ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~ 作:桜花 如月
黒鉄宮
(なんでこんな所にNPCが………)
「どうかしましたか?」
私が黙って見女の子のNPCを見ていると女の子は質問をしてきた。
こんな時に春揮がいてくれれば………
なんてことを考えても春揮はまだこっちの世界には来てくれない。
だから今、私が出来ることを考えるだけ
「あの、どこか行きたいところってある?」
「行きたいところですか……?」
私が考えたやり方、それはNPCのクエストの発生方法を試すことだった。
街を歩き回ってるNPCは行きたいところに連れていく、というクエスト……と聞いた
けど、この女の子にそれを聞いても反応はしてくれたけどクエストは発生しなかった。
(違うってこと……?なら……)
「何か欲しいものってある?」
「欲しいものですか……はい、あります」
「それなら行こうよ、私と」
「はい、ついて行きます」
女の子のクエストが発生して女の子が私のパーティになった。
けど、名前が体力ゲージの上に表示されていなかった。
(名前が……無い?)
通常、NPCでもパーティを組むと体力ゲージの上にそのNPCの名前が表示されるはず、なのにこの女の子は名前が表示されていない。
(とりあえず、クリアしてみよう)
こうして私は女の子のNPCを連れてフィールドに出た。
この後、何体かモンスターを倒してクエストの目的のNPCが欲しいもの……木の実を取ってクエストを終えた。
そのままフィールドから街に戻って報酬を貰った、けどこのNPCの女の子からもらえる報酬はたったの一コルだけだった。
私がフィールドに出てる間にNPCが失踪した、という話も聞かなかったから女の子のNPCと別れて宿屋に向かった。
宿屋
「お、やっと帰ってきたカ、ハーちゃん」
「あ、アルゴ、ちょうど良かった」
宿屋に行くとアルゴが待っててくれた。
ちょうどいいと思ってアルゴに女の子のNPCのことを話した。
「名前が無くてクエストの報酬はほぼ無いに等しいカ………それに街を徘徊してた……不思議なやつもいたもんダナ」
「アルゴはどう思う?」
「ハーちゃんが言った通りNPCは決められた場所を徘徊する、ケド、オレっちもその子を見かけた時は公園の方を歩いてた……多分だけどその子はNPCの中でも少し特別な可能性があるナ」
「特別………?」
「名前もなくてクエストはまるで未設定、そしてハーちゃんが見た時とオレっちが見たときでいる場所が違う、こうなったらある意味特別だナ」
特別、そう聞くと少しすごい気がする、けど名前が無いと少し寂しい気がする……なら
「………《プレミア》」
「……何がダ?」
「あのNPCの名前、あの子とかその子とか呼ぶのは可愛そうだし名前が無いならつけてあげたくて」
「オレっち達のパーティリーダーはハーちゃんだからナ、オレっちはそれでいいゾ」
とっさに思いついた《プレミア》というあの女の子のNPCの名前。
アルゴは否定せずにその名前を了承してくれた。
「まぁ、次に会えるのがいつになるのかわからないケド、次に会えた時はプレミアって呼んであげヨウ……さてと、NPCが消えるなんて事件も気になるけどオレっち達はとりあえずフィールドの攻略を明日からしよう」
「…うん」
次の日から私たちのパーティのフィールド攻略が開始した。
時間で切上げて街に戻ってまた攻略、というやり方でサービス開始から4日目……
リューストリア大草原【ラカイシェスク渓谷】
私とアルゴとフィリアでパーティを組んでレベリングと攻略をしているとマップ的にはほぼ中盤という所で《NM》モンスターに遭遇した。
「今はシズクやライム、レイン達もいない、私たちだけで戦うよ、アルゴ!フィリア!」
「「了解!」」
NM:マーダーディゾルバー
Lv.19
時間的には次回は今回の2日後
なんかハヅキだと描きにくいのは何故だろうか
謎のNPC、もといプレミア
原作より圧倒的に早いけど気にしない気にしない
ちなみに
時間で切上げて街に戻ってまた攻略、という方法、伝わりにくいかもしれませんが
例:ハヅキとライムとシズク→ライムとシズクが用事があるため街に戻る
ハヅキはまだ攻略したいから他に行ってくれそうな人を探す
ハヅキとアルゴとフィリアでパーティを組む
フィールドに出る
と言った感じです
ちなみに次回の話、ライム、シズク、レインはリアルの事情でログインすらしてません
プレミアの話は全員にした
ハヅキたちのレベルは平均19です