ポケットでモンスターな世界にて   作:生姜

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1995/冬 → 1996/冬

 

 Θ―― タマムシシティ/スクール敷地内

 

 

 

「―― ごちそうさま」

 

「はいはい、お粗末さま」

 

 

 手を合わせたオレに、エプロンを着けて台所に立ったナツホが返答する。オレは年越し蕎麦(黒汁)の入っていた容器をシンクまで運び、たらい入れた。汚れを浮かしておかないと、後から洗うのが大変なのだからして。

 

 ……などという只今、1995年の12月31日。

 要するにオレらは、タマムシシティで年末を迎えていたりするのである。

 

 ナツホの隣で食器を洗いながら、大きなシステムキッチンから向こう側を覗く。そこでは、友人や先輩が大勢集まって馬鹿騒ぎをしていた。

 ああ、因みに、現在地は大学の新研究棟の食堂である。ポケモン学の第一人者であるオーキド博士の名義で年末年始のために借り出したのだそうだ。こういうのを認めてくれる辺り、タマムシ大学の寛容さ(もしくは適当さ)が伺えるな。うん。

 当のオーキド博士はというと、上座で教授候補の皆様に囲まれて少々難しそうな顔をしていたりするな。オレみたいな一般エリトレ候補生が入れる雰囲気じゃあないぞ、あれは。

 

 

「苦労してそうよね、あの博士って」

 

「だろうな。……でも実際、あの人の研究ってポケモン学の基礎になるほどのものだろ? 教科書に名前が載ってるって時点で、こういうのはお察しというか」

 

「……それもそうね」

 

 

 水を切った食器を次々と水切りに乗せてゆく。

 加えて、オーキド博士はポケモンリーグ本大会で上位入賞したことがある程の実力者でもある。研究界隈だけでなく一般的なネームも大きいからな。影響力が大きいのは間違いない。色んな意味で。

 しばらくざぶざぶと水音だけが響いて。ポニーテールが揺れる揺れる。……あ、そういえば。

 

 

「ナツホは年始、キキョウシティに帰るのか?」

 

「……アンタがこっちにいるんだから帰らないわよ。……ア、アンタは目を離すとすぐに無理するんだものっ! 人命救助なのよ、これはっっ!!」

 

「南無南無」

 

「なんで拝むのよっ!?」

 

 

 御年最後のツンデレをありがとうございます。

 もうね。あれだ。デレの後に慌ててツンを入れるっていう黄金比率とかさ。なぁ。(なんだ)。

 などと、余韻に浸っていると。向かいからユウキが駆けて来て。

 

 

「―― おうシュン、あっちで先輩達が呼んでるぜ」

 

「マジでか。判ったユウキ、今行く」

 

 

 そういって後ろを指差す。さっきまでユウキがいた場所、男子の群れ(誤字ではなく)だ。阿鼻叫喚という言葉が相応しい線上でもある。しかし先輩達のお呼びならな。参上仕る他あるまいよ。

 ……実際、先輩方は知識も豊富なのだ。絡み方さえ上手くいけば、バトル大会に有用な情報をゲットできるだろうという下心も満載だけどさ。

 とはいえ、洗い物が終わっていないのだが……ちらり。

 

 

「大丈夫」

 

「こっちは任せとくといいよ、シュン」

 

 

 こっちは、駆けつけたノゾミとヒトミが替わってくれるらしい。

 オレは2人と、ナツホに改めて手を合わせつつ。

 

 

「悪いな。また後、初詣で」

 

「ふん。期待はしてないけどね」

 

「判ってるって。ヒトミもノゾミも、後でな!」

 

 

 2人に手を振り、オレは台所を離れ、喧騒の中へと突入する事にした。

 

 

 

 ――

 ――――

 

 

 

「……ナツホ、行かせて良いのかい?」

 

「うん。止めてたよ、前のナツホなら」

 

「そう、ね。そうかも知れないわ。……前はね、多分、シュンがあたしに見えない、何処か遠くまで離れてしまいそうで怖かったのよ。少し離れるだけでも。あいつの父親の様を見ていたから、尚更ね。でも……」

 

「でも?」

 

「でもでも?」

 

「今は、ああして前に向かってるシュンを応援するのも役目かな……って思ってる。べ、別に諦めたわけじゃないわよ? シュンはあいつの父親とは別人で、今のあいつなら見失わないって信じてるだけ」

 

「ほう」

 

「ほほう」

 

「……それにそもそも、シュンが遠くに行くならこっちも追いかければ良いだけの話よね」

 

「もの凄い惚気てくるねえ」

 

「それに動じない」

 

「ふん。あたしだって成長してるんだもの。それくらいであたふたしてたら……」

 

「コトブキカンパニー令嬢」

 

「なんなのよあの胸はっっ!?」

 

「もの凄く動揺してる」

 

「あっはっは! ナツホも正妻の余裕には程遠いねえ!!」

 

 

 

 ΘΘΘΘΘΘΘΘ

 

 

 

 テレビ上の時間表示が変わり、0:00。

 年越しと同時。

 ……テレビの大音量に負けない歓声が部屋を包んだ!!

