「―― それでは決を取りましょう。近場の海沿いに落ち着くか、はたまたセキエイ高原か。……ただ今の案で最終決定して、宜しいでしょうか?」
「ええ」
「異議なし」
「別に、どっちでもいいわ」
「判りました。では、夏の遠征 ―― その行く先は、セキエイ高原に」
Θ―― タマムシスクール/講堂
《ガヤガヤ……》
「あっちーな、チクショウ。急に熱くなりやがった。信じられるか? ヒトミの奴、こんな時でも炎天下で練習しやがるんだぜ?」
「熱心だなー……と言いたいけど、毎日は流石にな。ヒトミの手持ちが無機質な奴らとポニータで構成されてるから可能な芸当だぞ」
「ふむ。僕のヒトカゲはそこまで暑さに強くないのだが……まぁそれも個性の1つか」
夏が始まりを迎えようかと言う頃合。ただいまスクールの催しの伝達の為、エリートトレーナークラスの人員は殆ど全てが講堂に集められていた。因みに居ない人は、ショウやらミィやら。研究に関する事柄のため、あいつらは今も色々と走り回っているらしい。相変わらず忙しそうだ。
足元にはクラブのベニ。そんなオレの目の前では、席に着く生徒達も各々のポケモンを傍に出している……なんて光景だ。これはルリの課題を受けてから気づいた事なのだが、タマムシ大学の敷地内において、ポケモンを出すのは禁止されていないのだ。オレやナツホら、それにカトレアお嬢様やリョウ達が嬉々としてポケモンを出していた結果、今ではエリトレ組の多くがポケモンを出しながら生活していたりするんだな、これが。
さってと。机へと頬杖をつき、教壇に立つ教師陣を眺めながら、手元のプリントへと目を落とす事に。颯爽と壇上に上がったゲン先生が説明を続ける。
『用紙に書いてある通り。エリートトレーナークラスの今年のポケモン合宿は、セキエイ高原で行われる事に決定したんだ』
ポケモン合宿。色々と略されすぎて原形を留めていないな。
「んで、ポケモン合宿って?」
「ああ、そうだな。マツバ先輩から聞く所によると、バトルやブリーダーなどで功績のある方々を講師陣に呼んで、文字通り合宿をするらしい。……合宿という行事の説明も必要か?」
「いや、それはいいけど」
つまりはセキエイ高原に集団お泊りして、実地訓練をするのだろう。修学合宿……じゃ語呂が悪いから、まぁ、ポケモン合宿という表現も言い得て妙か。
で。今年の夏の合宿地はどうやら「セキエイ高原」に決まったらしい。
セキエイ高原は数年に一度、年度末に開かれる通称「ポケモンリーグ」と呼ばれる、全国的なポケモンバトルの決勝戦が行われる地として有名だ。近年では各地にリーグが分散しているものの、ポケモン学の最先端たるカントーにおける大会というのは否が応にも注目されてしまうのだからして……その知名度は世界的なものだと聞いたことがある。
えぇと、他には。
「……カントーバッジを集めきった人が
「ま、そう言われれば聞こえは華やかかも知れないわね。……でもセキエイの街は交通の便の悪さのせいで岩一色の地味色だし、シロガネ山に近いせいで寒いわよ? 避暑を含めて、って言いたいのかしら」
呆れ顔をした我が幼馴染は、隣で腕を組んで
……というか。単純にセキエイ高原を実際に見せてトレーナーとしての意欲を煽りたいって考えるのが普通だろう。我が幼馴染のそれは穿ち過ぎだ。
「う、うるさいわね。そういう気分だっただけよ」
指摘を受けたナツホは頬を赤らめ、視線を逸らす。……んん? ああ、そうかそうか。
「それ、単にナツホが涼みたいってだけだよな」
「……う゛う」
だからこそ避暑を含めてー、って思考なのな。納得。
なーんて、いつもの幼馴染弄りも大概にしておこう。遥か下。講義場の壇にいるゲン先生は、未だ説明をしている最中なのだ。(無言の)黄色い声援を一身に浴びつつ。
