ポケットモンスターSM Episode Lila   作:2936

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【前回のあらすじ】
ハリエとヒノキのバトルバイキングでの食事会の夜、テンカラットヒルに未知の生物が現れる。
リラはヒノキを呼び出し、彼とともに保護に挑む。




72.UB???:光を失くした者[後]

「・・・いいか、オレ達は相手を引きつけつつ攻撃力を落とす係だ。流れとしては、まずコウが『みがわり』をけしかけてる間に、ライが背後から『でんじは』を浴びせる。それが上手くいったら、ジュナは『フェザーダンス』、ライは『ないしょばなし』をガンガンしかけてくれ。ただし、技を撃ったらその都度すぐに移動すること。向こうがどんな技を持ってるかわからないからな。」

 

 リラのいる位置から例の生物を挟んで真向かいに当たる茂みで、ヒノキは手持ち達と綿密に作戦の打ち合わせをしていた。

 一度に複数のポケモンを放つことは、必ずしも戦力の増強を意味しない。扱う情報量が増える分トレーナーの負担が増えるし、それを適切に処理できなければ、却って多くの仲間を危険に晒してしまう。

 

「・・・で、オレ達の方がうまく行ったら、今度はリラがスピードを落としてくれる。それでかなり危険性(リスク)は減るはずだから、そこまで行けたら全員で攻撃だ。最初は防御は削らず様子を見る。打たれ弱いタイプだったら死なせちまうからな。」

 

 そうしてこれが保護目的の作戦である事を強調した上で、こう付け加えた。

 

「ただし、これはあくまでプランAだ。相手の動き次第では変更する可能性も十分ある。だから、あまりこだわらずに柔軟に構えておいてくれ。」

 

 

 ◇

 

 

 同じ頃、リラもまた、この戦いに参加するメンバーと作戦の再確認をしていた。

 

「私達の役目は主に減速と情報収集です。ヒノキ達の麻痺と攻撃ダウンが上手くいったら、相手の素早さが下がらなくなるまでボーマンダは『こわいかお』、マニューラは『こごえるかぜ』。それと、もしもの為にムウマージは『おまじない』をお願いします。フーディンは相手の反応やこちらの技の効き具合の分析を頼みますね。」

 

 それから四体の相棒たちを見回し、それぞれの目を見て言った。

 

「知らない相手と戦うのは不安だと思うけれど、私も全力でサポートするから。よろしくお願いしますね。」

 

 主人の言葉に、ポケモン達は深く頷いた。

 種族もタイプもバラバラな彼らだが、大好きな主人を支えたいという同じ思いから、その結束は強く固い。

 

 そして、トランシーバーモードに切り替えたピッチに向かって低い声で告げた。

 

『こちらは準備OKです。いつでもあなたのタイミングでどうぞ。』

 

 

 ◇

 

 

(おし。じゃ頼むぞ、コウ。)

 

 

 ゲッコウガの『みがわり』が、足音を立てながら相手の正面へ回り込んだ。しかし相手は相変わらず背中を丸めて俯いており、まだ気づかない。

 

 次いで隣で待機していたライチュウを背後へ向かわせる。

 空中遊泳(サーフテール)で音を立てずに近寄れる彼女だが、油断は禁物だ。視覚や聴覚を介さずとも、空気の流れや温度の違いで相手を知覚できるポケモンはいくらでもいる。

 

 やがて、ライチュウがちらりとこちらを振り返った。『でんじは』の射程距離内まで接近できた合図だ。

 

(・・・OK。今だ!)

 

 ヒノキの右手が上がると共に、『みがわり』が戯れ程度の水鉄砲を放った。一呼吸置いて、巨大な黒水晶のような身体がもぞもぞと蠢いた。

 続いて、相手の注意が『みがわり』に向いているのを確認したライチュウが、射程ぎりぎりの距離から『でんじは』を放つ。

 

 5秒、10秒、15秒。

 

 ピッチを握る手が汗ばむのを感じながら、ヒノキはリラからの連絡を待った。

 2メートルほどある敵の全身に電磁波が行き渡るまで、放出を続けなければならない。しかも今回は念入りに距離を取っているため、なおさら時間がかかる。

 

 そうして一分が過ぎた頃、ようやく通信が入った。

 

『今、フーディンが相手の『まひ』状態を確認しました。それと、脳波が特異なパターンを示している事から、エスパータイプの可能性が高いようです。』

 

「エスパータイプ?」

 

 想定外の情報に、ヒノキは思わず眉根を寄せた。

 ラナキラマウンテンに出現していた事実やその姿形から、てっきり氷や鋼と予想していたからだ。

 

「・・・分かった、そのつもりで対応する。また何かわかったら報せてくれ。」

 