 

 

「ひゃっほーっ! みたみた!? 今おれ、地球上に居なかったんだぜ!!」

 

「……ぐわ?」

 

 

 年越しの瞬間に一斉にジャンプした男子勢とそのポケモン達(コダック以外)。特にユウキのはしゃぎっぷりが半端ないご覧のご様子(ありさま)である!

 ショウとかがこの場に居れば、地球上ってのがどの辺までなのかを定義しろとか言われるだろうな。あいつは年越し会の途中から用事で席を外していたから、今は姿が見えないけどさ。因みにオレの認識的に大気圏内は宇宙船地球号なんで、ユウキはばっちり地球上に存在していたと思われる。

 

 女子からちょっと男子ーというお決まりの文句が聞こえてきそうな程の声が響き、収まった頃になって、今度は初詣に行こうかという流れになっていた。出かけ先はタマムシシティの中心やや外れに存在する大社だ。年始は参拝客でめちゃくちゃ(確かな表現)になっている場所である。

 

 流れに身を任せて外に出ると、いつもよりも遥かに大勢の人出。

 人、人、人、ポケモン、ポケモン、ポケモン。0時を回ったとは思えない程、活気に溢れた街中だ。

 ……まぁ、その点については年末のキキョウシティも同じなんだけどな。我が故郷は古めかしい街並みを売りにしているだけあって、隣町なんかからも参拝のお客が流れてくるからなぁ。

 そんな風に思い返している内にも、まずオーキド博士を筆頭とした大人陣が出立し、幾許か遅れて先輩方の仲良しグループが順に建物を出て行く。この後は自然解散という事なのだろう。

 しかし、オレら別地方組は初めて向かう場所のため、立地が判らないのだが。

 

 

「さてどうしたものか。後を追うべきか? もう人混みに混じってしまって、大人達は背中も見えないんだが」

 

「……キキョウだったらいつもの神社なんだけど、ここで先輩達に頼るのは、確かに気が引けるわね。もうグループに別れちゃってるし」

 

 

 各々上着を身に着けながら、建物の外に出た場所でナツホと一緒に唸ってみることに。周囲には同じく初詣に向かうのであろう人が沢山行き交っている。だとすれば、この流れに沿って歩けば着くのだろうか? それはなんというか、冒険が過ぎる気もするな。

 因みにケイスケは寝正月だけど。

 

 

「む」

 

「あれ」

 

 

 ノゾミと連れ立って研究棟を出てきたゴウが、いつもの通り腕を組みながら周囲を見回し、1人の(大変目立つ)人影を目に留めた。

 ゴウの視線を読んで、ノゾミが声をかけに近寄って行く。

 「大変目立つ」と書いて「ゴシック&ロリータ」と読む、そのお人。

 

 

「ミィ。ミカンとカトレアも。初詣?」

 

「あら、ノゾミ。それにいつものグループもご一緒ね。あけまして、おめでとう。……そうね。私達も初詣に向かう所よ」

 

「あ、あけましてゅっ……おめでとうございますっ」

 

「……どうも」ペコリ

 

 

 ミィが優雅に。ミカンが慌てて。カトレアが折り目正しく、それぞれの挨拶を交わす。まさに僥倖。土地勘のありそうな女子グループのご登場であった。

 特にミィとカトレアはタマムシも長いはずなので、着いていって間違いはあるまい。ノゾミがそのまま同行の許可を取り付けると、オレ達もその後ろに続いて歩き始めた。

 

 まだ暗い空の下、街の北を目指して動く一団に混じり脚を動かす。

 しかし、それにしてもだ。人の数がいつにも増して多い。社へと近付くに連れて、振袖の人もちらほらと散見し始める。流石はタマムシ。年末年始には着物が潜んでいるな。

 

 

「どうでもいいけどよ、ロータリーって字を見るとミィを思い出すよな」

 

「それ、アナグラムなだけじゃないか?」

 

「そしてユウキ。それはどうでも良すぎるだろう」

 

 

 などと、移動の間もどうでも良すぎる話題を見繕うオレらに対して。

 

 

「ふあっ、す、すいません!?」

 

「ちょっと、大丈夫なの?」

 

「あっはっは! 人にぶつからないように気をつけなよ、ミカン」

 

「私も。あまり、人が多い場所は。得意ではないのだけれどね」

 

「その割にはすいすい歩いてる」

 

「……」ウツラウツラ

 

 

