ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:桜花 如月
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第111話 守りたい気持ち【新ソードスキル】

ルシハ目線

 

SS適合テスト、それが一体何なのかわからないしこれといった変化は俺には無い、ソードスキルが関係しているのはわかるが……

 

「ルシハ、スイッチ!」

 

「あぁ!任せろ!」

 

片手剣SS:ホリゾンタル・スクエア

 

「ライム、今だ!」

 

「はあぁぁ!!」

 

片手剣SS(ライム):ホリゾンタル

 

SS(ソードスキル)適合テストを完全に無視して俺とライムは今まで成功しなかった連携を成功させてスカルリーダーにダメージを与えた。

見たことの無いエリアだからモンスターレベルがバカ高いと思ったが、現在の俺のレベルより低いから安心はできる、と言っても手加減なんてしたら負けるかもだが…

 

「ルシハ!後ろだ!」

 

「しまっ──」

 

気づかないうちにスカルリーダーが俺の後ろに回り込みそのまま後ろからの攻撃を俺はまともに受けてしまった。

 

(こいつ、体力が半分切った瞬間に動きが変わった……設定したシステム上、その動きをするのは51から上のはず……)

 

「ルシハ!俺が敵を引きつける、その隙に回復してくれ!」

 

「わかった……」

 

────

ライム目線

 

(ルシハが隙を突かれるって事は中々に強い相手なのか…ルシハが回復してる間、俺がルシハを守る……!!)

 

「はあぁぁ!!」

 

片手剣SS:ホリゾンタル

 

『キシャャアァ!!』

 

(まずい……!)

 

ソードスキルが当たらず、俺はそのまま骨の尻尾に腹を殴られて後ろまで吹き飛ばされてしまった。

 

「がはっ……!?」

 

「ライム!大丈夫か…?」

 

「ルシハ………あいつは俺にやらせてくれ」

 

「……は?」

 

(ここでルシハに任せたら俺は強くなれない……せっかく出逢えた仲間を失いたくはない………)

 

体力が半分減ったが、何とか立ち上がり剣を持ちスカルリーダーの方に剣を構えた。

ルシハはわかってくれたようで、剣をしまって俺の後ろで待機してくれた。

 

(絶対に……こいつを………)

 

「倒す!」

 

スカルリーダーの攻撃を素早く避けてソードスキルを放とうとしたその時──

 

《適合テスト、完了》

という文字がウィンドウに表示され、2つのソードスキルがスキルの欄に追加された。

 

《OSS》

 

スカルリーダーの攻撃を弾き飛ばして隙を作り、その隙にソードスキルを放った。

 

片手剣OSS:ライトニングラッシュ

 

4連撃と数少ない攻撃だけ、と思いきや5連撃目で剣に電気を纏って切りつける、というソードスキルを俺は使えるようになった。

そしてもう1つのソードスキルはどうやって放つのか全くわからないため、とりあえず敵の攻撃を地面を思いっきり蹴って空中一回転を決めながら避けて地面に剣を刺した……すると何か(ソードスキル)が発動したらしく、剣を刺したところから敵に向かって電気が走った。

 

片手剣SS:ライトニングフォール

 

────

ルシハ目線

 

(まさかボツ技がSS適合テストとやらで獲得できるとはな……)

 

SAOには通常、属性攻撃が存在しない。

それを決めたにあたって何個かのソードスキルがボツ入りになった。

そのうちの2つが今、ライムが使った《ライトニングラッシュ》と《ライトニングフォール》だ。

 

ボスはそのままライムの攻撃でHPが切れてそのまま消えた。

 

「か……勝った……のか?」

 

「あぁ、お疲れさん……ソードスキル獲得おめでとう」

 

「あ、あぁ……」

 

「とりあえず、ここにいても埒が明かないし、そっちの()()()()()()に行くか」

 

「その前に休ませて」

 

こうして俺達(というかライム)は新たなソードスキルを習得しボスを倒して出口を探すことにした。

 

────

ルシハ達がスカルリーダーを倒した頃、シズク達は‥‥

 

「どうするのさあれ!?」

 

「やるしかないだろ、シズクと俺とユミさんで‥」

 

巨大な岩のようなモンスターに追い込まれていた‥




思いは強くなる。

新ソードスキル(うち一つはエクスカリバー編にて登場)をライムが獲得。

守りたいという思いが生み出した技‥‥

次回はシズクたちの戦い‥‥!!

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