『セキエイ高原での日程はこの通り。今回の合宿の目玉は……そう。他の地方にあるスクールとの合同合宿であるという点だ』
ゲン先生の一言に、講義場がにわかにざわついた。
それもその筈。数年前にリーグ大分割が成された結果、大会と共に組織も分割され、地域には地域ごとのリーグ組織が出来ている。その中でも特に、カントーとその他のリーグはあまり折り合いが良くないと噂されているのだ。そこへ今回の合同合宿の話題である。スクールには地域の特色が出る。だからこそ確かに、他のスクールとの交流は有意義ではあると思うのだが……一体どういう手管を使ったのだろうか。あんまり考えたくない手段なのかも知れないなぁ。
「にしても、セキエイ高原ねぇ。リーグで使われてるあの闘技場が実際に見れるっていうなら、そりゃあアタシは嬉しいけれどさ」
「お前はそうだろうな、ヒトミ。だけどよ。折角の合宿があんな不毛の地で、面白味があるか? いや、ないな!!」
大声ではなく、そこそこの声量と熱量で主張を始めるユウキ。
「遠く離れた異国の地で、合宿だぜ!?」
「いや、異国じゃないからな」
「ふむ。ユウキが期待するようなイベントが用意されているかは先生方次第だろうな。……ダツラ先生はともかく、ゲン先生は意外と推してくれそうではあるが」
「ゴウ。真面目に考えても無駄だと思う」
最後にノゾミの手厳しい一言を受けて、ユウキは胸を抑えつつ机に突っ伏す。掛け声は勿論「ぐはっ」。ナツホはため息を零し、ヒトミはいつものにやにや顔で馬鹿だねぇ、なんて呟いているが……うん。このくらい元気があるなら心配ないか。通常運航のユウキだ。因みにケイスケは眠っている。
オレらが視線を向け直すと、ざわめきが収まってきた頃合いを見計らって、ゲン先生がマイクを握り直す。
『落ち着いたかい? 説明を再開させてもらおう。合宿に参加するのはシンオウ、ホウエン、ヤマブキ、そして俺達の計4校だ。これは、国内にあるエリートトレーナー組の存在する学校全てだね。通常通りの修学の他に、それぞれの交流を深める為のイベントも用意している。学業と言うだけでなくみんなの思い出となってくれるなら嬉しい』
あ。この内容を聞いたユウキが、隣で息を吹き返してる。
『今日はそのための準備というか、部屋分けやらについての説明をさせて貰いたいんだ』
ユウキの瞳が段々と輝きを取り戻してゆく。部屋分けという魅惑のフレーズに引き込まれたに違いない。
『それじゃあ始めようか』
―― でも、まぁ。結局はいつもの面々になる訳なのだが!
「グッバイ、おれの青春……!!」
「ほら。涙を拭けよ、ユウキ。ただし鼻はかむなよ」
本当に泣き始めかねないユウキにハンカチを貸してやる。結局部屋は他校含めて男子合同3部屋になるらしかった。義務教育ならばくじ引きやらで決めるのかも知れないが……いかんせん、ここはタマムシ大学のお膝元な訳で。それといってこじれた人間関係がある訳もなく、予定調和の結果と相成ったのである。
「くそう。せめてヒトミの訓練につき合ってなきゃあ、もっとお近づきになる為の時間があるのによ」
「そうかい? それじゃあ今度からはシュンとナツホを引っ張って行く事にしようかな。ユウキのお手並み拝見といこうじゃあないか」
「……お、おう」
不敵な笑みを浮かべるヒトミに、ユウキがたじろぐ。話術に嵌り、何故か後には引けなくなったらしい。
まぁ、ユウキに関しては個人的には応援しておくとして……
「……荷物とかの準備、しなきゃいけないよな?」
当然と言うか……なにせ手元ある合宿の日程表。その中に(恐ろしい事に)「シロガネ山山中踏破」とか、「チャンピオンロード野営訓練」とかいうものが並んでいるのだ。装備品は整えなくてはなるまい。
肘を机に突きつつ、オレはそんな事を考え、まずは溜息をつく事になるのだった。
Θ―― タマムシシティ/タマムシデパート