 とりあえずそう答えて、改めて目の前の戦況を確認した。 

 例の生物は明らかに『みがわり』を認識し、注目している。

 にもかかわらず、一向に手を出す気配がない。

 もちろん、身体が痺れて動けないせいだと言えば、それまでなのだが。

 

「・・・よし。それじゃ、ジュナも行こうか。」

 

 疑問を抱きながらもパワーダウン担当のジュナイパーにゴーサインを出し、ライチュウにも合図を送った。しかし。

 

 

──やっぱり、妙だ。

 

 

 どうしても拭い去れない違和感に、今度は自らピッチを構えた。

 

「なあ。あいつ、麻痺してるっていってもさすがに大人しすぎやしないか?エスパーなら身体が動かせなくても、念力でみがわりを消すくらいはできるだろ。」

 

 ヒノキとしても、決してフーディンの分析が信用できない訳ではない。しかし、最初に感じたあの危険なオーラとこの奇妙な静けさのミスマッチは、どうしても不気味だ。

 

 少しの間の後に、リラの応答が返ってきた。

 

『正直なところ、私も同じ印象です。ですが、フーディンは確かに四肢の緊張や神経の情報伝達速度に減弱が見られると言っています。ですので──』

 

「作戦は続行でいいんだな。了解。」

 

 フーディンがそう言うなら、信じるまでだ。

 控えている手持ち達を見渡して言った。

 

「みんな、総攻撃(フルアタック)の準備だ。他の奴と十分間隔を開けて散ってくれ。」

 

 実際、この違和感は単なる杞憂であって、案外簡単にカタがつくかもしれない。

 

 

 

 そう思った、その時だった。

 

 

 

 山の方から流れてきた雲が月を隠し、辺りが闇に包まれた。

 そしてその中心で不吉に閃いた赤い光に、ヒノキは反射的に叫んだ。

 

「ダメだ、みんな戻れ!!奴から離れろ!!」

 

 ヒノキがそう叫んだ瞬間、咆哮が轟き、レーザー光線があさっての方向を焼いた。それが月光が途切れたせいか麻痺の影響かは分からないが、まさに闇雲だ。

 

 次々と戻ってきた手持ち達をボールに収めながら、ヒノキは必死に次に取るべき行動を考えた。

 

 リラにはフーディンがついている。

 いざとなれば『テレポート』で逃げられるだろう。

 ならば自分の役目は、その可能性が潰えないよう、フーディンを守ることだ。

 

 

──悪いけど、ちょっと本気で行くぞ。

 

 

 胸の中でそう呟いて一つだけボールを放った後、『島めぐりのあかし』の先で光を帯び始めたキーストーンに触れた。

 

 

 

 ◇

 

 

「・・・・・!!」

 

 同じ頃、突如荒れ出した未知の生物を前に、リラは呆然と立ち尽くしていた。脳裏で爆竹のように爆ぜる情景の連続に、心身の自由を奪われていたのだ。

 

 異なる世界の巨大な塔。

 光を失った都市で生きる、不思議な肌の色をした人々。

 今や名前だけにあるべき姿が残った彼らの神。

 

 無意識に、唇からその名がこぼれた。

 

 

「かがやきさま・・・。」

 

 

 その瞬間、雲が晴れて辺りが一気に明るくなった。

 そして現れた月を背負うように、尾に炎を燃やした翼竜のシルエットが浮かんだ。

 

「行くぞ、リー!」

 

 そのリザードンは、見慣れた姿とは似て非なる形態をしていた。

 俗にメガリザードンYと呼ばれる、メガシンカ形態だ。急に空が晴れたのは、彼の特性の『ひでり』によるものだろう。

 

 が、それでも未知の生物の暴走は止まらない。

 

(こりゃ、プランBだな。)

 

 リザードンの背で噴き出す汗を拭いながら、ヒノキは決意を改めた。

 戦いの前に託されたリラの願いが胸に刺さるが、それはあくまで彼女の命あってのものだ。それだけは絶対に譲れない。

 

「『ブラストバーン』!!」

 

 限界まで息を吐ききってから一気に酸素を取り込む事で、リザードンの気道に激しい火気流が生じる。

 そうして放たれた巨大な火球が、件の生物を軸に爆発した。    

 

 (やったか?)

