ポケットでモンスターな世界にて   作:生姜

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Θ29 秘伝技とか

 

 

 いつも変わらず、懐かしい匂いのする町。

 こうして帰ってきてみるのは何度目になるだろうか。

 

 

「ここがマサラタウンなのかい?」

 

「そです。……やっと着きましたよ」

 

 

 あれから1度ヤマブキシティへ寄りミィを送リ届けた俺とワタルは、やっとの事マサラタウンへと到着することが出来た。

 ……しっかし、長かった(距離的に)。

 

 

「ショウ君は8才だからね。キツかったかな」

 

「まぁ、一応慣れてはいるんですけどね……」

 

 

 確かに俺は8才だけど、今年中には9才……って、それは大して変わらない。うん。

 ……とはいえ、一般的な8才と俺では色々と違うからな。体力もまた然り、ということだ。

 

 さて。転生などという結局は言い訳に使うことの出来ない無駄理由は置いといて、まずはワタルからの依頼を優先しよう。

 その依頼とは、つまるところ「ワタルはこの地方のトレーナー制度について慣れていないから仕組みを幾つか説明しよう」ということなのだ。

 

 

「では、ワタルさんご依頼の件についてお教え致しますんで……研究所に行きますか」

 

「ああ。……それにしてもこの町は、良い所だね」

 

 

 俺の後を着いて歩き、周囲を見回しながら話すワタル。おそらくはマサラタウンの事を言っているのだと思うけど、それにしても、良い所と言われるのは珍しいと思うんだが……。田舎だし!

 

 

「いいとこだとは思いますよ、俺も。ただし研究に適しているか、と言われれば……

それはまた別の話ですね」

 

「っはは! ショウ君はタマムシ大学に籍があるんだったかな。ここも確かにタマムシからすれば田舎なんだろうけど、俺の里からしてみればかなり便利だと思うよ?」

 

 

 まぁ言われてみれば、確かに。

 ……今の時代の発展していないフスベと「比べる事ができる」のもどうよ、とは思うけどな。

 

 

「実家はあるし両親が住んでいるとはいえ、正味の所タマムシにいる期間は短かったですからねぇ。今度トレーナー資格を取る際には帰省しようとは思っているのですが……っと、これが研究所です。どうぞ入って下さい」

 

「お邪魔します」

 

「じゃ、さっそくですがこちらへ。どうぞー」

 

 

 そういって、研究所の中へとワタルを案内する。幾人かの研究員に挨拶をし、研究所の入ってすぐ横にある応接間のソファーにて、ワタルの正面側に俺も座ることに。

 でもって、棚から幾つかの紙束を取り出す。

 

 

「使う資料は……こんな所ですか」

 

 

 さてさて。では、講義を始めよう!

 

 

「うん。では、よろしくお願いするよショウ君」

 

「はい。ではまず、ポケモンセンターの利用についてですね。と、この写真の施設のことなんですが、ここでポケモンの回復が出来る……のは既に知ってると思います」

 

「そうだね。この建物と回復設備自体は里にもあったから」

 

「それで、回復が行えるフロアーの端にある……このパソコン」

 

 

 俺は先ほど取り出したトレーナー教習において使われるパンフレットを開き、その写真の一部、パソコンが描かれている部分を指差す。

 ワタルが覗き込んだところで説明を続けることに。

 

 

「これにトレーナーカードを読み込ませると、ポケモンの『預かりボックス』が使えます。『預かりボックス』の働きは呼んで字の如く、ポケモンを預かる事ですね」

 

「へぇ。どういった仕組みなんだい?」

 

「これはポケモンと呼ばれる動物全体としての特徴なのですが……ポケモンは電波、データとかそういったものとの相性がすこぶる良いみたいで」

 

 

 本当は逆で、そういったものと相性が良いからこそポケモンというのだが……まぁそれは別に良いだろう、うん。面倒だし。

 

 

「要はデータ化して飛ばすんです。預かり先は国で管理する施設なので、下手な所よりはずっと安全だと思います」

 

