【獣王】の依頼とは俺が持って帰った決戦兵器を最優先に解析して何か有用な物が無いかを探すことだった
場所は叡智の三角の警備が厳重な区画そこで【獣王】の見張り付き。そこに解析系のジョブやエンブリオを持っている古参クランメンバーが集められ誓約書を書かされて参加している
そこまで厳重にしている理由は唯一クランメンバー以外で参加している皇王が原因だろう。
皇王が持つ整備士系統超級職【機械王】は整備能力が高く先々期文明の機械も問題なく整備ができる程。アルストの【設計王】の力やヴィーラが持つ先々期文明の知識も合わさり解析が進んでいった
「スキルは・・・何これ。《空間固定》ってどう作ったらそんな機能作れるんだよ。アルストさんの奥義でこれの詳細分かります?」
「何とも言えないですね。損傷が酷い上にこんな難しい機構、解析にどのくらいの時間がかかるのか分かりませんしその後に作ってみようとしても材料と技術力が足りるかどうか、《相互補完修復機能》に関しても同じくですね。今の所これを手に入れたことで得ることが出来たのは中に保管されていた大量の金属粒子入りのアイテムボックスですかね」
「これを見てるとどれだけフラグマンと戦っていた化身が化け物だったのかが分かりますね」
「本当に。さて、もうこれ以上の収穫は無いと思いますがどうしますか陛下」
「そうですね、時間がある時で良いのでこの二つの機能の解析をお願いします。あとあのアイテムボックスを二つほど購入させてください」
「分かりました、値段は後程お伝えいたします」
「あともう一つ。近いうちに大きな事が起こると思うので時間があるなら参加をお願いいたします」
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決戦兵器の解析が終わった後、アルストはヴィーヴィルの整備に必要な素材を買いに〈マーシャル〉に入ったヘスティアとラインハルトの言った事について話していた
『大きなこととは何でしょうねマスター』
「カルディナからの邪魔も無くなったし最近のオーナーの王国への攻撃なんかを考えると十中八九王国との戦争関連だろうな」
『勝てますかね?』
「分からん、前回の戦争で王国が負けたのは〈超級〉が出なかったのが大きな原因の一つ、今度の戦争で〈超級〉が出てくれば前回の様にはならないだろうな」
「ねえ、アルスト・コジャーソだよね?」
『ッ!』
「・・・あー第六になって結構立ってたから油断してた」
二人が後ろを見ると立っていたのは皇国の有名人。ドライフ皇国最強のPKクロノ・クラウンだった