ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:桜花 如月

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第70話 神速のシルフ【トーナメントPart1】

1回戦、いきなりの試合はリーファ。

俺たち以外もまさかすぎて驚いているけど、1番驚いてるのはリーファだとわかった。

 

「まさかすぎるよ…いきなりラギさんとって」

 

「一般プレイヤーもいるのにな、まぁ、負けても恨みっこなしだ」

 

俺は最初から本気で行くわけには行かないので普通に片手に剣を構えた。

リーファも同じく片手剣を構え、試合開始の合図が流れた。

 

開始したと同時にリーファは詠唱を開始、そして魔法を俺に向けて放ってきた。

 

「くっ………」

 

「たあぁぁぁ!!」

 

リーファは俺が魔法を受けて怯んでいる隙を狙って《ヴォーパルストライク》を放ちダメージを与えてきた。

そこにさらにダメージを増やすために詠唱を唱え、俺に再び風属性の魔法を放ってきた。

 

「………ここだ!」

 

俺はタイミングを見てリーファの放った魔法に《スラント》を放った。

普通なら出来ない芸当だが、キリトに聞いた話だと銃弾を切ることが出来たからこそできる《魔法破壊(スペルブラスト)》というシステム外スキルらしい。

 

「魔法はダメってことなの!?……なら、素早さで勝負するだけ!」

 

リーファは目に見えないレベルの速さで移動を開始。

流石に捉えることが出来ず、そのままリーファのソードスキルが俺に当たるだけの一方的な試合になり始めた。

 

(………さすがシルフ領で『神速のシルフ』なんて呼ばれてるだけのことはある…だが)

 

俺は感覚を研ぎ澄まし、周りの音を遮断してたった一つの気配を探った。

 

「………そこかァ!!」

 

気配を感じた方向に素早く《ハウリング・オクターブ》を放つと、リーファに見事に直撃した。

 

「嘘…!?あの速さを見切ったってこと!?」

 

「隙あり……ッ!」

 

自分のスピードを捉えられてソードスキルを打たれた事に驚いて止まっているリーファに容赦なくソードスキル《ホリゾンタル・スクエア》と《バーチカル・スクエア》を連続で喰らわしたところで時間が終了。

 

────

「ラギさんなんで私の居場所がわかったんですか!?」

 

「《超感覚》、キリトに教わったシステム外スキルだよ」

 

試合が終わり、観客席へ移動した俺らは、次の試合、1回戦第2試合の対戦相手を見ていた。

 

第2試合

シノンVSクライン

 

「あれ?シノンいつの間に参加してたんだ?」

 

「キリト君が呼び忘れのを私が確認して、シノのんを呼んだのよ、でもまさかあの二人がデュエルすることになるなんてね」

 

この試合、どちらかが勝てばどちらかが俺と試合することになる。

シノンは予測不能なところから射撃してくる可能性がある、クラインに関しては別にそこまで警戒する必要がある訳でもない。

 

とはいえどちらかがここで敗退、ということに。

 

────

シノン目線

 

「負けないわよ、クライン」

 

「おうっ!俺だってまだ戦ってもいない風林火山のメンバーのためにもここで勝ってやるぜ!」

 

(相手が近距離攻撃が得意だということはわかってる、でも油断はしない……!!)

 

試合開始の合図が流れた。




また魔法破壊かよ

ということでキリトに色々と教わりすぎた結果が今回の試合を作り出したのだ。

まさかコネクトなしで戦うとはね。

そして第2試合、まさかのクラインVSシノン!

一般プレイヤーはどこで出るんや
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