 会話の内容に程度はあれど変わらない。それでも華やかに感じられるというのはやはり、女子力という不可思議パワーの成せる業なのだろうか。万能だな女子力。世界の法則に加えたらどうだろう。

 

 出発が遅かったためか、初詣というには少々遅い時間。暫く歩いていると、小高い丘と長広い階段が見えて来た。あれが目的地の社か。雰囲気あるな。

 しかし、その階段をもの凄い数の人が上り下り……いや、厳密には下りている人のほうがかなり多いか。時間的にも帰宅ラッシュだしな。

 でもあの階段は、一人が転んだらドミノ倒しというか、あれを逆行するには『たきのぼり』が必要なような。前髪をアップしたミカン(おでこ)の目がぐるぐるしている程、といえば混雑の酷さも伝わるだろうか。

 すると。

 

 

「此方よ」

 

 

 先導していたミィが自然な動作で道を逸れた。その後にカトレアが無言のまま続く。

 

 

「……なんだ?」

 

「……兎に角追おう」

 

 

 オレらは顔を見合わせ、互いに疑問符を浮べながらも、後ろを追う。ニョロゾを連れた男性の横を抜け、薄暗い小路を幾つか曲がり ――

 

 

「あ、成る程ねえ」

 

 

 ヒトミの言葉に釣られて、一斉に見上げる。

 延々続く街中にぽっかりと、裏道らしい細階段が姿を現していた。

 林の中を貫いている事も関係しているだろうか。正面入口とはうって変わって、人の姿は殆ど見かけられない。

 

 

「地元民ならではのコースってやつか」

 

「ええ。……行くわよ」

 

「ハイ」コクリ

 

「はっ、はい!」

 

 

 わざわざこのコースを選ぶということは、ミカンに気を使ったんだろう。そんな素振を全く見せない辺りにミィの男気に近い優雅さが見て取れるけどさ。

 オレらも早速と、石積みの階段へと足をかける。意外と長い。蛇行している分が増長しているのかも。とはいえ息が切れる前に階段は途切れ、境内へと到着する。

 そして同時に、人の渦が姿を現した。

 

 

「確かに人の渦だが、神社に来ておいてその表現はどうなんだ」

 

「でも実際、人ばっかりじゃねーか?」

 

「もの凄い人数よね……」

 

 

 本当なら参拝は鳥居を潜ってだとか、道の端をだとか、手水舎だとか色々あるらしいが、昨今の感染予防の観点からみて、この人混みでは感染経路になりかねない。今のオレに風邪を引いている時間的猶予は無いので、そこは神様の寛容さに甘えておいて……謝っておきながら本殿へと直行する。

 本殿の前には当然列があったものの、ピークは過ぎており、思ったよりも人は少なかった。その最後尾に一同が並ぶ。

 

 

「何お願いする?」

 

「ミカンは決まっているものねえ」

 

「あ、うあ、え、ええぇっ!?」

 

「真っ赤」

 

「別に良いと思うわ。私はね」

 

「何でミィはそんなに寛容なのですか……」

 

 

 行列に並んでいる間、皆はお願い事を考えている様子だな。

 ……でもなぁ。

 

「(別にオレ、お願いを聞いてもらいたいわけじゃあないしな?)」

 

 日本人の初詣はお祭り感覚だから、オレもとりあえずは流れに乗っているだけである。そもそも、今オレが頑張っているのが神様の成果(もしくは援助)になってしまうのは、シャクだよなーと。

 どうするか……と、考えていた所で目の前から人が居なくなる。参拝の順番が来たようだ。

 目の前に本殿。賽銭箱と鈴。

 

 

「リッキ!」「リッキ!」「ワンリッキ!!」

 

 

 奥間ではなにやら、烏帽子を被ったワンリキーたちが台座を運び……その手前。

 

 

「―― うん? おう、シュン達か」

 

「……」ササッ

 

 

 水色の袴を穿いた「神主風」男子学生が目の前、社の廊下を通りがかっていた。後ろに隠れた黒髪振袖の妹も印象的か。

 気さくな感じにこっちに挨拶……じゃない。いやさ。おい! 突っ込み!!

 

 

「ショウ……どこにでもどんな格好でもどんな時間でも現れるのな、お前!」

 

「呆れ顔で言ってくれるな。今回のこれは、流石に俺もどうかと思ってる。……あ、悪い悪いワンリキー。先に行っててくれるか?」

 

「リッキ!」

 

「……」ササッ

 

 

 言いながら、「神主風」コスプレ男子ことショウが肩を落とす。落とした肩に合わせて妹が隠れなおした。

 ショウの言葉に頷いて、ワンリキー達が一斉に動き出す。その背を見送った頃合で、唯一事情を聞いているのであろうミィが2拍2礼しつつ、解説を挟んでくれる。

 

 

「……少し、ね。研究の為の、伝説ポケモンの伝承が書かれた書物の閲覧、宝物殿の自由見学。それらの引き換え条件として、ここでバイトをしているのよ」

 

「そーそ。ミィも年始には巫女さんやる予定だよな?」

 

「ええ。面には、出ないけれどね」

 

 

 なんなんだろうな、そのけれんみ(受け狙いの演技のこと)に溢れたバイト!