 

 厚い煙に遮られ、相手の姿はまだ見えない。しかし、攻撃は確かに直撃した。ダメージは決して小さくないはずだ。

 

 やがて、煙の奥にうっすらと黒い影が見えた。

 直後、チカリと凶々しい赤い煌めきがヒノキの目を射た。

 

「やばい!!リー、来るぞ!」

 

 針のような極細の赤い光が、宙に浮かんだまま大技の反動で動けないリザードンの左翼を貫いた。

 

 

『バギャアアァァ!!』

 

 

 悲痛な絶叫が辺りに木霊し、ぐらりと傾いた身体は無抵抗のまま落下を始めた。

 

「ヒノキ!!」

 

 リラは地上からその一部始終を見ていた。

 しかし、下手に動けば今度は自分達が標的となってしまう。

 

「っそ・・・!戻れ!!」

 

 落下する身体を捩って、どうにかリザードンをボールに戻す。

 これでリザードンの地面への激突は免れたが、問題は自分だ。身体のコントロールが効かない間に、地面はぐんぐん近づいてくる。

 

 やがて地表に月が落とす影が映り、ヒノキは覚悟を決めた。

 このまま腕から落ちれば、運が良ければ腕の骨折だけで済む、かもしれない──。

 

 

 

 ところが、それは彼一人の影ではなかった。

 

 

 

「!おまえは・・・!!」

 

 巨大な影からすり抜けるように現れたのは『月を誘いし獣』こと、がちりんポケモンのルナアーラだった。

 月夜の散歩中にたまたま通りがかったのか、異常事態を察して駆けつけたのかは分からないが、とにかく彼女のおかげでヒノキは無傷のまま地上へ戻ることができた。

 そこに、ようやく身体の自由が戻ったリラが駆けつけた。

 

「ヒノキ、大丈夫ですか!?怪我は?」

 

「今のところは大丈夫みたいだ。今回ばかりはさすがにダメかと思ったけど。」

 

 そんな二人を背に、月の使者はじっと数メートル先の未知の生物を見据えていた。が、やがてわずかに顔を傾けて二人を一瞥した。

 まるで「ここからは自分に任せろ」という風に。

 

 そんな彼女に、ヒノキとリラは顔を見合わせ、頷いた。

 

「・・・わかった。でも、お前も十分気をつけてくれ。あいつにはどこまでこの世界の常識が通じるか分からない。」

 

 

 ヒノキの言葉に頷くと、ルナアーラは巨大な両翼を輝かせて夜空へ飛び上がった。

 そして、地上で未だ全身から怒気を放ち続けている未知の生物を見下ろした。

 

「・・・lino・・・!!」

 

 生物はルナアーラに向かってまっすぐにレーザー光を放った。しかし、ルナアーラの纏う虹色の光の壁を貫くことはできない。

 

『リォ──ナ!!』

 

 今度はルナアーラが宙に向かって虹色の光線を放った。たちまち空間に巨大な亀裂が入り、裂け目から光が溢れた。同時に、ヒノキの異空間線観測機が狂ったように反応し始めた。

 

「なんだ!?一体、何が・・・」

 

 相手を触発するようにルナアーラは再び咆哮を上げ、裂け目へ向かった。後を追いかけようと、未知の生物も宙へ浮かび上がる。

 

 その黒い背に、リラは思わず叫んだ。

 

「!待って・・・」

 

 しかし裂け目はルナアーラに続いた未知の生物を飲み込み、間もなく消えてしまった。

 

 

 ◇

 

 

「おい、大丈夫か?なんか顔色悪いぞ。」

 

 静寂の戻った丘の端で、ヒノキがリラに訊ねた。

 一連の戦いによって、辺りは一面焼け野原と化していた。明日の任務はここを元に戻す作業から始めなければならないだろう。

 

「いえ、きっと緊張で気が張り詰めていたせいです。だから、大丈夫。」

 

 期せずして拾った記憶の破片達の事は伏せたまま、リラは笑顔を繕った。それらは素手で触れるにはあまりに危険で、彼女自身まだどう扱って良いか分からなかった。

 

「そうか?なら良いけど。それにしても、あいつはほんとに何だったんだろうな。まあ、ルナアーラのおかげでひとまずは安心だけど。」

 

「そうですね。・・・ただ」

 

 慎重に言葉を選びながら、リラは続けた。

 

「彼は自らの世界で失われた光を求めて、この世界に迷い込んだ。だから、たとえルナアーラが彼を元の世界へ連れ帰ってくれたとしても、その世界に光が戻らない限りは、また時空の裂け目から異空間を彷徨う。私には、そんな風に思えます。」

 

 そこでリラはヒノキが不思議そうに自分を見ていることに気付き、慌てて話題を変えた。

 

「それより、急に呼び出したのに来てくれてありがとう。とても心強かったです。」

 

「え?あ、ああ。そりゃ来るよ、仕事だし。」

 

 何気ない言葉に、溶けかけていた心が再び凍てついた。同時に、喉まで出かかっていた「昨日はごめんなさい」の一言は、また胸の奥に沈んでしまった。

 

 分かっている。

 ヒノキがここへ来たのはあくまで仕事だからであって、決して自分とハリエを天秤にかけた結果などではない。

 それくらい、ちゃんと分かっている。

 

