ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:立花祐也
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第124話 兄妹喧嘩【Part2】

ALO:大きな木のある孤島

 

3ヶ月ほど前、絶剣ことユウキと初めて出会い、デュエルをした場所に俺とハヅキ、そしてALOアバターのアキが到着した。

 

「ここなら思う存分戦えるな」

 

央都アルンから飛んでくる途中、実装した覚えのない空中エリアが遠くに見えた気もしたけどそれは気にせずに俺達は一番戦いやすい場所へと行くことを決め、今ここにいる。

 

「それよりお前、その種族って確か‥‥‥」

 

「ん?あ、この種族?《歌妖精プーカ》だよ」

 

「珍しい種族選んでるな、確かプーカって戦闘には向いてなかったはずだよな?」

 

「確かに、プーカって戦闘してるイメージ全然ないしパーティに入れると後衛で支援するのが普通だからね、でも、甘く見ないでね?」

 

「まぁ、お前だもんな‥‥‥さてと、そろそろ始めるか」

 

時刻はリアルで既に夜になっている、さすがにそろそろ始めないとどれぐらい時間がかかるかもわかったもんじゃない‥‥‥ということでハヅキに時間設定を任せて俺達は配置に着いた。

俺は右手に《霊刀イザナミ》を持ち、アキも同じく片手剣を持ってお互い武器を構え、試合開始の合図が鳴った。

 

「はあぁぁ!!」

 

開始の合図と同時にアキへと攻撃を仕掛けた俺はソードスキルを使わないで連撃を当てようとした、がアキも流石にそんな隙を与えてくれる訳もなく、俺の攻撃は防がれ、そのまま剣は弾かれ、俺はアキの攻撃を一気にくらってしまった。

 

「なかなかやるな………」

 

「お兄ちゃんこそ、でもまだまだ行くよ!」

 

「あぁ……!!」

 

それから2分ほどが経過し、互角の試合が続いていると思ったその時、ソードスキルを全く使わなかったアキがひとつのソードスキルを隙ができた俺に向けて放ってきた。

 

(このソードスキルは………そういうことか……!!)

 

アキは星のような形を描くように剣を振り、5連撃で星の形を作り、最後に作り出した星の形の中に向けて突くような攻撃を出した。

 

「今のはなかなか効いたな…お前、今のソードスキル………《オリジナルソードスキル》だろ」

 

「やっぱり簡単にバレちゃうよね、その通り、私のオリジナルソードスキル《スターライト・パレード》だよ」

 

5連撃……最後の突きを含めて6連撃のソードスキル、オリジナルにしては数は少ないものの普通、戦闘には向いてないプーカが使えば威力は未知数……

 

「そうじゃなきゃな…!!」

 

オリジナルソードスキルを使ってきた以上、ホントに手を抜いて戦うのは完全なる舐めプになる、というか負ける……なら俺も本気で行かせてもらう……!!

 

「そっちから来ないならこっちから行かせてもらうよ!」

 

アキが俺に向けて再びあのソードスキルを放とうと構えた。

俺はその動きをしっかりと見切り、攻撃を避けてアキの背後にまわった。

 

「はァァァ!」

 

俺はソードスキル《ホリゾンタル・スクエア》をアキの背中に放った。

その攻撃を受けたと同時に動けるようになったアキはすかさず俺の方に向き直し、俺に攻撃を当てようとしてきた。

俺はそれを空中一回転をして避けてそのまま左手に持った《神剣:デュランダル》を地面にさしてソードスキル《ライトニング・フォール》をアキに当てた。

 

(ライム……お前の技、使わせてもらったぞ…)

 

アキは俺が使った攻撃を受け止めきれずにそのまま異常状態《麻痺》になり、動けなくなった。

まだHPが微妙に向こうの方が残っているのを確認し、俺は右手でとあるソードスキルを放った。

 

 

 

 

SJ2から2週間の間、帰還者学校から帰宅した後、ALOで葉月と一緒にソードスキルの練習をしていた。

()()()()()オリジナルソードスキルを───

 

 

「これでトドメだ………!!」

 

右手の剣に力を込め、練習したモーションへと移動する。

《ライトニング・ラッシュ》と同じように4連撃を相手にくらわした瞬間に左手で《ホリゾンタル・スクエア》を放ち、《デススター・アライズ》を右手で放ち、最後に《シグナスオンスロート》を放つ1()()()()()()()()()をアキに使った。

 

《スキルコネクト》とは違い、連撃を繋げる度に攻撃の威力と速度が上がり、相手の動く隙をなくして体力を一気に減らす。

それがこのオリジナルソードスキル、《スキル・イクスプロード》だ。(繋げられる技は固定)

 

 

この一撃でアキの体力は残りわずかとなり、そのまま制限時間が来て試合は俺の勝利で終わった。

 

 

 

 

「お兄ちゃん強すぎるよ」

 

「そういうお前だって、俺に秘策まで使わせるぐらい強いだろ……と、もうこんな時間か、アキ、明日にでも()()()の家に来いよ」

 

「ん?俺『たち』?」

 

「あ、言ってなかったな、俺とハヅキは────

 

全く伝えてなかったことをアキに伝えたあと、俺達はそれぞれログアウトした。

 

 

────

次の日:如月家

 

「朝から来るかよ普通……」

 

「いーじゃん別に、私だって学校あるから今のうちに来ないと時間なくなるからさ、それよりお兄ちゃん聞いた?」

 

「入ってきて早々なんだ?」

 

「今、あの噂の《オーグマー》の《オーディナル・スケール》にSAO、ソードアート・オンラインのボスモンスターみたいなやつが出てくるって噂……」

 

確かに聞いたことはある、発売されてから一週間以上経った今、オーディナル・スケールに旧SAOボスモンスターがボスとして出現する、という噂を。

にわかには信じられない噂ではあるが…

 

「ま、そんなのデタラメかなにかだろ、それより早く行かなくていいのか」

 

「あ、もうこんな時間!それじゃ、お兄ちゃん、葉月さんに宜しく言っといてね!」

 

「あぁ、またな」

 

こうして千秋は自分の通う学校へと向かっていった。

 

(オーディナル・スケール…か、警戒はしとかないとな……)

 

俺は朝早くに来た千秋に起こされたのもあり目が覚めていたということで携帯を取り、とある人へ連絡をして《解析》を頼んだ。

 

 

────

それから2日後

2026年4/23日

 

東京都内某所ショッピングモール内カフェ

 

和人と明日菜含むSAOで仲良くなったメンバーがカフェに集まっていた。




色々と謎


ということで皆さんプリヴィエート(?)

多忙が終わり、暇になったので再開!

アキのオリジナルソードスキルに感してわかりにくいと思うけど

片手剣ソードスキルのスクエアシリーズみたいな感じ、と思ったらわかるかな?

とりあえずあんな感じで星型を描くのよ






次回からついに……

オーディナル・スケール編、本格始動!

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