ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:立花祐也
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第119話 第10層【ボス戦Part2】

ボス戦に参加している15人ほどのプレイヤーのうち、約3割がボスの攻撃によって戦闘復帰に時間がかかる状態になってしまった。

そしてボスの攻撃を防ぐプレイヤーが居なくなったせいでアタッカーだった未来の血盟騎士団のメンバーが剣で攻撃を防ぐことになり、今現在の俺たちのアタッカーは夕立の霧雨(-ゴウ)とキリトとアスナの6人だけ、という壊滅的状況になっている。

 

「はあぁぁぁ!!」

 

キリトとアスナが他のメンバーが攻撃を防いでいる間にボスにソードスキルを放ってダメージを与えた。

 

「ルシハ!もう一度アレをやるぞ!」

 

「了解……!!」

 

ライム:ライトニング・ラッシュ

 

「ここだ……!!」

 

ライムのソードスキルの4連撃が終わり、相手に電気が走った瞬間に俺がソードスキルを加えて攻撃しようとした───が、ボスは電気を全く気にせずにソードスキルを放とうとした俺の目の前でカタナを十字を描くように振りそのまま俺は飛んできた十字の斬撃をもろに受けてしまった。

 

 

「ぐあっ!?」

 

「ルシハ!」

 

幸い、俺のいた方向には俺以外のプレイヤーはいなかったとはいえ、さすがにもろに受けたせいで体力がイエロー(レッド寸前)まで減らされてしまった。

 

(あの一撃で俺がここまで減らされるってことはシズク達がくらったらまずい……)

 

俺は立ち上がって手放した剣をもう一度持って構えた。

 

「ルシハ!無茶するな!俺達が何とかする!」

 

キリトが体力がギリギリな俺を見て止めてくれてるけど……

 

「断る!」

 

「ルシハ………」

 

「俺がパーティを組んでる間は誰も死なせはしない……もう二度と誰かを目の前で失うのは嫌だ!」

 

俺はボスに向かって走っていって片手剣ソードスキルを放った。

 

片手剣SS:ファントム・ダイブ

 

どれだけの威力があるかわからないソードスキルを放ち、反撃をしようとしたボスの攻撃を防いでライムに指示を出した。

 

「ライム!」

 

「あぁ……!!」

 

ライム:片手剣OSS:ライトニング・フォール

 

「シズク、ユミ!」

 

ライムは《ホロウ:シンクロナイザー》をしつつ後ろで準備していた2人に攻撃の合図を送った。

 

シズク:片手剣SS:ホリゾンタル

 

ユミ:槍SS:ディメンション・スタンピード

 

1ヶ月の間に特訓を重ねてシズクはソードスキルの強化、ユミは槍での戦い方とソードスキルの確認などをしていた。

それがこんな所で《連携技》として使えるとは……

 

「「「ルシハ!」」」

 

(あいつらには悪いが俺が決めさせてもらう………!!)

 

ボスの動きが俺たちの連撃に追いつかずに止まった瞬間を狙って俺はそのままソードスキルをボスに叩き込んだ。

 

ルシハ:片手剣SS:デススター・アライズ

 

この一撃でボスの体力はゼロになりそのまま光となって消滅し、ボス戦勝利のBGMが流れ始めた。

 

ラストアタックを取ってしまったことに少し罪悪感を感じつつ俺は次の層へと夕立の霧雨のメンバー達とともに進んで行った。

 

その時、ノーチラスが怪しげな表情をしていたが、この時は全く気にしていなかった。

 

────

転移石のアクティベートを済ませた俺達はそのまま第1層に借りた宿へと帰って反省会的なアレをやった後、それぞれの部屋で寝た。

 

 

 

 

夜中:宿前

 

全員が寝たのを確認した俺は装備を整えて外へ出た。

 

 

(お前らをこれ以上巻き込む訳には行かない……じゃあな)

 

夕立の霧雨のメンバーを置いて俺は第11層へと向かった。




衝撃のボス撃破

ユミの使ったソードスキルに関してはこの後に投稿される番外編を見てくれい

1ヶ月間の間に夕立の霧雨のメンバーはかなりの強化をした様子……


そしてボス撃破後、その日の夜、ルシハは1人、第11層へと向かう……

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