ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:桜花 如月

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第43話 新生アインクラッド攻略【Part1】

アインクラッド第1層転移門広場

 

「またこの世界に来たのか俺らは……」

 

「100層をこの目で見るためにな」

 

「でも、攻略法はわかってないんだろ?」

 

と、ノームのエギルとサラマンダーのクラインが話しているのを無視して俺とキリトは()()()()()()()街の外に出た。

もちろんハヅキとアスナはそれにいち早く気がついて俺らを追いかけてきた。

 

「キーリートくん!」

 

「ルシ……ラギ!」

 

「「一人で行こうとしないで!」」

 

キリトにアスナが、俺にハヅキが顔をすごく近くにして注意してきた。

 

「わ、わかったって……と言っても他のみんなは?」

 

「まだ自分の姿に慣れてないのか慌ててたわ、ついでに街で買い物するって約束してたのにキリトくん達が……」

 

「…酷い」

 

「いや、ならついてこなければ良かっただけじゃないの──

 

アスナとハヅキが近くにいたボアを思いっきり蹴散らして笑顔を見せてきた。

 

「何か?(殺意)」

 

「い、いえ。なんでもないです」

 

────

この後、10分ほど4人で狩りをした。

アスナが補助に適したウンディーネのはずなのに率先して攻撃に参加したりハヅキが振り回した槍が俺達に当たりそうになったりしたけど着実にレベルが上がった。

 

あ、忘れてたけど俺もハヅキもアミュスフィアを手に入れた。

 

……何故か俺のレベルが上がりやすいのは変わらないらしい。

 

「ラギ!ちょっとコレ見て……」

 

狩りを終え、はじまりの街に帰る途中、ハヅキが何かを見つけた様子で俺の方に走ってきた。

ハヅキは持ってきたもの、それはさびた片手直剣(片手剣)だった。

 

「なんだこれ……?」

 

「おーい!ラギ、ハヅキ!早く行くぞー!」

 

「わかった、今行く」

 

俺は錆びた黒い剣をアイテムストレージに入れ、キリト立ちの元へ急いだ。

 

その時、一瞬だけ誰かの視線がした気がするけど、視線を感じたところを見た時には誰もいなかった。

 

────

「おい、キリト!ルシ……ラギ!てめぇら俺ら4人を置いてレベリングとはいい度胸じゃねぇか!」

 

「もう夜だしあたしらは落ちるわ」

 

「キリトさん達ずるいです!明日は一緒にやりましょうね!」

 

シリカとリズ、そして、ピッツァ野郎(クライン)がそれぞれ俺たちに愚痴をこぼしながらログアウトしていった。

 

「キリトはどうするんだ?」

 

「いつの間にかスグがいないからログアウトするよ、多分飯を作ってくれたんだと思うし、また明日な」

 

「私も早くログアウトしないとだから…ラギさんまた明日」

 

キリト、アスナの順にログアウトし、残りは俺たちだけになった。

 

「それじゃあ、俺達もログアウトす──

 

『そうはさせないよ』

 

「……!?」

 

謎の声が聞こえたその瞬間。

俺とハヅキはフィールドに立っていた。

 

「ここは……?」

 

『いやぁ……まさか()()()()()でもこのゲームにログインできるとはね……』

 

「誰だ!?」

 

『ボクが誰か知りたいならここから出てみなよ、()()くん』

 

謎の声がそう言うと周りの景色が変わっていった。

 

「ここは……シークレットスペース…!?」

 

『確かに()()()()()()()()()()そんな名前だったね。だけどボクが作り出したものはそんな名前じゃない』

 

目の前に巨大なモンスターが2匹現れた。

 

『ここは、《デスエリア》だ』




あと数話続きます。
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