ハイスクール・フリート マーメイドと海の男達   作:SNAKE金城

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他の作品も書いておりますが。はいふりの作品も書きたいと思い投稿しました。自身の2作目です。

それではどぞ!


第1章 邂逅編
第1話 超戦艦 播磨


1970年8月15日。横須賀日本国海軍軍港では、ある式典が開催された。それは、太平洋戦争が終結してから約25年がたった今日。あの惨劇を繰り返さない為の平和式典が行われていた。

時は、1941年12月8日に、日本陸海軍による「ハワイ ミッドウェー島上陸作戦」を決行。日本は、アメリカに宣戦布告をした後、ハワイ真珠湾を奇襲攻撃。真珠湾に停泊していた。アメリカ海軍の太平洋艦隊は、機動部隊による爆撃。雷撃により、壊滅。同時に日本軍は、陸軍をハワイ。ミッドウェー島に、上陸させ、ハワイ。ミッドウェー島は日本軍により占領。初めてアメリカが自国領を攻撃され占領された。出来事である。

1942年には、アメリカ軍がハワイ。ミッドウェー島奪還のため、上陸部隊を含む艦隊を派遣するも、それの情報を日本軍側に知られ、返り討ちあった。

1945年8月15日に日米両政府は、これ以上の戦闘は望まないとの意見が一致し、国際連合本部で日米平和条約と安全保障条約を結び。太平洋戦争は、幕を閉じた。その2日後に日本は、大日本帝国から日本国へと国名をかえた。

それから約25年。日本は軍隊は持つものの1950年に終結した。欧州ドイツ戦線以来、戦争をしなかった。

 

1970年8月15日、深夜。沖縄近海

 

「急げ!遅刻したら洒落にならんぞ!」

 

焦りながら命令を出すのは。超大和型戦艦 戦艦播磨 艦長。秋津 結 大佐である。

秋津は、今日。横須賀軍港で、行われる。平和式典に参加するために、急いでいた。

 

「艦長、そんなに慌てなくても・・・」

「馬鹿者、本当は、昨日つくはずだったんだ、大遅刻もいいところだぞ・・・」

 

戦艦播磨も平和式典に参加する予定だっため前日に横須賀につくよう言われていた。しかし、航行の途中で、機関の一部が故障してしまい。そのため、遅れをとっていた。

 

「ん?・・・前方に台風19号!」

「何?・・・台風19号だと?」

「台風19号は、沖縄をとっくに通過しているはずですが」

 

秋津と航海長は。何故、過ぎたはずの台風がまだ沖縄の近海にいるのか不思議だった。

 

「進路変更しますか?」

「いや、進路そのまま・・・進路を変更しては、間に合わん」

「ですが・・・」

「大丈夫だよ、航海長。超戦艦が簡単には、沈まないよ」

 

秋津が乗艦している。超大和型戦艦 戦艦播磨は、戦後2年後の1947年に完成した。世界最大の超弩級戦艦である。播磨ができるまでは、戦艦大和が世界最大の戦艦だった。

全長300m。主砲には、51センチを装備。12.7センチ高角砲は、大和より多く搭載。25ミリ機銃は、大和より、少なく配備された。その代わり最新鋭の20ミリ回転式多銃身機銃を搭載。しかも播磨に搭載されている兵装は、すべて自動化され。機銃や高角砲は、自動化したことにより、今まで人の手で装填していた。弾を自動で装填、高角砲に関しては、まるで速射砲の如く早く撃つことができる。

主砲も同じく自動化され撃つまでの時間を短縮することができた。勿論、電探も最新鋭の対空対水上両用電探や通信機材など、艦内のすべてが最新鋭の設備なのである。ちなみに最近また最新鋭の設備に改装したばかりである。

 

「播磨、台風にはります!」

 

播磨は、台風に突入した。船体が大きいためか対してゆれは、しなかった。

 

「激しいですね」

「ああ・・・・ん、なんだ?」

 

ピカッ

 

「「「うわああああぁぁぁぁ」」」

 

突如、播磨は謎の光に包まれた。

 

 

小笠原諸島から少し離れた海域。

 

