ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:桜花 如月

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第71話 氷の狙撃手【トーナメントPart2】

試合開始の合図が流れたと同時にクラインは火属性を付与したソードスキルを放った。

 

「危ない………」

 

「うおっ!?避けられたァ!?」

 

クラインは完全に当てる気で使ったらしくものすごい動揺を見せる、その隙を逃さずに弓を連射した。

 

(……いくらなんでも対人戦を弓でやるのは辛いわね、銃に慣れすぎたかしら)

 

クライン、いや、対人戦を弓では未だにまともな試合をしていない。

もちろんモンスターにはたくさん打ってるけど対人戦となると相手は私の弓を見切って避ける、その辺を考えるだけでも弓がどれだけ不利なのかが分かる。

 

つい3ヶ月前までは《GGO(ガンゲイル・オンライン)》で《狙撃手(スナイパー)》をやっていたせいで銃の癖も出てしまう。

向こうのゲームで出会った長髪の光剣使いのあいつ……キリトと出会ってなければ今私はここにいなかったかもしれない。

もちろんあいつに弓で、銃ですら勝てる気がしない、いや、勝てない。

あいつは『予測線を予測する』という謎の芸当を見せて銃を避けるし、光剣で銃弾は切るし、弓に関してもさっきラギが使った《魔法破壊(スペルブラスト)》と同じように簡単に切られてしまう。

 

(あんなやつに比べればクラインは優しいほうか……)

 

「うおっ!?危ねっ!?」

 

「空を飛ぶのがありならこっちのもんよ、クライン、あなたも本気で来なさいよ……っ!」

 

「望むところだぜ……女性に手を出すのは武士道を反するがそれは相手の時はべ──グヘッ!?

 

「あんたねぇ……その言い方だと私は女として見られてないみたいじゃない…!!」

 

クラインの足元に大量の火矢を放つ、もちろん相手はサラマンダー、火属性はむしろ回復するぐらいの耐性持ち、とはいえ《弓》としてのダメージを与えることが出来れば……

 

「毒…!?」

 

「ユイちゃん、特殊ダメージはありよね?」

 

『それを打ってから言われるとなんとも言えないですが、今回はありですよ!あ、でも火傷は私が痛いので無しです』

 

ユイちゃんの判定ではとりあえず毒はいい、だけど火傷は無し、と言っても火矢を打ったりサラマンダーの火属性攻撃で火傷する可能性もある──ま、そんなこと気にしなくていいわね

 

「毒回復したぁー!ヨッシャア!くらえぇ!!」

 

「…ふっ」

 

「あふん」

 

狙った訳では無いヘッドショットを決めてクラインが地面に倒れたところで試合終了の合図。

 

勝ったのは嬉しい、と言っても次はラギ、どんな技を使ってくるのかも未知数な相手………

 

────

ラギ目線

 

1回戦第2試合はほぼ一方的にしか見えない試合でシノンの勝利。

 

そしてその後、第3試合はフカ次郎と一般プレイヤーの試合。

……は、もちろん一般プレイ……いや、フカ次郎の勝利。

 

そして第4試合

 

ハヅキVSユージーン

 

「…………!」

 

「ほう……あの時のケットシーか」

 

ハヅキの対戦相手は《サラマンダー領》領主のユージーン。

 

(あいつ槍持ってないぞ……?)

 

ハヅキは槍を持たずにユージーンの方に向いた。

と、同時に俺のストレージに何かが入った。

 

そして、試合開始の合図が流れる───




たくさん試合する気がするから今回は描写ほぼ無し!

はい、ごめん


ほぼ一方的にしか見えない試合が終わり、シノンが勝利。

そして次は何故か参加しているフカ次郎の勝利。

そしてそして次はハヅキとユージーンの試合!

持ち前の槍を持たずに試合に挑むハヅキは一体何を考えている……?
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