「さあ、あとの検証は私だけで大丈夫ですから。あなたは早くポケモンセンターへリザードンを預けて、バイキングへ戻ってください。」

 

 曇りがかった思念を必死に振り払い、フーディンのボールをヒノキに預けた。

 飛べなくなったリザードンの代役だ。

 

「ん、おお。そうだな。・・・」

 

 しかしヒノキはすぐには発たず、しばらくそこに立っていた。そして、既に踵を返して遠ざかりつつあるリラの背に、控えめに声をかけた。

 

「なあ。やっぱり、ちょっとくらいおまえも来ないか?どうせメシまだだろ?」

 

 その言葉に、リラの胸にまた痛みが走り、苛立ちが湧いた。あれだけひどい断わり方をしたのに、どうしてまだ諦めないのだろう。ハリエの為の食事会で、一体自分に何の役割を求めるというのか。

 

「・・・あなたなら、一人で十分彼女にご馳走できるじゃないですか。」

 

 暗い感情を必死に抑え、今言える精一杯ましな言葉を投げつけた。

 もうこれ以上、嫌なことは言いたくなかった。

 

 

 ところが、ヒノキが少し強い口調で言い返したのは、予想外の言葉だった。

 

 

「ちがうよ。ハリエじゃなくて、おまえに自分のために来てほしくて言ってるんだよ。おまえ最近全然元気ないし、それに明らかちょっと痩せただろ。だから、少しでも元気が出ればって思って・・・ん?なんだ、フーディン。どうし──」

 

 突然ヒノキの手のボールから現れたフーディンが彼の腕を掴み、テレポートでその場から離脱した。

 こちらに背を向けたままぼろぼろ泣き出した今の主人と、なんにも分かっていない元の主人を見かねての事だった。

 

 

 ◇

 

 

「・・・お。」

 

 ハウオリシティのポケモンセンターにリザードンを預けてから店に戻ったヒノキは、テーブルに並んでいた3品の料理に驚いた。

 

「あっ!お疲れ様です。おかえりなさい。」

 

 そこに、席を外していたハリエがケオと一緒に戻ってきた。

 両手には、マトマスープのカップとソーサーが一組ずつ乗っている。

 

「すみません、勝手な事をしてしまって。でも、ただ待っているというのも時間が勿体ないと思って・・・。」

 

「それでオレがいない間にこれを勝ち取ってきたのか。すげーじゃん!」

 

「いえ、ケオが頑張ってくれたおかげです。・・・あら?そのフーディンは、確か──」

 

「ああ、リラのフーディンだよ。ちょっとリザードンが翼を傷めちゃったから『テレポート』でここまで送ってもらったんだ。きみもこいつでちゃんと送るから、帰りの心配はしなくていいよ。・・・」

 

 そう説明してフーディンを見たところで、ヒノキはふと、ある事を思い出した。

 

「・・・どうかされましたか?」

 

 不意に動きの止まったヒノキに、ハリエが不思議そうに訊ねた。

 

「や、何でもない。よーし、そんじゃ今度はオレの番だな。ちょうどステーキのトーナメントが始まるみたいだから、行ってくるよ。腹減ってたら先に食っててくれていいから。」

 

 そしてヒノキは食席からバトルコートへ向かった。その道すがら、今しがた思い出した事を隣のフーディンに話した。

 

「なあ。そういやオレ達、ここでまた会ったんだったな。」

 

 そして、リラに。

 思えばあの日、特製パフェを賭けてここで彼女とバトルをしたのがすべての始まりだった。

 まだほんの数か月前の事だが、日々色々な事が起きるせいで、もう随分昔の事のように思える。

 

『皆さま、大変長らくお待たせいたしました!それではただ今より、本日のスペシャルディッシュ、ちょとつもうしんステーキを賭けたトーナメントを──』

 

 さっきの言動からすると、どうも彼女は自分が単なる料理獲得要員として誘われたと思っていたらしい。

 ヒノキとしては、リラの戦いを観る事でハリエはバトルの勉強になるし、最近なぜか元気のないリラの気晴らしにもなるという最高のアイデアだったのだが、今思えば最初にそれを伝えるべきだった。

 そうしたら、今頃は彼女と一緒にこのトーナメントに参加していたかもしれない。

 どっちが勝っても最終的には食えるからいいよな、なんて笑っていられたかもしれない。

 

『──そこまで!勝者、フーディン!!』

 

 フーディンに飛ばされる前の一瞬、彼女が泣いていたように見えたのは気のせいだろうか。

 願わくばそうであってほしい。これまで人一倍辛い経験をしてきたやつだから、その分これからは笑っていてほしいと、心から思う。

 

 

(あいつ、終わったらちゃんとメシ食うかな。)

 

 

 そうして目の前のハリエの為の戦いを勝ち進みながら、頭の中ではずっとリラの事を考えていた。

 

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