ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:桜花 如月

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第1話:宣告【開始】

【SwordArtOnline】《ログイン》

 

アバター自体は男で、結構若めの、現実で言うとちょうど俺と同じぐらい。名前だけは無記入で容姿だけが作られていた。狙ったな、あの上司。

 

元々、『あるもの』をこのゲームに入れているため、名前もそれなりのものにして俺は《はじまりの街》に降り立った。

 

 

────────

第1層:はじまりの街《転移門広場》

 

「……ある意味不正アクセス完了だ」

 

ウィンドウを開くと上の方に名前が、そしてその横にHPを示すバーが表示されている。(他にステータスとかスキルとかあるけど今は関係ない)

 

名前:《lucifer》

 

本来、読み方は違うけど、プレイヤーネームはルシハ。名前の由来は後に語る。

 

「さてと、やることも無いし見回りするか、一応それが俺のやることだし」

 

何も不具合が起きていないか、それを確認するため俺ははじまりの街の商業区へ向かった。

 

────────

はじまりの街:商業区

 

ゲーム時間は現実と同じ時刻に設定されているため、今はまだ深夜3時(深夜29時)。

とはいえ元からセットされているNPCには関係なく、商業区の店はやっている。まだ話しかけられないけど。

正式サービスが開始された時、武器や消費アイテムなどを買う人で溢れるだろう。そんな心配してなかったけど、開発陣。

 

「ま、回復アイテム買いまくるほど死ぬとダメなわけじゃないんだが」

 

そう呟いてなんかフラグ建てたなとか感じつつ、特にこれと言った不具合もなく、結局なんとなくではじまりの街の見回りを完了してフィールドに移動した。

…あまりにも時間がありすぎて暇なんだが。

 

────────

フィールド:原子の草原

 

まだモンスターもポップしていないため、ただただ平和な野原になってる。

 

現在、サービス前のため行ける範囲も限られているため、奥まで行って何かあるとか探せないのが少し悔しいな、まぁ、サービス前に入ってるから文句言えないけど。

 

サービス開始まで時間がありすぎる、とはいえログアウトするのも勿体ない気がするから……

 

「ゲームの中で寝るか」

 

────────

大きな鐘の音が耳を刺激してきたのが起きる合図になった、そして時間を確認するとなんとサービス開始の時間になっていた。モンスターがポップしてなくて良かった、確実に殺されてたな。

 

「さてと、ポップしたやつから狩って行くか」

 

ウィンドウを開き、武器を取り出した。

その時、ウィンドウのスキルの欄を覗いた時、《administrator authority》と、謎の英語があった、高校をやめた人間の知識だと分からない。

 

不思議に思いつつ武器を片手に。

俺の選んだ武器種は《片手剣》、特に選んだ理由はない。使いやすそうだと思っただけ。

 

「よし、行く……ぶはっ!?」

 

不意打ちを食らった。なんと下手な説明をしてるうちにモンスターの初ポップが起こったらしく、それが俺のすぐ側で、見事にモンスターに体当りされた。

身体は宙を舞い、地面に叩きつけられると思ったらまたまた体当り。

ここまで来るとサンドバッグ……こいつ、俺が製作者側だと知ってやってるのか。

 

と、5、6回体当りされたとこでモンスターが消えた。

 

…簡単に言うと倒された、プレイヤーに。

 

「おい、大丈夫か?」

 

体を起こした時、目の前には青年っぽい感じのプレイヤーが2人。

剣を片手に持ってることから助けてくれたのは1人だけでもう1人は…何しに来たんだ?

 

「おい、兄ちゃんも初心者か?なら、この『キリト』大先生に教えてもらおうぜ!」

 

「先生はやめてくれって」

 

ただ不意を突かれただけで俺は……いや、そんなことはいいか、ここは初心者の振りをして普通のプレイヤーと一緒に戦闘するのもいいか。

 

「…んじゃ、よろしく頼むよ。俺は『ルシハ』、まだ始めたばっかで戦い方がわからなかったからさっきみたいにボコボコにされちゃって」

 

「なるほど。いきなり1人で出るとは、結構度胸あるな。俺は『キリト/kirito』、宜しくな」

 

なんか傷つくけどしょうがない、ここは我慢だ。

 

「おう!俺は『クライン/cline』!初心者どうし、よろしく!」

 

それから数時間、キリト、クラインと一緒にモンスターを狩りまくった。

 

「いやぁ…疲れた」

 

「悪ぃな、俺の私情のために狩りを止めちまって」

 

「いいよ、それよりピザを頼んでるって言ってただろ?」

 

「そう!それじゃ、俺ァログアウト……」

 

すごくワクワクしながらウィンドウを開いたクラインは言葉を失った。

 

「どうしたんだ?」

 

「……無ェ、ログアウトボタンが」

 

「「は?」」

 

そんな不祥事あるわけ……

あった。ログアウトボタンが消えてる。

 

「これァ、ゲーム運営は大変なことになってるだろうな」

 

「今頃ゲーム運営はクレームの嵐だな」

 

……悪かったな。

というかこんなこと起こすような人達じゃないと思うんだけど。

 

『グルゥアァァァ!!』

 

「「「!?」」」

 

慌てている俺たちの真後ろに巨大なモンスター、ドラゴンが現れた。

 

「なんだこいつ…!?」

 

「クライン!ルシハ!戦闘準備だ!」

 

俺はこのモンスターを知ってる。

いや、知ってるどころかこのモンスターは……

 

『グルゥアァァァ!!』

 

ドラゴンの攻撃が当たると思った瞬間。

 

俺の視界は一瞬暗転した。

そして気がついた頃には……

 

俺、キリト、クラインは《はじまりの街》の『転移門広場』にいた。

 

「何が起こったんだ…?」

 

「お、俺のピザ……」

 

周りの騒ぎ様から多分だけど今ログインしたプレイヤー全てがこの広場に強制的に送られたみたいだ。

 

と、周りの騒ぎがさらに大きくなった。

 

『ようこそ。プレイヤーの諸君』

 

空に赤いフードをかぶった何者かが現れた。

 

『私は《茅場晶彦》。このゲームを管理する者だ』

 

……どういう事だ。

 

『君たちは既に、ログアウトボタンが無くなっていることに気がついているだろう。』

 

おい、待てよ……!!

 

『それはバグなどではない、()()だ。このゲーム本来の。』

 

おい……どういうことだって聞いてんだよ…!!

 

『この世界では、死んだら二度と復活できない。そして、死んだら現実でナーヴギアが脳に電磁パルスを脳を破壊する、つまり、現実でも死ぬことになる。』

 

「…電磁パルスで人を殺すことは可能だ。だとは言え……」

 

横で聞いていたキリトは手を震わせながら顔は怒りに満ちていた。

 

『ようこそ。SAO(デスゲーム)へ』

 

この時、俺はエレベーターで茅場が口にした言葉の意味を理解した。




茅場さんのセリフはところどころ適当になってしまっています。すみません。


…色々とすみません。ごめんなさい。

街の詳細などはまとめて書きます。

SAOはログアウトが不可能に。
そして強制的に転移させられた先で告げられた衝撃の発言。

死んだら現実でも死ぬという……

(説明下手、すみません。


────────
ルシハ(lucifer)

Lv:3

武器:ノーマルソード(片手剣初期武器)
スキル:administrator authority(?)

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