ハイスクール・フリート マーメイドと海の男達 作:SNAKE金城
それではどうぞ!
播磨と晴風は、自分たちが反乱したと言う無線を受け唖然としていた。横須賀女子にも晴風と播磨が反乱したと言う情報が伝えられた。
「晴風と播磨が反乱!?」
校長室では、男性の報告を聞き真雪は、驚きのあまり席を立つ。
「はい、集合時間に遅れて到着した晴風とその晴風と共に到着した教官艦播磨は、突如、教官艦さるしまを攻撃・・撃沈したそうです」
「何故、そんな事態に?しかも教官艦である播磨が何故、さるしまを・・・?」
「さるしま艦長、古庄教官は、意識を失った状態で・・・まだ詳しいことは、分かっていません・・教官艦の播磨は、通信とビーコンが切られており、連絡が・・・」
真雪の表情は唖然としていた。
その頃、播磨では、先程の無線内容を聞いていた。会議室では、この無線内容に議論していた。
《ザー……学生艦と教官艦が反乱、さるしまを攻撃、さるしまは、沈没…艦長、以下乗組員は、全員無事…》
「うーん・・・」
「この声は、古庄教官のこえですね・・・」
「まず、さるしまの古庄教官と乗組員が無事で何よりだ・・・」
秋津は、撃沈したさるしまの古庄とその乗組員が無事であったことに安堵する。
「しかし、何故我々と晴風を反乱したと報告したのでしょう・・・」
「先に攻撃を仕掛けてきたのは、さるしまだと言うのに・・・我々を消す為じゃないとしたら・・・」
「だが、さるしまに何かあったのは、間違いない・・・だが、ひとつだけ疑問がある。」
「疑問とは?」
「何故、模擬弾程度で・・・さるしまが沈没したのか・・・」
秋津は、何故、模擬の魚雷でさるしまが沈んだのかと一番疑問に思った。
士官達も言われてみれば・・・と言う表情をした。
晴風でも、この無線内容を艦橋組が聞いていた。
「何で反乱したことになってるの!?先に攻撃してきたのさるしまでしょ!!」
西崎は、何故か、知床に向かって怒気を露にする。
「ええ、わ、私に言われても・・・」
「知床さんに言ったって仕方ないだろ、」
「ああ、ごめん、ごめん」
西崎は、ましろに引きずられながら謝る。
「でも、どうして沈没しちゃたんだろう・・・模擬弾だったのに・・」
知床は、何故、さるしまが模擬弾で沈没したのかと言う
「もしかすると、これも演習の一貫なんじゃあ」
「演習で沈没するか、もし演習の一環だったら播磨の秋津教官がそう言っている」
知床の言葉にましろが否定する。
「なら~、わざと沈没したとか。私たち偶然にも何か、さるしまの黒い秘密を知ってしまったんですよ!」
「始まった・・・」
「私ら遅刻した、だけじゃん」
幸子の言葉にましろは、またか・・と言うような表情をする。西崎は、自分たちは、遅刻しただけと言う。すると幸子は。
「『お前らーみたなー』『わたしたちーなにもみてましぇーん』『ええーいこのままいかしてはおけーん』『ずどーん』『あっ逃げられた』『ええーいこのまま秘密と共に沈んでやるぅぅぅ』」
幸子は、顔芸を交えながら声色を変え一人妄想芝居をする。
「全部、妄想でしょ・・」
西崎は、呆れた表情で言う
「それより納沙さん、そのタブレット通信切ってある?」
「大丈夫です。さっき艦長の指示があったときにオフにしています」
「通信機器が使えないのは、不便だけどな」
「今、発見されたら面倒だしね・・仕方ないよ」
晴風も播磨も今は、発見されないためにも通信やビーコンは、切っており、現代人の彼女らにとっては、不便である。
「ごめんね・・不便だと思うけど、第二合流地点、鳥島沖までだから」
明乃がそう言うと、知床が涙目で
「位置情報のビーコンも切ってあるけど・・わ、私たちお尋ね者ってことだよね?高校生になったばかりなのに、犯罪者になっちゃたんだよね?こんなの嘘だよね?嘘だといって~」
