アルストが【設計王】に就いて数か月後
□【
「・・・超級職、取らない方が良かったかな」
「そんな事言ってるとPKされますよ、【設計王】を狙ってた人も多いんですから」
アルストは設計図を描きながらヘスティアに注意される
「だって【設計王】になってから設計士ギルドやクランメンバーから設計図を書いてくれって依頼が沢山来てるんだよ。オーナーも同じ超級職なのに何で忙しそうじゃないの」
さっき見かけたけど自分用のモンスター作ってたよあの人
「モンスター製造の依頼なんてそんなにあるわけないじゃないですか。そんなに大変ならなんで断らなかったんですか?」
「報酬が良かったから」
一個カルディナからの依頼で設計図一枚で【マーシャルⅡ】が買える位のがあったけど、流石に怖いので受けなかった
「ていうか、明らかに【高位設計士】でも良いような物が何枚かあるし、なんで俺に依頼するかな」
一応【設計王】という事で依頼料も高いはずなんだけど
「【高位設計士】と【設計王】じゃあ格が違うからねぇ、金がある連中は超級職の【設計王】に頼むさ。何より【設計王】が作る設計図通りに作れば失敗しないんだから」
「あ、オーナー」
オーナーの言った通り、【設計王】が作った設計図を使えば失敗が起こらない。【設計王】のスキル《設計EX》は設計図の不備を起こさない。【設計士】と【高位設計士】の《設計》は自分の思ったと通りの設計図を作ってしまう。たとえそれに実現の不可能な事が書かれていても、《設計》のレベルを上げればもし問題があってもシステムが指摘してくれるがレベルを最大にしても全部を直せるわけではない。しかし《設計EX》は実際に作った時に起こるであろう問題を完全に指摘して、その解決策を見つけ出してくれる
「如何したんですか?」
「いや、君に会わせたい方が居てね、一緒に来てもらえるかな?」
「良いですけど、誰ですか?」
「それは着いたら分かるさ」
◇
そしてオーナーに付いてきて会ったのが
「貴方がアルスト・コジャーソさんですね、私は現皇王ラインハルト・C・ドライフ。貴方に聞きたいことがあります」
現皇王でした
「はい、何でしょうか」
「貴方は戦艦を作るのが夢と聞きました。どのような物なのかを説明してくれませんか?」
「はい、ではこの設計図をご覧ください」
俺は訳が分からない中、【ヴィーヴィル】の設計図を皇王に渡し、説明をする
「・・・なるほど、ありがとうございました」
「如何ですか陛下、これには価値があるのでは?」
「あの、オーナーこれは何を」
「アルストさん」
「は、はい」
「もしあなたが私の条件を飲むなら、ドライフ皇国はこの戦艦【ヴィーヴィル】を作るお手伝いをしましょう」
「!詳しくお願いします」
「今ドライフはアルター王国との戦争の準備をしているのはご存知ですか?」
「噂で聞いたことはありますが、本当なんですね」
「はい、そこで戦争の時に私の指示通りに戦艦を動かしてくれるのなら製造のための費用も何割か負担しますし私、【
「!!」
はっきり言って今のアルストの全財産を使っても【ヴィーヴィル】を完成させることは出来ない、さらに整備士系統超級職【機械王】が製造に協力してくると言うのなら
「宜しくお願いします」
「決まりですね」
こうしてアルストはラインハルトと手を組んだ