合宿が発表された当日の放課後、オレは早々にタマムシデパートへと足を向けた。
あの後ゲン先生に質問をした所、ありがたい事にポケモンに関する必要物品は学校側で用意してくれるらしく、オレ達は各々の衣類を揃えるだけで良いとのお達しだった。
ただし、チャンピオンロードはそこまで専門的な装備は必要ないらしい。まぁよくよく考えればバッジを集めたトレーナーの中には、エリトレの様にその他技術を学んだ者もいれば、ただの一般トレーナーもいる訳で。その「ふるい」としての役目を持つチャンピオンロードが「ポケモンに関する部分以外」で厳しすぎては、元も子もないのだろう。
とはいえ、もう一方。セキエイ高原に隣接した「シロガネ山」は未踏の自然である。近くで山中散策のための備品を借りる事が出来るらしいが……エリートトレーナーをやっていればそういった装備を使用することも少なくはあるまい。オレとしては揃えておくのもやぶさかではなく。
と、いう訳で。靴やらバッグやらを揃えにこうしてデパートまで来たのだ、が。
「―― で、場所が判らないんだっけ? あんたも下調べくらいはしなさいよ」
「いやぁ、デパートだから下調べくらいしなくても案内板を見れば大体判ると思ってたんだ」
だが、タマムシデパートは思ったよりも広かった。むしろ広過ぎだろと言いたいくらいだ。
そんな風に迷ってしまいそうな我が隣に、頼もしきナツホ。
頻繁にタマムシデパートへ来ている彼女らは店内の構造にも詳しいため、本日の案内役を買って出てくれたのだ。……いやさ。ヒトミやノゾミもいる所でお願いしたんだが、その2名にも推されたナツホが来てくれていて、だ。何ともお頼もしい友人達である。
因みに今、オレはナツホと合流し、エスカレーターに乗っている。階層をあがって行くと、階層丸ごと衣類品(っぽい)所が見えてきた。ナツホを後ろに引き連れて、順に見てまわる事にしよう。
オレもナツホも、辺りを適当に見回しつつ。
「なんか、でっかい看板がでてるわね。何々……ワタルさん愛用のマント、か」
「ああ、チャンピオン引退の年始デートのテレビ企画でルリが引き継ぎにってプレゼントした品だな、アレ。あんなマントが似合う人、ワタルさんとイブキさん以外に居ない様な気がする」
「どうかしら? あんたも似合……わないわよね。ゴメン」
「そもそも似合いたくは無いなぁ。まぁ、今のワタルさんは正確にはチャンピオンじゃあないけど」
「そうだったわね。ルリに勝ってないのに繰り上がりでチャンピオンになるのは自分が許せない、って言ってたもの。そのせいで今のカントーはチャンピオン空位なのよね」
「そうそ。今のカントーリーグは、あの四天王に勝ちさえすればすぐにチャンピオンになれるんだよな」
次の本大会には必然的にチャンピオンも決まるだろうけど、それは1997年の事。勿論そんなカモネギな期間を狙う挑戦者も数多い。それでも負けていないというのは、やはり、カントーのリーグは全国でも高いレベルにあるという証拠なのだろう。チャンピオンロード含めてな。
「……と、この辺で運動用の靴とバッグだな。あとは防寒具を一揃い」
「ふぅん。結構、本格的に揃えるのね」
「まな。今じゃ授業には真面目に取り組む方だぞ」
「キキョウじゃあそうでもなかったのに?」
「だから『今じゃ』を付けたんだって。……これとかどうだ? 暖かそうだけど」
「シロガネ山の山頂に行くなら、確かにそれでも良いのかも。……で、分かってる? わたし達が行くのはそんな高い所じゃないし、保温機能はある程度あれば十分よ。その辺ので良いんじゃないの」
「それもそうか」
助言を受けつつ、いくつか上着を手にとって見る。とりあえずナツホに意見を貰っておけばデザインの良し悪しは気にしなくても良さそうだ。
そのまま上着と手袋、断熱性に優れたインナー数枚を揃えた所で。