と言って知床は、泣き出した。すると立石が知床に何かを言おうとしている。
「・・う・・」
「どうかしましたか?立石さん」
「・・・嘘・・・」
「あ、ありがとう、いってくれて」
立石の言葉に知床はお礼を言う。それを見ていた。ましろは、ため息をつく。
播磨では、秋津と士官達がまだ会議室にいた。
「・・・・皆、聞いてくれ」
秋津の言葉に士官達は、秋津に注目する。
「我々は、この反乱の疑いが晴れるまで、晴風を守ることにする」
「我々が晴風を?」
「お前ら忘れたか?俺たちは、横須賀女子の特別と言え教官だ、お前たちも、生徒から見たら教員だ」
『・・・・』
「俺は、彼女らに言った、何かあったときは、必ず。俺が守ると・・・今がそのときだ!」
「そうですね、我々は、教官艦播磨の乗員・・我々が彼女らを守らなくては!」
「確かに、晴風にとっては、我々士官も教員の立場になるな」
秋津の言葉に士官達は、自分たちは、教官艦の乗組員。と言うことは、生徒からしたら自分らは、教員であることに気づかされ、士官らは今、同じ立場にいる晴風の生徒を守らなければと言う使命感を持つ。
秋津は、次の話をする。
「また、晴風に一人。家の乗員を送ることにした」
「我々の乗員を、一体誰を?」
「内田、入れ!」
「失礼します!」
秋津がそう言うと会議室の扉から若い下士官が入ってく来た。
「内田慎悟 一等兵曹であります!」
「内田を晴風に送るんですか?」
「ん、最初は、六黒さんを送ろうとしたんだが・・・」
『え・・・』
秋津の言葉に士官達が凍りつく。あんな悪魔みたいな人を晴風に送ると、とんでもないことが起きるのではと、脳裏をよぎる。
「内田には、晴風の一員になってもらう。年も20と近いしちょうどいいだろ」
秋津は、内田を晴風に送ることを決定し、会議を終了した。
翌朝、晴風では、播磨から一人乗員を送ると言う知らせが届き、出迎える準備をしていた。
「どんな人が来るのかな~」
「怖い人だったらどうしよ~」
艦橋では、どんな人が来るのかと言う話しで持ちきりだった。そして、播磨の内火艇が晴風に到着した。
内田は、晴風に乗り。まず艦長である明乃に、敬礼をする。明乃を敬礼した。
「教官艦、播磨の砲雷科所属の内田慎悟です」
「艦長の岬明乃です」
お互いに自己紹介をしたあと内田は、晴風の後部甲板を見た。さるしまの砲撃によって損傷を受けていた。内田は、少し悲しい気持ちになりながらも次の話にうつる。
「自分は、連絡用員でもあるから、まず被害状況を聞いてもいいかい?岬さん」
「はい、後部甲板を損傷、また爆雷があと1発。魚雷もなく、機関室も総点検が必要な状態です」
「こりゃ、大変だね・・・」
内田は、苦笑いする。内田は、明乃とましろと共に晴風の艦橋に移動し、艦橋組に挨拶する。艦橋組も内田に自己紹介をする。
すると西崎が内田に目をキラキラさせながら質問する。
「内田さんって!播磨の砲雷科だったんでしょー!何を担当してたん?」
「いきなりタメ口か、まぁいいけど・・自分は、主砲を担当してたよ」
「ええー、マジ!マジっすか!播磨の主砲って何センチなの!?」
西崎は、播磨の主砲は何センチか答えた。内田は、教えても構わないと思い西崎に教えた。
「51センチ主砲だよ」
『えっ!?』
内田の言葉に艦橋にいる全員が驚きの声をあげる。
「51センチって武蔵の46センチより大きいじゃん凄い!内田さんそれを撃ってたんでしょ!!」
「まぁ・・・」
「そんな大きな巨砲を持つ教官艦に私達は、守られているんですね」
艦橋は、播磨の事で盛り上がる。明乃は、内田にあることを聞いた。
「内田さん、播磨に学校側の連絡は、届いていますか?」
「残念だが、播磨にも連絡はきてないね」
「私達見捨てられたんじゃないの~」
西崎は、自分たちは、見捨てられたのでは、と言う。
