それでもよろしければどうぞ。
目を覚ますと目の前が爆破した。な、何を言っているか分からねーだろうが、僕も何を言っているのか分からねー時間停止だとか、瞬間移動だとかそんなチャチなもんじゃねーもっと恐ろしいもんの片鱗を味わったぜ。
ハイ、冗談はさておき、どうしてこんなことになっているのかと言うと。神様に転生させられて気が着くと巨人が居たりしたけど、それは自分が小さくなっていたからだね、うん。まあそこから何やかんやして今、中学生ですよ。早いって?誰が赤ちゃんプレイせなあかんねん。で、今
「オイ!デクテメェ何雄英受けようとしてんだよ!殺すぞ!」ボンッ
隣の敵さんに攻撃されてます。いや、敵じゃないって?見てくださいよ、このつり上がった目!凶悪な顔どこからどう見ても敵じゃないですか?えっ違う?あっ今更ながらに自己紹介。術理桜と申します。今後ともよろしく。えっ違う?後、爆豪さんそろそろやめてください。死んでしまいます。(机が)
「やって見なくちゃ分からないじゃないか!」
「没個性どころか、無個性のお前が受かるわけがないだろう!記念受験か!」ボンッ
まじでそろそろ死にそうだな〜(机が)
「そういえば、術理は雄英から推薦が来てたよな?」
オノレ、ティーチャーここでそれを言うか!?そんな事を言ったら…
ボンッ バキッ
「なんでよりにもよってオレじゃなくて!この根暗女なんだよ!」
ぎゃー死んだー!(机が)死んだー!?後、校内での個性の使用は校則違反なんだからな!
今の僕の容姿は紫色の髪に水色の瞳で、目は前髪で見えなくなっている。だからと言って根暗はやめてほしい。
キングクリムゾン!!
放課後、僕は中庭の中にある池の鯉に餌をやっている。僕の数少ない日課のひとつだ、鯉を見て和んでいると、上から声が聞こえた。
「来世に個性が宿ると信じてワンチャンダイブ!」
断片的だがしっかりと聞こえた。それに気分が悪くなって早く帰ろうと思っていると、上からボロボロになったノートが降って来た表紙には将来のためのヒーローノートと書かれていた。
それを見ていると、不意に背後から声が聞こえた。
「そ、そのノートはボ、僕のだからか、返してくれないかな?」
振り向くとそこには、緑色のモサモサの髪にソバカスが特徴的な彼は、確か…
「キミ、緑谷出久くんだったよね?このノートキミのだったんだ、少し読ませてもらったけど、どのヒーローもちゃんと観察してあってすごいね!」
「そんな事ないよ、ただ趣味みたいなものだから、そ、それに僕は観察しか出来ないから」
「それでもすごいよ!それに個性の使い方も書いてあってなるほどと思うものばかりだもの、もっと自信を持った方がいいよ。じゃあ、僕は帰るから戸締まりよろしく。」
この日、運命は動き出す。
「無個性でも、あなたみたいなヒーローになれますか?」
「君はヒーローになれる!!」