「へぇー……」

 

「勿論、個人情報なので普通に預ける分には研究側(こちら)からであっても他人のボックスを開く事はできないんですが……ワタルさんにはこれを」

 

 

 そういって、俺はワタルへ1枚のカードを差し出す。

 

 

「これはなんだい?」

 

「研究者IDです。ワタルさんが研究に協力してくれるに当たって、国のほうから発行してもらったもので、と。これで登録完了です」

 

 

 因みに今、机の脇にあるパソコンでワタルを研究協力者として登録したところ。

 事前にセキエイで手続きを済ませておいたので、スムーズに事が運んでくれたのはなによりだ。お役所仕事って、時間がかかるからな。

 

 

「これでワタルさんの方から使用時に基準の手続きをしていただければ、転送先であるポケモン牧場にて研究を行うことができると言う仕組みです」

 

「うん、成るほど。……了解だよ」

 

 

 ワタルは俺の目の前でコクコクと頷いている。

 まぁ、これについてはパンフも渡すし、何とかなるだろ。んじゃ、次行こう!

 

 

「では次に、ポケモンリーグについて説明します」

 

「ポケモンリーグか……確か今年は『予選』がある年だよね?」

 

「はい、その通りです」

 

 

 ここはワタルの目的でもあるし、十分に説明する必要があるだろう。

 この世界におけるポケモンバトルの最高峰、ポケモンリーグは開かれ方が2つある。1つは数年毎にしか開かれない『ポケモンリーグ本戦』。これはゲームともアニメとも色々と違っていて、

 

 

「数年に1度開かれる『ポケモンリーグ本戦』はチャンピオン位と同時に四天王なんかも入れ替えられる、トレーナー全員参加可能なイベントになります」

 

 

 この世界における『ポケモンリーグ本戦』はもう1度四天王もしくはチャンピオンになりたいのならば、優勝してみせろ! という体育会系もかくやと言わんばかりの複合トーナメント戦なのである。

 しかも今のこの世界では『ポケモンリーグ』と呼べる様な大規模なバトルトーナメントがカントーにしか存在していないため、今年なんかは物凄い数のトレーナーが全国から集まることになるだろう。

 ……そういえば、初代の四天王は手持ちポケモンのレベルが歴代最高だったもんな。ついでに言えば、その四天王候補が俺の目の前にいるわけなのだけれども。

 

 

「本戦(これ)には大規模な予選があるのが特徴ですね。これの参加資格はトレーナーである事、それ1点のみです」

 

「俺が挑戦することになる今年はそれなんだね。じゃあ、去年とかはどうなってたんだい?」

 

「去年はチャンピオン位の入れ替えはありませんでした。……『ポケモンリーグ本戦』がある年以外でチャンピオンになるには、この地方のバッジを制覇して『パーフェクトホルダー』になり、そのうえで四天王に勝つ必要があります。この場合には予選がないんですが代わりに四天王を連戦する事になるので、こちらはこちらで非常に面倒ですね」

 

 

 2つ目の開かれ方は『ポケモンリーグ本戦以外の年』。

 本戦のある年の予選は予選で多くの人と戦う事になるのだが、そのかわりに実力の差が大きく現れる事になる。運さえ良ければ、少ない消耗で勝ち上がることも出来るだろう。

 かといって予選が無い年が楽かというとそうではなく、こちらはバッジ集めや四天王との連戦が非常に大きな壁となるのだ。そしてそもそも、本戦の期間中以外ではチャンピオンロードなどで実力が試されることになる。自由に挑戦という訳にも行かないしな。

 ……まぁつまりは『ポケモンリーグ本戦』が開催されない年が、ゲームに近い形であるという次第。 

 

 

「とはいえ『パーフェクトホルダー』になると予選が開催される『ポケモンリーグ本戦』でもアドバンテージがあるので……今年の本戦に参加するのであれば、ワタルさんの実力ならばジムを回る事をお勧めします」

 

「そうだね。旅にも憧れていた事だし、俺もジムを回ろうかな」

 

