ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:立花祐也
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第103話 数の暴力【第6層part2】

第6層

 

「ゴウ!周りの状況を見て敵の攻撃を防いでくれ!」

 

「おっ、おう!」

 

ギルドへの加入をした俺はとりあえず全員の戦い方を確認するために俺を先頭に6層の奥へ進むことにした……が

 

「いやぁぁ!!ルシハー!助けてぇー!!?」

 

最前線ということもあってなのか周りにはほとんどプレイヤーも見かけない、だけならまだしも6層のモンスターは一体を攻撃すれば周りのモンスターも攻撃したプレイヤーに向かって来る、ソロプレイヤーにとっては嫌がらせだとしか思えない。

 

「はあァァァ!!」

 

ソードスキル:ホリゾンタル・スクエア

 

シズクとライムの周りに群がった大量の青スライムを蹴散らし俺達は一度、転移石のある場所まで戻った。

 

 

 

────

数分後

第6層:転移石前

 

「いやぁ……ダメだね」

 

「まったく…あのスライム、攻撃した瞬間に大量に湧き出て対処できないから驚いた、それにしてもルシハ、片手剣ソードスキルだけでよくあそこまで倒せたよね」

 

俺がアスナに予備としてもらっていたパンとキリトから受け取った秘密の調味料(多分バター)を3人に渡して休憩兼反省会をしていた。

 

「最前線に突っ込むのも無理があったかもな、俺もまさかスライムが集まってくるとは思わなかったし初見なんだからしょうがないよ」

 

まだ3人には伝えてないけどβテストや‪α‬の時とは第1層以外はほぼ全て変化しているせいで攻略を簡単に出来るほど甘くない設定にもされている……

 

「ルシハはほんとに強いよね〜……そう言えば、ルシハって面白い名前だよね」

 

「確かに、ルシハ……ルシファー……?」

 

「どうしてルシハって名前にしたんだ?」

 

どうやって攻略するかを考えようとしたところでいきなり名前の由来を3人(特にシズク)に聞かれた。

とはいえ特にこれと言った名前の意味は無い、ただ単にかなり昔、リアルで神話系の話を聞いた時のルシファーとやらに憧れて名前をつけただけなんだけど……

 

「そんな理由なのか……俺はてっきり闇堕ちでもするのかと」

 

なんとなく口にしたらライムには聞かれたらしく闇堕ちするとか言われたけどたしかにルシファーってそんな扱いなのか、いや、どんな扱いだ……?

 

「ルシファーって俺的には()かな、ルシハも光を与えてくれると信じてるよ」

 

「ライム……?」

 

「何話してるのー?もう一回6層の攻略行こうよ!」

 

「「いや、待てよ」」

 

一瞬、ライムが暗い表情をしたと思ったその時、名前の由来を知ったシズクが俺たちの間に入って先に進もうとした、のを同じタイミングで俺とライムがツッコミを入れた。

 

「なんでダメなのさ…」

 

「いや、ダメとは言ってないだろ、とりあえずは俺達の戦い方をしっかりと知らないとだめだろ」

 

「ライムの言う通りだ、今のままだとさっきと同じように大量のスライムに襲われるだ───「3人とも!こっちに来てくれ!」

 

どうやって進むかを考えていると周りを見ていたゴウが俺たちを呼んだ。

呼んだ方向は俺達が一度行って戻ってきた方向……マップ的には先に進むための道なんだが……

 

「ルシハ、あれ………」

 

シズクが指さした方向には……

 

「嫌だァー!!死にたくな──

「なんでこんなにいるんだ──

 

さっき俺達が襲われたヤツらと同じ青スライムの集団がプレイヤーを襲ってそのまま襲われたプレイヤーはHPが切れて消滅した。

それだけなら無謀に突き進んだことが悪い、と思われるがそれだけではない……

 

「ライム!シズク!ゴウ!今すぐあのスライムを片付けるぞ!」

 

「「「わかった!!」」」

 

(戦闘のコンビネーションがまだわかりきってないのにまさか………)

 

奥の方のフィールドには青スライムが大量に発生していた。




人数多いと書きずらいよね、うん。

第6層を攻略しようと先に進んだ夕立の霧雨、だが大量のスライムに襲われ後退することに。

余談を挟みしばらくしたあと進むか進まないか考えているとなんとフィールドに大量のスライムが湧き出した……

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