「こんなもんか? あとは靴くらいだけど、売り場が別だし」
「そうね。不足はないと思うわ。わたしもインナーは幾つか選んでみようかしら」
「ん。あっても困るもんじゃないからな」
そんな風にナツホに付き合って、インナーを幾つか手にとってから2人でレジへと向かう。籠をどさりと置くと、店員のお姉さんが愛想満点にお会計を始めてくれた。
「1万4千円になりまーす」
「ほいほい。……これで」
「はい。千円のお返しですねー」
「……ふ、ふーん。シュン、意外とお金持ってるのね」
おつりを受け取っている最中に、ナツホが自分の財布を開きながらの問いかけだ。確かに、親からの仕送りしか貰っていないオレ達ジョウト組の懐事情は良いとは言えないだろう。だが、
「この間ちょっとな。ショウの紹介で幾つかバイトしてたんだ。いっても資料整理とか棚卸しとかみたいなものだけど」
何しろあいつの研究に関わるものを整理しているだけのバイトだ。ショウとは同室なのだからして、バイトをする間は部屋篭もりになってしまうのだが。
「バイト……バイト、ね」
「もっと手っ取り早いのも幾つかあるけど、オレは自分の時間を減らす訳にはいかないからさ。ショウに色々紹介してもらったんだ」
つまりはあくまでポケモン方面に全力を傾けながら出来るもので、と言う事だ。
「ナツホもやってみるか? ショウの班は意外と女性研究員が多いし何人か有名な人もいるらしいから、支払いもそこそこあるらしいぞ」
「ん……わたしは保留、かな。お金はあっても困らないけど、奨学金もあるもの。切羽詰ってるってワケでもないし」
考え込んだ末、ナツホはそう返答した。確かにナツホの言うとおりだな。オレだって色々と物入りだったりしなければ、そうそう足りなくなる事はない。そもそも支払いって意味じゃあ普通にバイトした方が効率は良いのだ。
オレはナツホにそうか、とか返しておいて……と。ナツホの支払いも終わった頃合を見計らって。
「そうだな……ナツホ。屋上でも行こうぜ。買い物に付き合ってくれたお礼をするよ」
「え、……うん」
折角の放課後をオレとの時間のために費やしてくれたのだ。付き合ってくれたナツホには御礼をしたい。
オレ達はそのまま、エレベーターで屋上に出る事にする。上階はさぞや暑かろうと思いきや、……直射日光による熱は兎も角……体感的にはそう酷い暑さでもなかった。日よけや位置の高さによる風通しの良さ、そして何より屋上一杯の植物による効果なのだろう。
ナツホを屋上端のパラソル下に座らせて、さて。自販機でサイコソーダを買って来ることにしようか。……あっと、そうだ。
「屋上なら良いんだったな。……えーと、ミドリ!」
《ボウンッ!》
「ヘナナッ!」
デパート内は混み合う為、(禁止されている訳ではないが)よほど空いて居ない限りはポケモンをボールに収めておくのが暗黙のマナーらしい。だが屋上はその限りではなく……今も、そこかしこでポケモンと共にくつろぐ人々が見て取れる。
おいしいみず、サイコソーダ、ミックスオレが販売されている自販機は……あった。オレはサイコソーダを4本買い、ナツホのもとへと抱えて戻る。戻ってみると、ナツホも自らのガーディを外に出していた。
「お待たせ。ほい、サイコソーダで良かったか?」
「ヘナナッ♪」
「ガウガウッ♪」
「ありがと。この夏場に『あったかい』ミックスオレよりはマシよね」
「……そういやあったな。商品の入れ替え、してないのか?」
「自販機のラインナップに木の実ジュースを導入するか検討中で、そのままになってるらしいわ。この間ヒトミが間違って買ったやつをミカンが飲まされてたもの。なっまぬるーいミックスオレ」
なんともミカンの行く末が忍ばれるエピソードである。