「それは、ないと思うが・・・」
「今、事実確認中なのかも」
「こ、このまま鳥島沖10マイル退避でいいんだよね?」
知床は、明乃にこのまま鳥島まで退避でいいのか聞いた。
「うん、私達と播磨が反乱を起こして、さるしまを攻撃したみたいに言われてるけど・・違うってこと説明しなきゃ」
「その時は、我々も反乱でないことを証言するつもりだよ」
「ありがとうございます」
内田の言葉に明乃は、お礼を言う。
「合流地点に着いたとたんに捕まっちゃわないかな」
知床は、涙目になってそう言う。すると幸子が一人妄想芝居を始めた。
「『お前らー何故さるしまを攻撃した』『ちがうんです~先に攻撃したのは、さるしまの方で』『嘘を言うな!』」
幸子の最後の台詞の大声で近くにいた立石がビックとする。それを見た内田は、少し苦笑いする。
「信じてもらえないってこと?」
「だが、我々に反乱の意思などない、播磨も同じだ、このまま逃げ続けられないのだから・・速やかに近くの港に入ろう艦長」
「うん、そうだね。港に入れば攻撃されることもないだろうし・・・」
明乃は、港に入れば攻撃されないと言う。明乃は、知床に横須賀までどのくらいかかるか聞く。
「巡航で、38時間かな?」
「全く、こんなクラスになったバカっかりに・・・ついてない」
ましろは、このクラスになった事への不満を言う。それを聞いた西崎がムッとした表情をして、ましろに言う。
「何よ、こんなクラスって・・そりゃ晴風は、合格した生徒の中でも最底辺が配属される艦かも知れないけど!それは、あんたも一緒でしょ!」
「まぁ、まぁ二人とも・・」
「一緒にするな!私は、入学試験は全問正解していたはずなのに・・解答欄を一つずらして回答したから」
「えっ?」
ましろは、解答欄を一つずらして回答したことを顔を赤くして暴露した。すると内田を含め艦橋にいる。全員が口を開いていた。
「ついて・・ないんですね~」
「うるさい!」
「ついてないと言うより、ドジを踏んだな」
「内田さんまで~!!」
ましろは、幸子と内田に言われ恥ずかしくなり意地をはる。すると明乃は。
「そっかー、私なんて受かっただけでも奇跡なんだけどね~、たまたま勉強してた所が出て、ましてや艦長何て~」
明乃は、手を頭の後ろに回し少し照れたようにそう言う。
「こちらは、強運の持ち主ですか~」
「うぃ」
「アハハハハ・・・」
艦橋に少し和やかな空気が流れる。すると幸子が空を飛ぶ鳥を見て言う。
「こんな時、あんな風に学校に、戻れたらいいんですけど・・・水素やヘリウムを使わない空飛ぶ船って、作れないですかね?」
「はぁ、あんなもの空想の産物だ、馬鹿馬鹿しい」
ましろは、水素やヘリウムを使わない空飛ぶものなど空想の産物だとい言う。すると内田が
「それなら、播磨の格納庫にあるぞ」
「えっ、何があるんですか?」
「いや、そのー納沙さんが言ってた水素やヘリウムを使わない空飛ぶもの」
『えっ!?』
内田の言葉に艦橋いる、全員が驚く。
「本当にあるんですか水素やヘリウム使わない空飛ぶ船が播磨に!」
納沙が目をキラキラさせて内田に言う。
「ああ、ヘリコプターといって名前は、海鳥で燃料は、石油かな」
「凄い!いつもの間にそんなものが」
「うぃ」
「それ、私乗ってみたい!」
「本当そんなものがあるのか?」
艦橋は、内田が言うヘリコプターの話で盛り上がる。内田は内心こう呟く
(本当にこの世界には、ヘリどころか飛行機がないんだな・・・戦争というものは、人類の技術を発展させるんだな・・・)
内田は、改めて戦争がどれだけ恐ろしいものかを思い知らされた。
「みなさーん、食事の用意ができました~!」
烹炊室から食事の用意ができたと言う放送が流れる。時刻は、もう昼になっており、昼食の時間であった。
「本日のメニューは~・・晴風カレーです」
