ある男の飛竜戦艦   作:ゴロゴロ鼠

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第6話

アルストがヴィーヴィルを作りたいとクランメンバーに話した翌日、アルストは人が寄り付かないような森の奥深くに来ていた

 

「ここならだれにも見られずに動かせるな」

 

アルストはアイテムボックスから少し改造し、スピーカーを取り付けた【マーシャル】を取り出し、胸の部分にヘスティアを融合させる

 

「どうだヘスティア、動けるか?」

 

「はい、動けますマスター」

 

ヘスティアは第四形態に進化し、TYPE:アドバンス・ガードナーになった事により、喋れるようになった

 

「マスター」

 

「どうした?ヘスティア」

 

「何故、このような山奥に?私の動作確認ならクランででも出来たのでは」

 

「あー駄目駄目、クランで確認しててクランメンバーに見られたら」

 

『アルストさーん、何やってるんですか?』

 

『え、エンブリオが進化して機械に融合したらエンブリオだけで動けるようになったんですか?』

 

『あの~ちょっとエンブリオを貸してほしいんですけど、いえただ【マーシャルⅡ】の耐久試験に付き合って貰いたくて』

 

 

「とかで何日使われるか分からないからな」

 

「そうですか」

 

「そうそう。ほら、早速動いてみてくれ」

 

「はい」

 

ヘスティアはアルストの指示通りの動きをして見せる

 

「もういいぞ」

 

「はい、マスター」

 

「お前には何時か戦艦を動かしてもらうからなよろしく頼むぞ」

 

「お任せください!完璧に動かして見せますよ」

 

「じゃあ早く完成させなきゃな・・・!」

 

アルストが話していると、近くの木がアルストの方に倒れてくる

 

「マスター!」

 

木がアルストに当たる直前、ヘスティアが木を受け止めアルストはその隙に木から離れた

 

「無事ですか、マスター」

 

「ああ、ありがとうヘスティア」

 

「木が腐ってたんでしょうか、危なかったですね」

 

「そうだな、もう確認も終わったしそろそろ帰るか」

 

 

「マスター、行きにあのような洞窟あったでしょうか」

 

アルストとヘスティアが帰り道を歩いていると、ヘスティアが洞窟を見つけた

 

「いや、気付かなかったな」

 

「如何しますか?」

 

「中を見てみよう、可能性は低いが、もしこれが〈遺跡〉なら何か役に立つ者があるかもしれない」

 

「分かりました、マスター」

 

アルストとヘスティアは洞窟の中へ、入っていく

 

 

それは何者かが内部に侵入したことを感じた、周りに居た仲間、とも呼べる者たちは侵入者の元へ行くがそれは一人になってもその場を離れない。まるで何かを守っている様にその場から動かなかった

 

【高位技師】アルスト・コジャーソ

 

「マスター、これは」

 

「ああ、確実に何かある」

 

二人の足元には襲ってきた機械が散らばっており、それが十数体分ある

 

「前にクランの誰かが言ってたな、こういう所には何かあるって」

 

「ではマスター、ここには」

 

「居るかもしれないね、〈UBM〉。機械関係だったら何とかなるんだけど」

 

二人は話しながら奥へと進んでいく

 

「マスター、気を付けてください、暗くて先が良く見えません」

 

「ああ、じゃあこれを・・・!」

 

アイテムボックスからアイテムを出そうとした瞬間、《危険察知》のスキルに反応があり、横に飛ぶと、先ほどまでアルストが居た場所にレーザーが飛んできた

 

「マスター!?」

 

アルストはアイテムボックスから辺りを照らす魔道具を出し、相手を見て驚く

 

「・・・冗談半分だったんだけど、本当に出るか、〈UBM〉」

 

二人の前には約3メテルの伝説級〈UBM〉【硬化機人 デイラン】が此方にレーザー砲の様な物をこちらに向けていた

 

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