「俺としても、それがいいと思います。……やっぱりワタルさんもチャンピオンになるのが目的なんですかね?」

 

 

 と、まぁ、こないだシャガさん(あの後ワタルさんから言質を頂いたので、特定)からある程度の事情は聞いてるんだけど……とりあえずは好奇心のままに聞いてみる。

 

 

「それはついでの様なものさ。俺としては、バトルの強いトレーナーと戦えるのならば本望だよ。……勿論、来るもの拒まずだけれどね」

 

 

 そう言いながらワタルはこちらを見て笑う。

 ……うーむ、

 

 

「ワタルさんはバトルマニアですねー……」

 

「っはは! まぁ、バトルはポケモン関連での花形みたいなものだからね。それに俺の手持ちである竜たちもより強い相手を求めているから……な、お前たち」

 

 

 ワタルが自らのモンスターボールを撫でると、カタカタという揺れでポケモンたちが応える。

 ……成程。さすがはチャンピオンの位が予定されている男だけあって、手持ちからの信頼も厚いのだろう。

 

 

「ま、チャンピオンなら将来は約束されたようなものですからねぇ」

 

 

 言って、俺は少しばかり感慨にふける。

 

 先日フスベに行った俺たちは、自身のこの世界におけるポケモントレーナーとしての指針を考え始めた。

 この世界でのポケモントレーナーとは固定の職業として存在する訳ではなく……まぁ、何にでもなれる可能性の1つの様なもの。俺の知識にあるもので例えるならば、運転免許がそれに近いだろう。

 かといって、この世界におけるポケモントレーナーには確かに大きな力もある。ポケモンバトルが大流行+国家的大プッシュの為、一部の実力者トレーナーは所謂「プロ選手」的な扱いを受けているのだから。

 

 その最たる者こそが、チャンピオン。

 

 その凄さは、チャンピオンになれるのならばポケモントレーナー「だけ」であり続ける事も出来るのだろうという程だ。

 ……だからこそ俺もチャンピオンを目指すんだけどな。それはもう気ままに暮らす(主に金銭的に)事が出来そうだし!

 

 

「ではそんなチャンピオンを目指すワタルさんのために、俺からお勧めのジムの回り方を紹介しましょうか」

 

「うん。それと、タウンマップを貰えないかな? この地方の地理に関してはいまひとつでね」

 

「ほいほい了解ですよ……っと。はい、これです」

 

 

 俺は資料の中から取り出したタウンマップを渡しつつ、次の説明を始めることに

 

「(……だが、と)」

 

 その前に、冒険の前にはこれを説明しなくてはなるまい。この世界でも冒険には不可欠で、移動手段として使用できる技がある。

 その名前をだれが付けたかは知れないが、なんとも一子相伝な響きを持つ技……『秘伝技』である。

 

 

「えと、まずは『秘伝技』の使用について説明します。面倒くさいですからね、これは」

 

「そういえばそうだったね。カントーには色々と決まりがあるから」

 

「はい。まず、ワタルさんは『秘伝技』と呼ばれている技の種類を知っていますか?」

 

「ああ。『いあいぎり』『そらをとぶ』『なみのり』『かいりき』『フラッシュ』……」

 

「あとは『いわくだき』『たきのぼり』。以上の7つがカントーでは秘伝技に指定されています」

 

 

 只今挙げた7つの秘伝技は、カントーポケモン協会が「フィールド移動の為に自由に使用することを許可している技」。

 まぁ……秘伝マシン自体が手に入りにくい事もあって、中にはこの世界ではあまり普及していないという技も含まれているのだけれども。

 

 

「これらは、それぞれに対応するジムバッジを取らないと使用許可は下りませんので注意して下さい」

 

「うーん……『そらをとぶ』くらいはすぐ使えないのかい、ショウ君?」

 

 

 ワタルの考えも最も。『そらをとぶ』はポケモンを使用してトレーナーが移動する技で、使用できればワタルはすぐにでも色んな場所を回れることになるからな。

 だが勿論、使用に制限がかかるからには理由があるのだ。

 