小笠原諸島に向かう船舶から、ある通報が海上安全整備局に入る。小笠原諸島の近海から数百キロ離れた海域に、大和型の軍艦が漂流していると言う。

海上安全整備局は、直ぐに大和と武蔵の現在位置を調べると、両艦ともに通報のあった海域には、おらずちゃんと航海計画どうりの海域を航行している。「大和型の軍艦に似ているが、何かが違う」通報の内容に何かあると考え、海上安全整備局は、調査の為。ブルーマーメイドに出動を要請した。

調査に向かったのは、インディペンデンス級沿海域戦闘艦みくらを旗艦とする。同型艦四隻が調査対象の海域に向かっていた。その調査隊の旗艦みくらの艦橋では、その大和型軍艦について、女性艦長の福内と補佐の平賀が話し合っていた。

 

「艦長、通報にあった(大和型の軍艦に似ているが、何かが違う)これについてどうおもわれます?」

「そうね、まだその大和型の軍艦を見てないからなんとも言えないわ、ただこれから私達が調査するのは、大和でも武蔵でもないってことだけね。ドック入りしている信濃や紀伊が漂流してるわけないし・・・」

「通報内容には、続きがあって(日章旗と旭日旗を掲げていた)ってことは、日本の軍艦・・・ですが不思議ですね。」

「何が?」

「何故、旭日旗を掲げているのでしょう」

 

平賀が不思議に思う。いま現在、ブルーマーメイドやホワイトドルフィンが所有する。艦に旭日旗を掲げる。艦は、いないからである。旭日旗を掲げている。艦がいるとしたら、昔の軍艦くらであるからだ。

 

「私もその通報内容を見て不思議に思ったわ、でも・・・」

「でも?」

「でも、大和型クラスの戦艦ができたら。普通、話題になるはずよ・・・弩級戦艦が完成していたら目立つはず」

「確かに・・・」

 

二人の言う通りである。あんな巨大な船体を持つ戦艦ができたら話題になるはず。ましてや世界最大の戦艦だ、話題にならないのがおかしい。

ネット環境が発達している現代であれば、あっという間に全国に知られているはず。

 

「もしかして政府が極秘に建造した。戦艦では?」

「いいえ、政府は、そんな戦艦は建造していないそうよ」

「じゃあ、一体・・・・」

 

日本政府も大和型軍艦の建造はしていないと言う。謎だらけの大和型の軍艦。ブルーマーメイド達、調査隊は不安になりながらも、調査対象の海域を進んでいく。すると・・・

 

「対水上レーダーに反応があります!!」

「っ!?各員、配置につけ!」

 

艦内に警報が鳴り響く。相手は大和型クラスの戦艦。万が一のため、ブルーマーメイド調査隊は戦闘配置のまま対象海域に突入した。

 

 

一方、戦艦播磨 艦橋。

 

「ん・・・ん?・・・何が起きたんだ」

 

秋津は、目を覚ます。どうやら気を失い倒れていたようだ。立ち上がり、回りを見ると艦橋内は、誰もいない。

 

「くっ・・・何故・・・誰もいない・・・何処に行った・・・・」

 

意識が安定しないのか朦朧とする。秋津。艦内にある電探を見ると。

 

「なん・・・だ・・これは・・・」

 

電探を見ると、播磨に近く数隻の船の反応があった。

 

「なん・・とか・・・しなければ・・・・」バタン

 

秋津は、再び気を失い倒れた。

 

 

一方。ブルーマーメイド達。調査隊は、視認できる。距離まで近づいた。福内は、双眼鏡で調査海域にある艦影の方を見る。

 

「な、なんだ・・・あの艦は!?」

 

福内は、声を震わせながら呟く。みくら艦橋内も目の前の光景に唖然とした。彼女達の目の前には、肉眼でも確認できるほどの大きな船体があるのだから。おそらくみくら以外の艦も同じ状況だろう。通報の「大和型の軍艦に似ているが、何かが違う」その通りの艦たった。

 

「航行している様子なし、通報の通り、漂流している模様」

「通信長、不明艦に通信を」

「了解」

 

通信長が不明艦に通信を試みる。が、不明艦からの応答は、なかった。再度送るが反応せず。発行信号を送るがこれも応答しなかった。

 

「通信、発光信号。共に応答なし・・・」

「・・・もう少し、近づく・・・」

「なっ!?艦長、危険です!!」

 

平賀は、不明艦に近づくことは、危険と意見する。

 

「このまま黙ってみているわけにも行かない、目的は、不明艦の調査・・・このまま何もなければ不明艦に乗り込み調査する。」

「はい・・・」

「本艦は、このまま不明艦に接近!二番艦は右舷、三番艦は左舷、四番艦は後方へ、不明艦に照準をロックしつつ接近!!」

 

