ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:立花祐也
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第154話 NPCの存在【黒鉄宮】

商店通り:武具店

 

「いらっしゃいませー」

 

シズクが言っていた通り、昨日まで女性NPCがやっていた武具店は何事も無かったかのように男性NPCが店を開いている。

たまたま女性NPCが店を離れた、という考えもあったけどそんなことはありえないと思う。

 

ということはやっぱり………

 

 

「──ちゃん!」

 

考え込んでいると後ろから肩を叩いて私のことを呼ぶ声が聞こえた。

その声の主はアルゴだった。

 

「やっと気づいたカ、まぁ、考え込む理由はわかってるケド……」

 

「シズク達から話を聞いたの?」

 

「イヤ、オレっちは個人で情報を掴んだんだ、と言ってもそれを信じようとするプレイヤーは少ナイ」

 

「………アルゴが知ってることを話して」

 

武具店の前から移動して宿屋の私の部屋へと移動してアルゴが手に入れた情報を聞いた。

そこで分かったこと、それは

 

・クエストNPCの一部がたった一日で変化した

・武具店NPCと見られる女性NPCが外に連れ出されていた

・この《SA:O》では非戦闘状態であるNPCへの攻撃を行うと《ブルーカーソル》になり、戦闘可能なNPCや非アクティブモンスターから常に狙われ続けるほか、街や村の入り口にいる衛兵NPCにも攻撃される。

さらにこの《ブルーカーソル》プレイヤーを攻撃したプレイヤーにはペナルティは科せられない。

・武具店NPCには《外に連れ出すクエスト》が用意されていた

 

 

「そんなことがたった2日で……」

 

「原因がなんなのかわからないケド、実はオレっちとフィリアで少しだけフィールドを進めていたんダ、その道中にもNPCがい───」

 

「私、ちょっと行きたい場所があるから行ってくる!」

 

「ハーちゃん、悪いことは言わナイ、黒鉄宮には行かない方がイイ」

 

アルゴは私が黒鉄宮に向かおうと思っていたことを簡単に見透かしてきた。

いくらNPCでもこの世界のリスポーン地点である黒鉄宮に戻ってこれるはず、そう思っていた……けど

 

 

「オレっちもそう思ってた、だけど現実はそう甘くはなかった………死んだNPCは()()()()()()()()()()()()()()()ンだ」

 

「そんなの………信じない……!!」

 

私はアルゴの言葉を無視してそのまま黒鉄宮に向かった。

 

 

 

転移門広場:黒鉄宮入口

 

黒鉄宮、それは本来のSAOでプレイヤーが《死に戻り》するために作られた場所……のはずだった。

だけどSAOサービス開始日、茅場晶彦がデスゲーム宣言、ゲームオーバーは現実の死、ということを伝え、死んで行ったプレイヤーは黒鉄宮から戻ってくることは無かった。

 

私が今頭につけているこの形見のメガネの持ち主も、黒鉄宮から戻ってくることは……無かった。

 

(NPCが死んで、生き返らないなんてこと……信じたくない……)

 

どうして武具店のNPCが何者かによって殺されたのか、そんなことを考えていると私の背中に誰かがぶつかった。

 

「あ、ごめんなさ──って……」

 

「すみません、ぼーっとしてまし……た?」

 

私の後ろには数分前にフィールドで助けようとしたあのNPCの女の子だった。




よく考えたら原作と時系列バラバラ
まぁ、それも二次創作のいい所



さて、シリアス回になったはずですが何か変だね
NPCが変更し、死んだという可能性がでてきた
それをハヅキは信用していない………
そこで死に戻り場所の黒鉄宮に行くと背後から少女が……

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