ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~   作:桜花 如月

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第74話 黒妖精【トーナメントPart5】

続けるとはいえ相手は二刀流、普通に戦っていても体力の消費はこっちの方が多い……

だからといってこっちは二刀流スキルを使うことは出来ない……

 

「あれ?どうしたのキリト君?」

 

「……いや、続けようぜ」

 

(迷っていても勝てるわけじゃない、隙を見つけて攻撃するだけだ……っ!)

 

レインが放ってきた《エンドリボルバー》を当たる寸前で避けながら《ハウリングオクターブ》、《バーチカルスクエア》、《ホリゾンタルスクエア》を一気に放った。

 

「危ない、全部もろに受けたらやられてたね」

 

「さすが、しぶといな……」

 

「それじゃあ、そろそろ本気を見せちゃうよー!」

 

そう言うとレインは一気に近づいてきて2連撃を俺に当ててきた。

2連撃だけか、と、思いきやレインの背後から無数の剣が俺めがけて飛んできた。

何とかして防ごうとしたが、剣が飛んできているあいだにもレインが普通に攻撃をしてくるせいで防ぐことは出来ず、そのまま俺はレインの攻撃全てを受けてしまった。

 

「これが私のオリジナルソードスキル、《サウザンド・レイン》!ちなみにラギ君も似たようなスキルを持ってるよ」

 

「あぁ、使ってたな、似たようなスキル……今のは結構効いたぜ」

 

「今のを全部受けたのに倒れないとは……流石だね、キリト君」

 

ステータス自体が高いからなんとかなったとはいえ普通のプレイヤーがこれを受けたらかなりのダメージになるはずだ……むしろ倒れるかもしれない。

ラギも同じようなスキルを絶剣とのデュエルの時やスリーピングナイツを援護する時に使っていた。

 

(今回は一筋縄では行かないか……)

 

「これならどうだっ!」

 

「うわっと!?」

 

ヴォーパルストライクで近づこうとするがやはり避けられてしまう。

俺の片手剣ソードスキルで出来るスキルコネクトの種類が少ないという弱点もあるが相手は二刀流スキル持ち、こっちの動きはほぼ同じ動きしかしてない。

ソードスキルを変える手段も多分無意味なはず……

だからといって諦めたら試合終了、ってどこかで聞いた気がするし、今まで不利な相手でも勝ってきた……

 

なら、ここでも同じように勝ってやる……!!

 

「はあァァァ!!」

 

俺はヴォーパルストライクでレインに接近した。

 

「何度やったって無駄だよ?」

 

レインは俺を避けて後ろに回り込んでソードスキルを放とうとする、モーションを見る限り、さっきのオリジナルソードスキルだ。

このままだと普通に受けて完全に敗北する、だからこそだ……

 

(あの剣は見切れない訳じゃない……つまりは…)

 

「え……!?」

 

俺はレインが放った無数の剣を出来る限りの速度で弾き、ダメージを無くし、放ったあとの硬直で動けなくなっているレインに2種類のスクエアとハウリングオクターブの3つのソードスキルをスキルコネクトで放った。

 

「まさか、あれをはじかれるとは思わなかったな……次でトドメかな?」

 

「お互い、体力は赤だもんな」

 

俺もレインも残っている体力はあと一撃で倒れる体力しか残っていない。

つまり、この次のソードスキルで決着がつく……!!

 

 

「「はあァァァ!!」」

 

この一撃で地面に倒れたのはレインだった。

あと1ミリぐらいの所でギリギリ体力が残り、俺はレインに勝った。

 

「……さすが、キリト君強いね…負けちゃったかぁ……でも、楽しかったよ」

 

「あぁ、俺も楽しかったよ、ありがとな、レイン」

 

試合終了の合図とともに握手をして俺たちの試合は終わった。

 

「そう言えばレイン、なんで二刀流を使ってたんだ?」

 

「どうしてと言われても……企業秘密…かな?ちなみに私は『二刀流』じゃなくて『多刀流』だよ」

 

企業秘密ということで簡単に流されてしまったが、レインが一体何者なのかはほとんど分からなかった。

なんて考えてる暇はなさそうだ、観客席の方からものすごい威圧感を感じる、全部女子陣からだ。

 

このあと、俺は女子陣(特にアスナ)に色々言われた。

 

「そう言えば聞いたか?スリーピングナイツのメンバーは赤髪のやつとユウキだけらしいぞ」

 

「ん?そうなのか……って、第3試合は風林火山のメンバーとその赤髪のやつか」

 

「……二人とも名前覚えてあげなよ」

 

俺とラギは2人でトーナメント表と参加者の情報を確認しながらも、第3試合の結果を見ていた。

勝者は風林火山メンバー……ではなくスリーピングナイツの赤髪のやつ(名前なんだっけ…)

 

だが、そいつは勝利を飾ったと思えば棄権して第3試合はほとんどなかったようなものに。

 

そして第4試合。

誰が戦うのかと思っているとケットシー領領主のアリシャ、シルフ領主サクヤの試合。

は、決着を付けないまま二人とも棄権して試合終了。

Bブロックは残り決勝だけとなった。

 

そして次、Cブロック。

 

第1試合

 

アスナVSフィリア

 

(フィリア……?一般プレイヤーか…?)

 

そのプレイヤーはコロシアムの中央に立っていた。

見た目は黒髪のショート、武器は何を使うかわからないが、見る限りかなり強そうだ。

 

「よろしくね、お姉さん」




試合バッサリカットスタイル始動。

レインとの試合は俺の描写不足でかなり微妙な表現に。
レインが勝つと思いきやさすが原作の主人公、チートや

第3試合と第4試合はほぼ不戦。
Bブロックは残すところ決勝だけ!

そしてCブロック。

これまたゲームキャラ登場(未プレイ)
アスナの相手はフィリア!

実力が全くわからない相手にアスナはどう戦うのか!?

あ、次回もまたまた描写雑だから気をつけてね(今更

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