今日の昼食の献立が伝えられた。すると真っ先に反応したのは、
「カレー・・・」
真っ先に反応したのは、立石である。普段あまり反応しない彼女の目は、カレーと聞いた瞬間。キラキラと輝かせていた。
「今日は、金曜日でしたね」
「・・カレー!・・」
(ほぅ、この世界でも毎週金曜は、カレーか・・我が日本海軍の伝統を引き継いでいるんだな・・・・)
日本海軍では、曜日感覚を保つため毎週金曜は、カレーを食べると言う習慣があり、これは今の海上自衛隊でも続く伝統。またその艦によってカレーの味も違う。
この世界でもこの習慣があることに内田は、どこか安心した。
「じゃあ、交代で食べに行こっか」
「うぃ!」
「家の艦のカレーどんなのかな?」
「内田さんも良かったら食べてください」
「ありがとう岬さん、私もこの晴風カレーがどんなのか、興味がある」
晴風では、カレーの話で盛り上がっていた。
一方、播磨の艦橋では、艦長席で秋津がどこか悲しそうな表情をしていた。
「・・・平賀さん・・・・」
秋津は、自分と平賀のツーショット写真見ていた。
話は、この海洋実習が始まる。数週間前のはなしである。播磨の改装が行われているドックの隣にある。桟橋での出来事である。
「あんなに陸地があった横須賀が・・この世界では、海の中か・・・」
秋津は、この世界の横須賀を見ながらそう言う。すると後ろから秋津を呼ぶ声がした。
「秋津さん」
「ん?・・何だ平賀さんか、どうしたんだ?」
「いえ、別に・・ただあなたとお話がしたくて/////」
「・・・フフ」
平賀は顔を少し赤くして秋津に言う。それを見た秋津は、微笑んだ。すると平賀はこの世界に来てどうかと秋津に聞く
「秋津さん、この世界の日本を見てどうですか?」
「平和そのものだな・・俺達の世界での日本は、日露戦争あと、2度の世界大戦に参加して多くの犠牲を払った」
「そうですか・・・」
平賀は、それを聞いて悲しい気持ちになった。
「この世界で一番驚いたのが航空機がないってことだな」
「やっぱり、そう思います?」
「ああ、この世界のライト兄弟は、飛行機に出会わなかったんだな・・・俺達の世界では、航空機は無くてはならない存在だからな」
「でも、この世界で何故、飛行機が出来なかったと思います?」
平賀は、何故自分達の世界では、飛行機が出来なかったかと秋津に聞く
「それは、第一次世界大戦が起きなかったのが原因かもしれんな・・・」
「第一次世界大戦・・・」
秋津は、この世界で飛行機が出来なかったか原因は、第一次世界大戦だと言う。実際、航空機が発達したのは、第一次世界大戦のころ。飛行機が戦争で使われるようになってからである。当初は、複葉機で機銃もむき出しの航空機から第二次世界大戦では、翼一枚で飛べるようになり、機銃も航空機に内蔵されるようになった。その後は、レシプロからジェットエンジン搭載の航空機に変わるなど、どんどん航空機は、今現在でも発展し続けている。旅客機としてそして戦闘機として。
そんな話をしている中、平賀が突然
「あの・・秋津さん・・・/////」
「ん、何だい平賀さん?」
「わ・・私と・・・/////」
「ん?」
「・・・私と付き合ってください!!/////」
「・・・えっ・・・?」
秋津は、平賀の突然の告白に口を開けたまま目を見開らく。平賀は、顔を赤らめていた。
「平賀さん?・・・(結構ストレートに言うな・・)」
「私・・・実は、みくらであった時からあなたに思いを寄せていたんです・・・/////」
平賀は、秋津がこの世界に来たとき運ばれた、みくらで秋津を見て思いを寄せたと言う。
「私、秋津さんの事が好きなのかもしれません・・/////」
「俺の何処が好きになったんです?」
「あなたのその、明るい性格。乗員をまるで家族同然に接する。あなたが好きなんです!/////」