オレらは互いのポケモンにサイコソーダをやりつつ、そういえば、ナツホに聞いておきたいことがあるのだ。日光を浴びながらサイコソーダの缶を両の葉っぱで抱えるミドリを見やり、水と光で光合成か……そしてガーディに
「なぁナツホ。なんでお前、その3匹なんだ?」
「……あによ。わたしの選んだポケモンに文句でもあるの?」
いや。それはケンカっ早過ぎるだろう。掌でどうどうと宥めておいて。
「ガーディ、ヒトデマン、ニドラン♀。……どっちかっていうとバトル向きだよな。普通に女の子らしい可愛いポケモンを選べば良かったんじゃないのか? 勿論、そいつらが可愛くないとかじゃあないけど……ナツホもプリンとかピッピとか好きだったろ」
「……それは、そうだけど」
なにせナツホの部屋には可愛い系のポケモンの写真集が一杯にあるほどだ。だとすれば ―― 一応の予測はつくものの。
「ゴウはチョウジタウンで修めた特殊な技術を色々と持ってるしお役目もあるから別だけど、ナツホはノゾミやケイスケみたいに割り切っても良かった筈だ」
ノゾミは自分でも「練習役」って言う程だし、ケイスケのドラゴン押しだってそうだ。あいつらは各々が好きなポケモンを選び、「その上でバトルも」という選択を取っている。が。
「ナツホは違うだろ。3匹選んで、しかもどれもがバトル向きでもある。……ナツホはなんで、オレに付き合ってくれてるんだ?」
意を決して問いかける。自惚れでは無い、と思う。
「始めに言っておくけど、けど ――」
念を押し、ナツホはふんとそっぽを向いて。
「―― ねぇ。アンタはそれを、あたしに、言わせるの?」
頬を赤く染めながら、上目使い。
……。
……。
…………うわ卑怯だろうそれは。
じゃあなくて。ごほん、げふん。
これは此方が悪いな、うん。何を言わせようとしているんだって話し。そも何を話そうとしていたかに心当たりも無いのだがっ。
「ゴメン。この話は保留ということで」
「そ、そう。それが良いわ、……ぐふっ、げふっ」
ぐいと飲んだ拍子、気管支にサイコソーダが迷い込んだのだろう。ナツホがいきなりむせていた。どこまでも締まらない我が幼馴染である。だがまぁ、そこがまた可愛い所でもある。
むせたナツホの背を撫でつつ、シロガネ山の方向を見やる。うっすらとだが、その雄大な姿が見えていて。
「一先ずは合宿だよなぁ」
「え、ええ。ヤマブキのいけ好かない連中はともかく、シンオウとホウエンから来る人達は楽しみね。……どんな人たちかな?」
「オレも知らないなぁ。ショウなら知り合いもいそうだけど」
「ふん。あいつは全世界に知り合いばっかりでしょうよ」
「それもそうか。ああ、そういや、相談したいことがあるんだ。アカネのレベルなんだけど……、……」
「そうね。まだ時間はあるし、付き合ってあげないことも無いわよ?」
「……デレてからツンに移行した場合、デレツンで良いのかなぁ」
夏を告げる風の中、タマムシデパートの屋上にて。
オレは我が幼馴染と、夕暮れまでデートを続けるのだった。
ついに拙作作中でラブ(コメ)とかしましたね……(遠い目
さて、夏編にやっとのこと突入です。
展開の都合上、登場人物は無駄に増え、その1人1人を紹介はしますが、かといって別段役割があるわけでもないですので。
合宿に焦点をあてるため、ばーっと書き進められればいいなぁ、と思っております。
因みに駄作者私、メタモンは結局ポケトレで何とかしました次第。どうやら腕はさび付くまでは到っていなかった様子です。総計120連鎖程度でしょうか。最後は寝ぼけてローラスケートを出してしまい、ジ・エンド。気持ち4殻の連鎖率が上がっている気も致しますので、メタモンに困っている方は是非ともご一考ください。ゴチミルが出ても責任は取れませんが。
私の成果の程は、3ボックス分ほど捕まえて4Vが5体、5Vがゼロ。色2体。
……うーん、まぁ、良いのですけれども!