迫が籠った声と共にバルディッシュから3つのカードリッジが排出され、雷撃刃の勢いが増したと同時にエリュティアの魔力刃の内の3本が硝子の様に砕け散り、他の刃にも(ひび)が入り始める。

 

 

 

〈お前!名前は!?〉

 

〈え、えっと、時空管理局本局所属、フェイト・T・ハラオウン執務官です!〉

 

〈フェイトか・・・アタシはエリュティア・プロミナートだ!!次に会う時にお前を墜とす奴の名前だから忘れんなよッ!!!〉

 

 スリネと同様に念話でエリュティアが突然の名乗りを上げ、フェイトは戸惑いながら返事をする。

 

 

「え・・・」

 

 次の瞬間、フェイトの刀身を押し返す手ごたえが一切なくなった。

 

 

 突如としてエリュティアの姿が消失したのだ。

 

 

 

 

 威力をそのままに行く先を失ったジェットザンバーとエクセリオンバスターが結界内で激突し、結界全体を揺るがす衝撃が周囲を包み込む。

 

 

「に、逃げられた・・・」

 

「う、うん」

 

 巨大なクレーターの中で巻き上がる土煙の中からフェイトとなのはが姿を現した。激突の最中、全身を覆うように障壁を張って難を逃れたようである。しかし、エリュティアとスリネの魔力反応は結界内のどこにもない。

 

 どうやら事前に緊急用の転移魔法を仕込んでいたようであり、戦況が不利と見るや撤退してしまったということが予測される。

 

 

 戦闘中には砲撃を連射していた為、魔力が枯渇しているなのはと本来のコンセプトとは異なるザンバーの無茶な使い方をして体力切れのフェイト。どうにか襲撃者の撃退には成功したが追撃しようにも既になのはとフェイトは戦闘可能状態ではない。

 

「他のみんなは大丈夫かな?」

 

「みんな簡単に負けたりはしないと思う。でも、さっきなのはにぶつかった女の人の事も気になるし、みんなの無事を確認するためにも早くこの結界を解除しないと」

 

 

 殺傷設定で襲い掛かって来た謎の一団、その実力は紛れもなく本物であった。他の面々を心配するなのはとフェイト・・・

 

 同時刻、他の結界での戦闘が激しさを増していたことをまだ2人は知らない。

 




最後まで読んでいただきありがとうございます。

何をとち狂ったのか連投です。

そして第3回のキャラ紹介です!

クラーク・ノーラン(第4章時点)

年齢14歳

魔力光
灰色

魔導師ランク陸戦B

術式
近代ベルカ式

時空管理局所属の若手魔導師。
刈り上げられた焦げ茶の髪から活動的な印象を受ける少年である。
エースやストライカーにあこがれて入局したものの、平均値を下回る魔力量に魔法適性の無さとお世辞にも魔導師向きとは言えず、部隊でも結果を出せずに腫れもの扱いを受けていた。

しかし、同年代の教導官、高町なのはとの出会いを通じてクラークに合った戦闘スタイルを見出されてからは徐々に部隊内でも認められるようになっていった。
彼女の仲間たちの魔導を参考にクラークでも使えるように術式を落とし込むなどといった協力を受けて使える魔法のバリエーションも増えつつある。

使用デバイス

バスターナックル

騎士甲冑は黒を基調とした中華の拳法家のミッドチルダ版というべきもの。

通常形態である両腕の手の甲に装備される手甲〈ナックル〉
チューンアップによって追加された肘部のパーツが開いて自身の魔力を推進力へ変えることで強力な一撃を放てる形態〈ブースト・ナックル〉

の2種類に形態変化が可能。


総評

近代ベルカ式を使う一般局員向けの量産型デバイスをなのはの知り合いであるデバイスマスター、マリエル・アテンザがチューンアップした非人格タイプのアームドデバイス。

マリエルの手が加えられたことによって通常に配備されている物よりは基礎スペックが引き上げられている。


午前中に上がった前話と共に感想等頂けましたら嬉しいです。
劇場版の公開が終わってしまい私のモチベの上昇ポイントが皆様のお声だけになってしまいました。

では次回お会いいたしましょう。

ドライブ・イグニッション!!

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