ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:桜花 如月
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第133話 年季のあるパーティプレイ【OS第二戦】

ボスが姿を現して俺達が装備をしっかりと構えたところで戦闘開始。

どこかの貝類のような大きな殻を背負ったボス、こいつも確かSAOの階層のボスとして設定されていたはず、名前は確か……

 

「何ぼーっとしてるのよルシハ!ラストアタック貰うまでがオーディナル・スケールよ!」

 

「なんだよその帰るまで遠足みたいな言い方……それより懐かしいパーティだなお前ら……(シリカはどうか知らないけど)」

 

「確かに言われてみればSAOの時に仲良くなった仲間だから4年以上前からのパーティになるかな」

 

と、話しているうちにボスがリズ目掛けて突進をしてきた。

キャラ作りの時に自分に合った武器をセットしたらしいリズは左手に装備した盾でボスの攻撃を防いでそのまま弾き飛ばした。

そこにすかさずアスナとシリカがボスへ攻撃をして俺にも攻撃するようにリズがうるさく指示を出てきたからとりあえずボスへ攻撃……と思いきやボスの甲羅に剣が当たってしまい俺の攻撃は全く的に通用しなかった。

 

「痛った!?」

 

「なーにやってんのよルシハー!」

 

「仕方ねぇだろ……お前らと違ってARはまともにやってないんだから」

 

と、話しているとサムライロードと戦った時にいた猫かトラかわからないアバターを作ってミサイルを使うプレイヤーがアスナ達の元にやってきて「守ってやるぜ」などと発言して仲間と思われるプレイヤー達に指示を出してボスの注意を引き付けた。

 

(守る……か……)

 

今思えばなんで千秋がたまたまとはいえ長野へと葉月と同じ時刻に到着したのか。

何も調べないまま長野県へ旅行などしたのか……

そしてまるで狙ったかのようなタイミングで、千秋と葉月が別行動を始めた直後に、バス停の近くの交差点で空が葉月があの場にいることを知って葉月を道路に突き飛ばして事故を起こさせたのか……

 

そしてもうひとつの問題がある、空が葉月に付けたオーグマー、()()()()()()()()()()()()()()ということ……

 

まさか千秋…………

 

 

 

「ルシハー!そっち行ったわよー!」

 

 

「うわっ!?危な………」

 

確実に遠くにいたリズ達が戦っていたあのカニ型モンスターがいつの間にか俺の方へ向かってきていた。

攻撃を寸前で避けてボスの甲羅がない所へ攻撃を入れて後ろへ下がった。

下がって体制を立て直す時に建物の柱の影にエイジと同じ色の装備が見えた。

 

(まさかあれは……)

 

近づいて確認しようとしたその時、何かを察知したかのようにボスが再び俺の方へと攻撃を仕掛けてきた。

 

「くそ……邪魔するんじゃねぇ!」

 

ボスの力が思った以上に強かったため、防ぐのが精一杯になってしまう。

どうしようか考えていると柱の影からエイジが出てきてシリカの近くへ歩いていった。

 

嫌な予感がしたものの俺はボスの攻撃を防ぐので精一杯、リズ達が到着するのにも少し遠い……

 

 

と、再び迷っているその時だった。

残り時間が3分を切ったと同時にボスの出現演出が再び発生した。

エフェクトの中から出てきたのは……シリカのSAO、ALOでのテイムモンスター、《ピナ》だった。

 

「ピナ!まさか助けに来てくれ───

 

シリカの考えは甘かった。

シリカが近づいたその瞬間、ボスが一気に巨大化してボスクラスの大きさと威圧感になった。

 

「逃げろシリカ!」

 

俺はとっさにシリカに下がるように叫んでいた。

────

同場所、同時刻

???目線

 

「パパ!あれは91層に予定されていた《ドルゼル・ザ・カオスドレイク》です!」

 

「くそ……人が邪魔で通れない……シリカ…リズ…アスナ……ルシハ、待ってろ……!!」

 

1人の黒き英雄がバトル会場へと到着していた。




このあとがきに需要などあるのだろうか。



あ、つい最近、誤字訂正をしてくれた方がいました、ありがとうございます、気づかなかった。
お気に入りも100突破してから少しずつ伸びてるし人気出てきたのかなーって思ってる、長いから飽きられてないか心配。

オーディナル・スケールも中盤、シリカ達に危険が訪れる中、遅れてあの男が登場……!?

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