「俺・・そんなにイケメンでは、無いけどいいのか?」
秋津は、俺でいいのかと聞く。すると平賀は、顔を真っ赤にして秋津に言う。
「私は、顔とか性格とかそう言うんじゃなくて・・・・秋津さん自体が好きなんです!!/////」
「あっ・・・/////」
秋津は、平賀の一言で顔を赤らめる。そしてドキドキしている自分がいた。秋津は、少し考えた・・・そして微笑み顔を赤らめながら平賀の告白に対する返事をする。
「平賀さん・・・」
「はい・・・/////」
「・・・いいですよ、こんな俺で良ければ/////」
平賀は、嬉しさのあまり秋津に抱きついた。それ以降、秋津と平賀は、海洋実習が始まる。までの間にデートをしたり、キスまで交わしたのであった。ちなみに一線は、まだ越えていない。
秋津は、複雑な気持ちになる。すると金城が秋津に声をかける。
「艦長、大丈夫ですか?」
「ああ・・・おやっさん・・・・」
「平賀さんのことを考えてたんですか?」
「ああ・・何かもう、会えないのかなってね・・・」
秋津は、少し離れただけで、こんなにも複雑な気持ちになる。そして秋津は、気づいた。自分は平賀の事が本当に好きだったことに。この反乱の疑惑が晴れなければ、もう平賀には、会えないと思った。
「大丈夫です。我々は、反乱何て起こしていません・・・だから平賀さんに必ず会えますよ」
「フフ・・ありがとう、おやっさん・・・そうだよな、俺がしっかりしなきゃ、晴風の子達を守れんよな・・・」
すると烹炊室から艦内放送が流れる。
〈艦長、昼食の準備ができました。今日は、カレーです〉
「お、そう言えば、今日は、金曜日でしたね」
「北条が作るカレーは、日本一だからな・・あれが毎週食えると思うと、よだれが止まらないからなぁ」
北条秀樹 上等主計兵曹。播磨の主計科主計長で彼は、世界でも、名が知られている。ほど有名な料理人。彼も六黒と同じく何故か海軍に入隊した。年に一度、海軍で行われるカレー大会で6年連続1位をとっている。あの天皇の料理番秋山徳蔵は「彼は、私を遥かに越える料理人だろう」と言うほどである。
「艦長、ここは私に任せて、食べに行ってください」
「ありがとう、おやっさん」
金城そう言われ、席をたった瞬間である。防空指揮所の見張りから報告が来た。
「こちらは、防空指揮所!!右50度、距離約3万に、接近する艦艇あり!」
「艦種は、わかるか?」
「艦の、形状から見て・・・っ!?・・・アドミラル・シュペーです!!」
「今回の実習に参加するドイツからの艦だな、あの自沈した艦がまさか使われているとは思わんかったけどな」
秋津の世界でのアドミラル・シュペーは、ある事情により自沈していた。
「シュペー!主砲旋回しています!前の1基は、こちらに後ろの1基は、晴風に向けている模様!!」
「何!?」
シュペーは、前の主砲を播磨に後の主砲を晴風に向けた。晴風では、野間が明乃の指示で白旗をあげたが。シュペーは。
ドドォーン
「なっ!?シュペー主砲、発砲!!」
「何!?」
艦橋にいる全員がどよめく。
「180度回転する!面舵一杯!!急げ!!」
「面舵いっぱ~い!!急げ!!」
「お~もか~じ一杯、いそ~げ~」
金城の指示を航海長が伝声管で、操舵室に伝え操舵手は、リズムに乗せるかのように復唱する。
「左舷に着弾!!晴風の左舷にも着弾!!」
「このまま晴風と共に行くぞ!」
『はっ!』
秋津は、艦長席に戻り晴風と共にこのまま行くと伝える。
反乱と言う濡れ衣、そしてドイツからの留学艦。シュペーからの発砲。果たして播磨と晴風は、どうなるのか・・・
なんと秋津と平賀は、恋人どうしだったと言う事実。
恋の模様を書くのって難しいですね。どうか大目に見てください。
誤字脱字や変なところがあると思いますがご了承ください。
次回もお楽しみに!