 

「最近はロケット団という組織がこの地方に横行してきてまして、『そらをとぶ』の使用には色々と制限がかかっているんです」

 

「ロケット団?」

 

 

 俺は当たり前のように話したが、ワタルは聞きなれない単語なのか、首をかしげる。

 ……あー、ワタルは別の地方出身だから聞いたことがないのかもな。

 ならば少しばかり説明を、っと。

 

 

「ポケモン犯罪をしている集団です。主に金儲けが目的みたいですけど……近年になって活動が活発になってきているんです」

 

「へぇ、ポケモンを犯罪に……ね」

 

 

 ……あ、ちょっと怒ってる?

 

 

「あはは、ワタルさんも見かけたら遠慮なくお仕置きしてやってください」

 

「勿論だよ。まったく」

 

 

 意外と、というか正義感が強いのだろう。ワタルはロケット団に怒り心頭のご様子で。そう言えば、HGSSでもロケット団に『はかいこうせん』とか容赦なかったしな(多分相手のポケモンごとふっ飛ばしたんだと思うけど)。

 

 ……話が飛んだな。『秘伝技』の話題に戻そう。

 

 

「じゃあ、話を戻して。ワタルさんが効率よく移動するために『そらをとぶ』の使用を第1目標とするのであれば、まずはクチバジムのバッジを入手する必要があります」

 

「クチバってのは、何処かな」

 

「えーと、タウンマップの……ここです」

 

 

 俺はワタルの持っているタウンマップの中央下辺りを指差す。

 

 

「ここ……クチバは入り江に面した港町なので、マサラからも定期便が出ています。ワタルさんもそれに乗ると、歩く手間は省けるかと」

 

「そうなのかい?」

 

「はい。あとは、ワタルさんのカイリューはもう『そらをとぶ』を習得しているようなので……っと、重要な説明が残ってました」

 

 

 あー、『そらをとぶ』の秘伝マシンの入手が必要ないから忘れてしまっていたな。

 今までの会話にもある様に、現実としてあるこの世界でも『そらをとぶ』による移動は可能である。しかしながら、バッジによる使用の制限以外にも色々と制限が存在するのだった。

 ……結局は「ゲームの通り」になるんだけど、

 

 

「『そらをとぶ』による移動は、町中では基本的に『ポケモンセンター前のみ』です。事前に本人が直接各町のポケモンセンターに出向いて登録を行うことでその町での使用許可が下りまして、あとは町への訪問時にポケセン前に下りることで自動で出入りが記録されます。この手順を踏まないと、犯罪になるので注意してください」

 

「つまり歩きなり何なりで1度町へ行って登録をしないと、『そらをとぶ』では移動できないんだね」

 

「そうです。まぁこれも犯罪対策の一環だそうで……クチバのバッジさえ手に入れて『そらをとぶ』の使用許可が下りれば、人目のない町の外でなら自由に降り立つことも出来ますけどね。これは所謂グレーゾーンという奴ですが」

 

 

 つまりはワタルの言った通り、バッジがあっても1度も訪れていない町には飛べないということだ。

 全く……ロケット団のせいで色々と妙な規則が出来上がってるんだよなぁ、最近。犯罪対策に関する制限の大体は、ロケット団のせいだし。

 とはいえ実際にポケモントレーナーという存在は強力な力を持つから、仕方のない事であるとも思うけど。

 

 ついでに話すと、ロケット団員は普段はそれぞれの身分を隠し一般トレーナーとしての立場も持ち合わせている。そのためポケモン協会は「団員全てからトレーナー資格を剥奪する」という行動に出ることが出来ないでいる様だった。数も膨大だしな、ロケット団員。

 

「(……ただし俺個人としては、協会にはもうちょっと込み入った事情があると踏んでるけど)」

 

 

 ……おっと、

 

 

「わかったよ。じゃあ次に、他の施設についてもお願いしていいかな。……これとか」

 

 

 などと考え込んでいる俺にそう話しかけながら、ワタルはパンフレットにあるフレンドリィショップを指差す。

 ……あー、そうだな。まずは説明を終わらせますか!

