ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:立花祐也
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第102話 偶然の出会い【第6層part1】

1層攻略から1ヶ月と2週間ほど経過した頃

SAO第5層ボス部屋(ルシハ目線)

 

──Congratulation!!

 

第5層の階層ボスを倒した俺、キリト、アスナ、風林火山のメンバー、その他攻略率先組は1人の犠牲も出さずにボスを攻略したことを喜びながら次の階層へと足を運んでいた。

 

「お疲れ様、アスナ、ルシハ」

 

「あぁ、お疲れさん」

 

階層を移動して第6層へと足を踏み入れた俺達はすぐに転移石のアクティベートを終わらせた。

 

「よし、アクティベート完了、他の層にも行けるようになった」

 

「それじゃ、俺達は先に進む前に一旦はじまりの街に行こうと思うけど……ルシハはどうする?」

 

「俺は先の様子を見てから行こうと思う……見た限りここは……」

 

俺はマップを開き第6層の名前を確認した。

 

《空中庭園:イルグラム》

 

周りを見渡すと普通に大きなフィールドと思えるが、第5層までは初期位置からでも見えた《迷宮区塔》が目視では確認が出来ない、それだけでなく空は快晴、名前からすればここは1つの浮島(空)の上にいるはず……

 

「ここの探索は今はルシハに任せる、俺達も後で合流する」

 

「わかった、また後でな」

 

6層へと入った俺達はキリトとアスナははじまりの街へ、俺は探索を進めることにし、他のプレイヤー達もそれぞれに行動を始めた。

 

────

それから数分後、見晴らしの良い場所に出た俺はこのエリアの全体を確認した。

 

(このエリアには迷宮区塔が無いのか……?ここから見える限りだとここは雲の上、庭園って名前にぴったりなフィールド、だけど島自体は4個……そしてこの島にはモンスターが小さい青スライムだけ……か)

 

モンスターの種類を確認したりどこまで進めるのかを確認したりした俺はとりあえずクエストを受けに行こうと思い転移石のある場所に戻ろう……と思ったその時。

 

「……そこにいるのはわかってるぞ」

 

戻ろうとしたところでキリトに教えてもらった《索敵スキル》に誰かの気配が割と近くで反応し、反応した方向にあった木に向かい《デビルライトハンド》を構えた。

 

「そんなに怖い顔しないでよ、というかよく気がついたね?」

 

「そりゃ、3人も固まって同じ場所に隠れればバレるでしょ」

 

「隠密スキルも使ってないからねぇ…あ、ごめんね」

 

木の後ろから出てきたのは3人のプレイヤー、1人は小柄なショートヘアの女の子、そして残り2人のうちの1人は背中に片手剣を背負った男、もう1人は2人とは違い図体のでかい盾を持った男。

 

「いきなりごめんね、私は《シズク(shizuku)》!」

 

「ホント、いきなり過ぎるだろ……あ、()は《ライム(Lime)》」

 

「こんなに体でかいから強いと思われるけど実は臆病、俺は《ゴウ(gou)》」

 

木から出てきた順に自己紹介を始めた3人と同じく俺も自己紹介をして何故俺を尾行したのかを聞いた。

 

「……つまり、俺に《夕立の霧雨》ってギルドに入って欲しい、と、それでキリト達と別れた瞬間に話しかけようと思ったらものすごい速度で移動されてやっと追いついて様子を見てたら俺の索敵スキルにみつかった……と」

 

「うん!」

 

「……で、そのギルドのメンバーってのは?」

 

「私たち3人だけ」

 

「……は?」

 

「その辺に関してはシズクじゃなく俺から説明する」

 

いきなりギルドに入って欲しいと言われてメンバー誰なのかと思えばここにいるシズク、ライム、ゴウの3人だけ……

追加でライムの話を聞いた限りこの3人はリアルで仲良し3人組で、SAOβテストに3人で受かったからナーヴギアの発売と同時にSAOを買って正式サービスに3人でログイン、そして見事に茅場晶彦の性でこのゲームに囚われてしまった、けど諦めたくないからボス攻略に積極的に参加しようと2層攻略が終わった頃に決めて3層から参加を開始、だけどほとんど戦力外で終わってしまい、探索もほとんど出来ないからそろそろ誰かに手伝ってもらいたい、と考え始めながら第5層攻略に参加していい人を見つけてその人に頼もうと思ったら俺を見つけてライムは止めたけど無視してストーカー行為をして今に至る……と、SAOの規則的にはリアルの話は禁止のはずだけど

 

「こんな理由なんだが、手伝ってくれないかな」

 

「俺は構わない……けど」

 

「………けど?」

 

俺はひとつだけ、迷いがあった。

1か月前、俺は目の前で1人のプレイヤーを見殺しにした、その経験もあるせいでキリト達や一緒にパーティを組んだアルゴ(現在はどこにいるか不明)以外とはほとんど組むということは避けてきた、もし、もう一度誰かを失うなんてことにはなりたくないからだ……けど

 

 

「わかった、お前ら《夕立の霧雨》に力を貸すよ、これからよろしくな」

 

「「「やったぁーー!!」」」

 

1層の時から持ってた悩みを断ち切り俺はギルド《夕立の霧雨》へと加入した。




シズク
性別:female
Lv.28
武器:片手剣

ギルド、夕立の霧雨リーダー

────
ライム
Lv.29
性別:female
武器:片手剣

ギルド内1番の戦力(ルシハを除く)
────
ゴウ
Lv.28
性別:male
武器:片手斧、盾

2人を守ってくれる優しい防御役、ビビり

────
ルシハ(仮加入)
Lv.36
性別:male
武器:片手剣、双星剣(スキル)

主人公

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