「・・・なああれ誰だよ、新しく入った人?」
「違いますよ、アルストさんですよ。あそこアルストさんが何時も使ってる場所でしょ」
「・・・何であんな格好してるんだ?」
二人の〈マスター〉が見ている先では着ぐるみをきて設計図を書いているアルストが居た
◇
「いやこれ特典武具なんですよ」
「特典武具!?アルストさん〈UBM〉倒したんですか」
「はい、ヘスティアも壊してしまいましたけど」
「あ、だからいないんですね」
〈エンブリオ〉は壊れると復活まで数日間かかるので今日ヘスティアを壊したアルストは数日の間ヘスティアを呼び出すことが出来ない
「・・・特典武具ってそんなのもあるんですね」
「俺も最初は驚きましたけど、今俺が一番欲しいスキルを持っていたのでおれは満足してますよ」
「そうですか、俺も特典武具欲しいな~、何処かに簡単に倒せる〈UBM〉っていないですかね」
「自分の〈エンブリオ〉に相性がいい相手だったらどうにかなるかもしれませんけど、難しいでしょうね」
「そうですよね」
◇
【高位設計士】アルスト・コジャーソ
「よし、これで終わり?」
「はい、今終わったので設計士ギルドの依頼分は終わりです」
「そうか、じゃあ後は」
アルストは【窃盗】対策のアイテムボックスに入れていた書きかけの設計図を出す
「マスター、まだクエストを受けていたのですか?」
「いや、これはクエスト関係じゃなくて【ヴィーヴィル】の設計図の一部、正確にはアンキュローサの設計図だ」
「完成しそうですか?」
「後は仕上げでほら、もう完成した」
【設計図の作成回数が一定数を突破ししました】
【条件開放により【
【詳細は設計士系統への転職可能なクリスタルでご確認ください】
「・・・・・・はい?」
「?どうしました、マスター」
「・・・ヘスティア、行くぞ!」
「え、行くってどこに?」
「転職クリスタルの所」
◇
「なあ、アルストさん見てないか」
「さっきいそいで何処かに出かけに行くのを見ましたよ」
「そうか。エンブリオを借りたかったんだけど、仕方ないテストパイロットにポーション飲ませて強引に回復させながらテストするか」
「ただいまー!」
「あ、丁度戻ってきた。なんだかご機嫌ですね」
「あ、分かります?ちょっと〈看破〉してみてくださいよ」
「〈看破〉ですか?いいですけど・・・ええ!?」
「ん?どうかしたんですか」
アルストを〈看破〉した〈マスター〉の驚いた声を聴いて周りにいたメンバーが集まってきた
「アルストさんのジョブが・・・」
「どうしたんです?」
「【設計王】になってる」
「「「・・・・ええええ!?」」」
アルストが超級職になったことは直ぐにクラン中に広まり、【設計王】を目指していた物は悔しがったり、諦めたり、違う超級職を目指し始めたりと様々だった。