ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~ 作:桜花 如月
自動転送された先でいきなりキリトと遭遇した。
「早くも見つかったな」
「もうちょっと時間かかると思ったけどな」
俺もキリトも光剣を構え、同時に切りかかる。
キリトにハンドガンを撃つと俺と同じように弾を切り、怯まずに《ヴォーパルストライク》で突進を決めてきた。
「流石だな……だが…っ!」
突進して来ているキリトの背中を使い思いっきり空高く飛び、キリトの背中に弾を打ち込み少しでもダメージを稼いだ。
「そんなやり方があるなんてな……」
「咄嗟に思いついただけだがな…」
両者引かずの互角の戦いとやらを繰り返し、お互いの体力が半分を切った。
「はあぁ!!」
俺がヴォーパルストライクでキリトに近づいたところでキリトはそれを避けようとした、その隙をついて左手に持ったハンドガンでキリトを撃ち、そして一瞬怯んだタイミングを狙い光剣でさらに攻撃を与える。
キリトは後ろに下がったが、全く同様せずに剣を構え始めた。
「まるで《ダブルサーキュラー》だな……流石だよラギは」
「キリトも遠慮なく本気で来いよ」
「言われなくとも分かってるよ……はあァァ!!」
キリトは近くの建物の壁に向かっていきなり走り出した。
血迷ったかと思ったがよく考えればALOでもあいつ……
ってまさか!?
「食らえ……っ!!」
ビルの3階の高さからハンドガンで俺を狙ったと思ったが、少しずれたところに打って俺を惑わし、その隙に光剣で空中からのバーチカルスクエアを使った。
一気に体力を持ってかれたのが1番驚きだがまさか壁を使って攻撃してくるとは予想外だった。
今思えばここ銃の世界だよな……ま、いいのか。
────
それからさらに時間が経過しても俺らはいい勝負をしていた。
「そろそろ一気に決めようか、ラギ」
「B.o.Bの時間もあるからな……」
俺らはお互い、剣を構え、最後の一撃を決めに行った。
「はあぁぁ!!」
「行っけぇぇ!」
お互いが繰り出したヴォーパルストライクで俺らの立ち位置が逆になったと同時に一気に決着はついた。
俺らは二人ともダメージは互角だったものの、さっきの壁からの攻撃でバーチカルスクエアを受けてしまったため、俺の方が体力が少なくなっていた。
それが勝敗を決め、俺はキリトに負けた。
B.o.B予選準決勝
WINNER kirito!
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B.o.B控え室
「負けたか……まさかギリギリで負けるとは、流石だキリトだよ」
「やっぱソードスキルのぶつかり合いだと気持ちいいよなー、ここ銃の世界だけど」
何故か負けたのに控え室に転送された俺はキリトと話していた。
その時にシノンの姿は見えなかった。
「それじゃ、俺は現実世界に戻るよ、本線まで価値上がれよ、キリト」
「あぁ、絶対に勝ってやる」
こうして俺はB.o.Bを終えた。キリトが死銃の正体を明かし、事件が二度と起きないことを願いながら。
────
現実世界:病院
「あれ?桐ヶ谷ちゃんより早く……あ、もしかしてB.o.Bに負けた?」
「えぇ、それも相手はキリトですよ」
「そりゃ災難だったね、ま、これで私の仕事も減……それじゃ、アミュスフィアだけ持って帰ってね」
「ものすごい短い間、ありがとうございました」
和人がお世話になった看護師にお礼を言って俺は病院をあとにした。
はい、GGO終わりです(マジかよ
ということで、書いてるうちになんでシノンは予選決勝でリタイアしたのに本戦に出てるのかと疑問を感じつつGGOで剣と剣の勝負を書きました。
描写苦手も何もGGOだからね(言い訳
ちなみにこれでGGOは『しばらくは』出ません。
そして次回は裏方に回ります。
そしてついに50話!!