みくら以下。戦闘艦は、不明艦に照準をむけつつ接近していく。不明艦は、主砲を向ける様子や動く気配すらない。みくらは不明艦に接舷。福内は、何も起きなかったことに安堵した。

そして調査隊が不明艦に足を踏み入れた。

 

「大きいですね~」

「まるで島みたい・・・・」

 

調査隊は、不明艦のデカさに驚く。調査隊が前甲板に搭載されている。2基の3連装砲を見て更に驚く。

 

「凄い、大和の46センチ砲を越えてるかもしれないわね」

「本当ですか?」

 

驚くのも無理はない。大和の46センチ砲は、世界最大の主砲。それ以上の51センチ砲を見て驚かない訳がない。

 

「もの凄い数の砲ですね」

「あれは、なんだ?」

「この船、ガトリング砲まで装備してますよ」

 

多分、回転式多銃身機銃のことをガトリング砲と言っているのだろう。

そして、調査隊は、不明艦の艦内に入る。

 

「調査隊、不明艦の内部に入りました」

「了解、艦内の状況は?」

「現在、乗員との接触はなし、艦内に人の気配がないそうです」

(人の気配がない?・・・この大きさだったら、かなりの乗員がのっているはず・・・・なのに私達がこんなに接近してるのに、何の反応もないなんて・・・)

 

福内は、何かあるのではないかと考えながら内心呟く。平賀も同様、目の前の不明艦を見ながら調査隊の無事を願う。

 

「艦内の構造は、大和そっくりね」

 

調査隊の一人が艦内を見渡しながら呟く。同じ大和型に似た艦だからか、艦内は大和とそっくりであった。だがそれ以上に大きいためか部屋の数が多い。

 

「誰もいませんね」

 

調査隊は、艦内に入ってから不明艦の乗員と接触していない。不気味さを感じる。そんな時、隊員の一人が。

 

「まるで幽霊船ね、この艦の亡霊が出てきたりして~」

「ちょっと!!怖いこといわないでよ!!!」

「ご、ごめん・・・・(そんなに怒鳴らなくても)」

 

いくら冗談でも、人の気配のない状況であんなこと言われて怖がらない人は、いないだろう。

調査隊は、更に艦内を進むと、頑丈そうな部屋がありそこには「火気厳禁」とかかれた標示がある。

 

「火気厳禁・・・何かあるのかしら?」

「調べてみましょう・・・・」

 

その部屋の扉の鍵は開いていたため、調査隊は入ることができた。部屋に入ると驚きの光景が調査隊の目に映る。

 

「何よ、これ・・・・」

「ものすごい数の武器に弾薬・・・・手榴弾まである」

 

部屋に入った調査隊の目の前には、ものすごい数の武器。弾薬。爆弾類などがあった。調査隊は、唖然とした。こんなに武器に弾薬それに爆弾類などが置いてある。艦は、見たことがないからだ。

 

「これ、64式小銃ですよね、こんなに・・・・ここには、その弾薬」

「ショットガンに、手榴弾。そして防弾チョッキ・・・・戦争でもするきなのか?」

 

調査隊は、武器庫らしき部屋を出たあと、どんどん前へ進んでいく。調査するにつれ隊員達は、あることに気づいた。

 

「でもこの艦、例の戦艦と同じ感じがしない?」

「確かに最初は、驚きましたが。あの主砲・・・・例の艦と同じ主砲のような・・・・」

 

調査隊は、この艦の乗員と一度も接触することなく艦橋についた。すると艦橋のレーダーらしき所に倒れている人物を発見した。

 

「「人だ!」」

 

調査隊は、ようやくこの艦の乗員と会うことができた。

果たしてこの人物は、一体、何者なのだろうか。またこの不明艦は、何処から来たのか。後に、ブルーマーメイド達はこの不明艦と、その艦橋で倒れていた人物の正体を知ることとなる・・・・・

 

 

 

 




皆さん、ゴールデンウィーク楽しんでますか?沖縄は、観光客でいっぱいです!
主人公の設定については、次回の話に書き込みたいと思います。

ちょっと内容を変えました。

誤字 脱字やちょっと変なところがあるとは思いますが。ご了承ください。


次回もお楽しみに!
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