ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:立花祐也
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第118話 第10層【ボス戦Part1】

第10層ボス部屋前

ルシハ目線

 

夕立の霧雨と出会って1ヶ月、前半は前線に立っていた俺たちは第7層から第9層までのボス戦には参加せずに特訓などをしていた。

特訓をしつつ俺は時々、4人と別行動をしてアルゴと共にクエストなどを終わらせたりして最近は第10層ボスの情報を得たりもした。

 

「みんな、行くぞ!」

 

未来の血盟騎士団のメンバーの一人、確か名前は《ノーチラス》、その男が少し引き気味ながらも全員に声をかけてボス戦の開始を合図した。

 

そして俺たち攻略組はボス部屋の中に入った。

 

 

ボス部屋の真ん中に鎧兜のようなものを着たサムライのようなモンスターが座っていた。

俺達が近づいたことに気がつきボスであるこのモンスターは武器を構えた。

 

 

────

第10層ボス

カガチ・ザ・サムライロード(Kagachi the Samurai Lord)

 

武器:カタナ

体力が減ると特殊攻撃を行う

────

今回ボス戦に参加したのは15人ほど。

それぞれ役割を持つとすればアタッカーが7割ほどを占める。

クライン、キリト、アスナ、俺と夕立の霧雨、そして後の血盟騎士団のメンバー達。

血盟騎士団のほとんどが今回はタンクとして盾を持ってきている。

 

「防御役はボスの攻撃を防いで様子を見るんだ!その間にアタッカーはいっせいに攻撃するぞ!」

 

「ゴウ、お前も前に出て攻撃を防いでくれ」

 

いつの間にかリーダーになっていたキリトが全員に指示を出したのを聞いて俺もゴウに指示を出した。

 

サムライロードの攻撃は片手に持ったカタナを振り回して攻撃するのが通常。

稀に使う強攻撃は威力が高めだから気をつけないとやられるかもしれない。

 

「キリト!アスナ!クライン!行くぞ!」

 

「わかった!」

 

「シズク達もあとからでいいから攻撃してくれ」

 

「うん!」

 

盾持ちがボスの攻撃を防いでいるうちにアタッカーの俺達がボスに向けてソードスキルを放った。

 

キリト:バーチカル

 

アスナ:リニアー

 

シズク:ホリゾンタル

 

「ライム!やるぞ!」

 

「あれを!?」

 

1ヶ月間、メンバーの1人と一日特訓、ということをよくやるようになってライムとの特訓の時に練習した連携をここで決める。

 

ライム:ライトニング・ラッシュ

 

「ルシハ!」

 

「あぁ……!!」

 

ルシハ:デス・スターアライズ

 

ライムのソードスキルが放ち終わる前に俺のソードスキルを加えて放つ事により相手へのダメージ量を格段に上げる連携技《ホロウ:シンクロナイザー》を決めた。

そこに隙を作らずにノーチラス達がさらにダメージを与えた。

 

「よし、これで体力は半分まで減らせた……!!」

 

ボスのHPは50%を切った、と同時にボスの動きが変化した。

ボスは右手に持つカタナとは別に左手に武器のような何かを持った。

と共にそれを構えて防御役のプレイヤー達に向けて放った。

 

「させない!」

 

攻撃には参加しなかったユミが相手の特殊攻撃を弾き返した。

が、ボスはまるでそれは予測済み、言わんばかりのように再び右手に持っているカタナを構え、誰もいないところに十字にカタナを振った。

 

「……お前ら!下が──

 

俺の予感は的中した。

ボスが十字にカタナを振ったのは次の攻撃、斬撃を飛ばすものだった。

俺たちの場所までそれは届かなかったものの前衛で盾役をしていたプレイヤー達はかなりのダメージを負い、盾は簡単に破壊されてしまった。

 

(あれがこいつの切り札か……次にまた使われる前に倒さないと……)

 

「ノーチラスとクラインはタンクの回復を、残ってる奴らは全員、こいつを倒すぞ!!」




これだからバトル描写は苦手なんや

さぁ、ノーチラスとかいう未来のクソ野郎登場。

ボス戦開始、そしてフルボッコ


《ホロウ:シンクロナイザー》はいわゆる連携技です。


追記:UA2万突破しました!ありがとうございます!

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