 

 

 

 

 

 ―― その後、フレンドリィショップの利用法や最近開発された道具の使用方法、ジムの仕組みや挑戦方法などについても一通り説明を終えた。

 するとワタルは良い笑顔で「早速行ってくるよ。説明してもらってからで悪いけど、どうせだから歩いて周ることにするかな」とか言って、マサラの北側へと歩き出して行ったのだが。

 うーん、楽しみで仕方がないといった感じか。

 

 

「一応、ワタルさん個人へのお礼も考えとくかな」

 

 

 祖父である長老からの指令だとはいえ、あんなに楽しみにしている旅をしながらでも研究には協力してくれているのだ。それなりのお礼をしなくては、と思う。

 

 ……と、

 

 

「帰ってきたばかりでもう研究か、ショウ?」

 

 

 そんな風に研究室の机に向かいながら思案していたのだが、後ろからオーキド博士が来た様だった。

 ……研究というほどの事でもないけど、研究協力の依頼だから結局は研究だろうな。うん。

 

 

「まぁ多分研究ですけど、今日は説明の場所として寄っただけですんで。もう家に帰ります」

 

「ふむ? だが、まぁそれが良かろう」

 

 

 何となく、オーキド博士の言葉に間(ま)があった気がするけど……まぁ良いか。

 今日はもう疲れているし、数日は休暇の予定だ。その後には実験段階まで進んだ化石研究に関連してふたご島の視察が入っているけど、そこまではじっくり休日を楽しむことにしてみようと考えている。

 

 

「それにナナミとポケモンコンテストに行く予定もあるんで、今のうちに休んどかないといけないですよね?」

 

「……成程の! それは確かにな!」

 

 

 ニヤリと笑う俺とオーキド博士。

 いや、ナナミの行動力は素晴らしいものがあるからで、この言葉に他意はないぞ。ほんとに!

 

 

「んじゃ、失礼します。博士」

 

「うむ。体に気をつけてな」

 

 

 自分の研究も忙しいだろうに、出口まで来て俺の見送りをしてくれる博士。

 ……だが、

 

 

「それはこちらの台詞ですよ」

 

 

 お年寄りにこそ、体には気をつけてもらわなくてはなるまい。研究の中心人物であるならば尚更だ。

 と、まぁ。そんな風な言葉を残して、俺は家へと帰るのだった。

 

 






 すいません(いきなり)。
 毎度の説明回となっているので、情報過多の詰め込み過ぎかと思われます。

 まずここで私が表記しなくてはいけないと思うのは、
『この話で出ている設定は殆ど、ゲーム内のシステムを辻褄合わせで説明しただけ』
 という点です。一応、少しでも合理的になる様にはしたつもりなのですが……。

 そして件の説明の内容を纏めると、つまりは以下の通りです(後書で再説明とかすいません)。


 ポケモントレーナーの中で研究協力をお願いした人には、研究者IDを発行する。でもって、トレーナーが承諾して手続きを通したポケモンのみがポケモン牧場に送られる。
 つまりは「研究協力トレーナー」という立場があるという世界観説明です。


 ポケモンリーグは「某4年に1度の祭典」と似た様な間隔で開かれているゲームとは形態が違う『本戦』と、ゲーム準拠の『本戦以外の年』がある。いずれも勿論チャンピオンになる事は出来る。
 『本戦』に関しては、アニメとかでもやってるような予選ありの大会となっています。


 『そらをとぶ』で行った事のない町に飛べない理由を説明。地方をまたいで飛べないのも前話の通りの仕様で。また、ポケセン前にしか飛べない理由を説明。(トレーナー管理社会ですね)
 作中発言のグレーゾーンに関しては、現実であることによるゲームとの乖離となっています。
 どちらにしろ、ゲームの様に一瞬で移動できる訳ではないのです。ポケモンの疲労とかレベルとかで連続飛行可能距離も変わります。

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