 因みに後ろの女性陣はミィ以外(カトレア含む)、唖然とした表情でこの遭遇を見つめているのだが……うん、似合ってるからな。一応。お前の落ち着いた雰囲気とマッチしてるぞコスプレ野郎。

 ……いや、ショウ自身は受けを狙っているわけじゃあないんだろうけどさ。そしてバイトなら何故マイが後ろに……初詣の後で兄から離れなかったとかなのか。マイなら十二分にありえる流れだけれども。

 

 

「つーわけで、まだ稼ぎ時と書いてバイトと読む時間なんで失礼しとく。今年も宜しくな、皆!」

 

「……。……新年、あけまして、おめでとう……ございます……」ペコ

 

「お、おう……」

 

 

 ショウとマイの挨拶に対して各々頷き、ユウキが辛うじて返答すると、ショウもなにやら台座っぽいものを運びながら、奥へとすいすい歩いていってしまった。マイはその後ろを自然な動作で(ただし黒子の如く)着いてゆく。

 その姿が見えなくなった頃になって。

 

 

「流石はショウ……と、いうべきなのだろう。年始だというのに落ち着きの無い、嵐のような奴だな」

 

 

 消えた先を見つめるゴウは腕を組み、呆れたような感心したような微妙な様相で言った。

 うん。その台詞には全力で同意しておくよ。

 

 

 

 ΘΘΘΘΘΘΘΘ

 

 

 

 そんなこんなで。

 新たな年を迎えつつも、初詣から寮へ戻ると解散の運びとなる。

 先輩方の中には徹夜コースで遊ぶ人も多いみたいなのだが、残念ながらオレにとっては時間が貴重。早速と明日から「予定」が詰まっているのである。

 そんなオレにも一応の遊びのお誘いはあったものの、同じくトーナメントの調整に入っているマツバ寮長がオレを含めたトーナメント挑戦組を引き連れて帰ってくれていた。しがらみなく帰れたのは寮長のおかげであろう。

 イケメンマツバ寮長がオレにも「同郷同士頑張ろう」と言ってくれたからにはやる気も十分。友人及び先輩達の理解があるのはありがたい事だな。

 

 自室に帰り、扉を閉める。

 

 ……さて。

 

 オレは果たして、どこまで手が届くのか。どこまで行けるのか。

 けれどどちらにしろ、こいつ等には頼りっぱなしになるのだろう。

 オレは机の上から枕元に3つ、縁色のモンスターボールを移動させると。

 

 

「頼んだぞ皆。そして、頑張ろう」

 

 

 最後に語りかけてから、自分にも言い聞かせつつ、オレはベッドの上で目を瞑るのであった。

 

 

 





 幕間の間隙、束の間の閑話となりました次第。
 冒頭から所帯染みているナツホとシュンはさておき、次話よりやっとのことサブタイトルが原作年に突入する運びとなりました。

 しかし駄作者私、ここまでに5年近くかかっているとは……!(ぉぃ

 ……一応、作中経過も内容的には5年くらいですけれどね!(ぅぉぃ



 さて。
 拙作におきましては年末年始、家族と共にタマムシ辺りに宿を取っております設定のオーキド博士。
 本格的な研究中はやはりマサラに引き篭もるのですが、こういう集まりにはよくよく顔を出している……の、かも、知れません。研究職というのは繋がりが面ど……げふんげふん。大事になってくるお仕事ですので。
 いずれにせよオーキド博士はPtの出張やラジオ番組等々、意外と活動範囲が広くアクティブなので、そんな気がするのですよね。私的に。

 さてさて。
 ちょっとだけ修行を挟んで、大小、かつて無いほどのバトル連打になるでしょう予定(プロット)
 とはいえテンポ(や私のテンション)の関係で、休憩は挟みますけれどね!

 バトルの展開が上手く都合つかず、駄作者私のバトル経験が足りないと踏むや否や、暫くレート戦とかしてみていたりしましたために時間を食っております。
 むしろ内容的にはフリーの方が(レートは負け続けでもしない限りポケモンの種類が固まってくる為)合っているのですが、フリーは伝説相手になる可能性もかなり高いので、頭の体操という意味合いではレートの方が強いですね。
 とかいう今も、左手タッチペンでバトル中。駄作者私は負け越していますが(苦笑、本編では主人公達が頑張ってくれることでしょう。
 恐らく、メイビー、きっと。タブンネ。経験値どうぞ。


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