ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~ 作:桜花 如月
現実時間7月11日
SA:O
βテスト 11日目
「ハーちゃん、レイン、フィリア、プレミア!」
アルゴがシズクとライムと一緒にエリアボスの攻撃を受け止めているうちに私を含めた4人で一気にボスに攻撃を叩き込む。
ハヅキ:片手直剣SS《バーチカル・スクエア》
レイン:二刀流OSS《サウザンド・レイン》
フィリア:短剣SS《ダブルアクセル》
プレミア:細剣SS《シューティングスター》
HPがレッドまで減っていたボスは私たちの4連攻撃で体力が尽きてそのまま消滅、私たちの上に【Congratulation】の文字が表示されてそれぞれストレージに報酬が入った。
その後私達はそれぞれ手分けしてアルゴ率いる夕立の霧雨は攻略したという情報を各地に伝えに行き、私とレイン、プレミアは次のエリアの
《オルトラム城砦》
「よし、アクティベート完了」
「ありがとう、レイン、着いてきてもらって」
「ハヅキちゃんについて来たのは無理に先に進ませないためだよ」
レインはそう言いながらウィンドウを操作している。
確かにレインがいなかったら無理してでも先に進もうと考えていた、まさか読まれていたとは思わなかったけど……
「色々話したいけどそれは街に戻ったらにしよ?」
「あ、私今日はこれでログアウトする」
「んー、なら私もこれでログアウトしちゃおうかな」
聞きたいことがあったけどセブンに呼ばれていることを思い出した私はレインにログアウトすることを伝えた、するとレインもログアウトすると言ってきた。
この後、街に戻った私とレインはそれぞれログアウトをした。
《SA:O》内
宿屋:夕立の霧雨共同寝室
「あれ?ハヅキちゃんログアウトしちゃった」
「まぁ、しょうがないよ」
情報を各地に伝え終えたシズクとライムはついでの買い出しに行ったアルゴとフィリアの帰りを待ちながらフレンドリストを覗いていた。
「春揮……戻ってくるのかな…」
フレンドリストを見ていた手を止めてとあるフレンドのプロフィールを表示したシズクは小さな声でそう呟いた。
「まだ、気持ちは変わらない?」
「うん……無理だってわかってるけど、諦められないよ……」
「その気持ちはわかるよ、でも……」
ライムは自分の好きな人を思い、泣きそうになっている幼なじみの頭を優しく撫でながら言葉を続けた。
「春揮が選んだのはハヅキ、私達は選ばれなかった……だからこそ、私達はあの二人を守って、応援するしかないよ」
「うん………」
「それに、約束しただろ?春揮が戻ってくるまではハヅキを守って、笑顔で春揮を迎えるって」
「うん、そうだよね……」
2人はそれぞれ、お互いの気持ちを持ちながら、再び覚悟を決めた。
それを、扉の向こうから聞いている影があった。
そして、シズクのフレンドリストに1つの通知が来たが、シズクは気が付かなかった
PN:《haruki》
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現実世界
7月11日
午後8時半
「ふわぁ……」
葉月は眠い目を擦りながらあくびをした。
普段ならまだ大丈夫なはずだが今日は何故かいつもに比べて眠気が強い、なんて考えていると……
「しっかりしなさいよ、いつ春揮が戻ってくるのかわからないんだから」
「ご、ごめん……」
リズベットが割と強めに葉月の背中を叩き、眠気を少し吹き飛ばして喝を入れた。
今、葉月がいるのは巨漢……エギルが経営している《ダイシーカフェ》、急遽呼ばれて行ってみるとそこにはセブン、リズベット、シリカ、直葉、シノン、そして私の6人がこの空間を貸切っていた。
「ところで、明日奈はなんで居ないの?」
「アスナは
「それより葉月、あなたこの状況で『なんでここに呼んだの?』とはならないのかしら」
「あ、うん……なんとなくだけどわかった気がするから」
多分、リズベットが計画したんだと思うけど、(エギルを除いて)女子だけで集まってパーティでもやろう、とかそんな感じだと思っていた。
実際、その通りだった。
お互い、状況報告とかしながらエギル(と厨房にいる誰か)が用意してくれた料理を食べてごく普通の、平和な時間を過ごした。
結局、解散になったのは11時頃だった。
次の日、少し遅れて昼頃にオリジンにログインした私はプレミアを連れて新エリアであり、神殿のある《オルトラム城砦》の攻略を進めることにした。
タイトル詐欺じゃないもん、内容薄いのが悪いんだもん
あ、俺のせいか
無駄に女子しか出てこない回だったからある意味女子回
次回はそうはいかないようですよ……?