「よお、何読んでんだ?」
「魔法機関の事が書かれている本」
アルストが<Infinit Dendrogram>を初めて2週間、アルストが技師ギルドで本を読んでいるとぶーらんたんが近ずいてきた
「どんな事が書いてるんだ?」
「色々な魔法機関の説明が書いてんだよ、酸素の生成や対圧防結界を出すのとか」
「へ~いくらしたの?」
「250リル」
「お前金大丈夫か?会うたびに違うの読んでるだろ」
「ちゃんとジョブクエストしてお金は稼いでるよ」
「お前今レベルどの位?俺今34何だけど」
「俺は36」
「超級職はまだまだ遠いか」
「先に上級職だろ」
「まあな、でも就いてみたいだろ、先着一名だぞ、こうしてる間にも【整備士】の超級職にティアンが就いちまうかも」
「そん時は諦めるか違う超級職を狙え」
「お前はどうなんだよ、【技師】の超級職だれかに先に就かれても良いのか?」
「そりゃあ興味はあるけど俺がこのゲームを始めた目的はヴィーヴィルを作るためだからな。絶対に欲しいって程じゃない」
「そうか、それでヴィーヴィルは作れそうか?」
ぶーらんたんはアルストのリアルの友人でこれが本気だと知っているので真剣に聞く
「ああ、これを見て見ろよ」
アルストは今まで見ていた本のあるページをぶーらんたんに見せる
「浮揚装置?」
「そう、これがあればどんな物でも浮かばせる事ができる」
「でもこれでヴィーヴィルを浮かせるとしたら膨大なMPが必要になるんじゃ」
「そこはほら、ヘスティアが成長してもっとMPを生成できるようになれば」
今一瞬ヘスティアの窓から見えた炎が俺の言葉に反応したように燃えるのが激しくなった気がしたんだけど、ガードナーじゃ無いんだし気のせいか
「そういえば、今ヘスティアって第一形態?」
「いや、この前第二形態に進化した」
「俺まだ第一何だけどエンブリオの進化の速さって皆バラバラなのかね?」
「さあ、まだゲーム始まって一ヶ月もしてないんだから分からないよ」
「それもそうか。あ、俺もうログアウトしなきゃ」
「そう、じゃあな」
「・・・さて、またジョブクエストをするかね」
ぶーらんたんがログアウトした後、アルストはヘスティアを片手にクエストを受けに行った。
□<エンブリオ>説明
【機構炉心 ヘスティア】
TYPE:チャリオッツ
到達形態:Ⅱ
能力特性:MP生成
モチーフ:ギリシア神話に登場する女神〝ヘスティア″
スキル:《燃料化》《燃え上がる炉》
備考:〈マスター〉のアルストが戦闘をしないので今の所、アルストが作ったアルストが持っているMP量では使えない機械を動かす時にしか出番が無い。時々言葉に反応しているような気がする?