ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~ 作:桜花 如月
アスナ目線
(知らない人だけど……手加減するわけには行かないわね…!)
「お姉さん、そんなに固くならないでよ、私はフィリア、ALOでトレジャーハンターをやってる、よろしくね!」
「う、うん……私はアスナ、よろしくね、フィリアちゃん」
挨拶を交わしたところで試合開始の合図が鳴った。
フィリアちゃんはいきなり近づいてきて右手に持っている短剣をそこそこの速度で振ってきた。
それをギリギリで弾いて連続て突きを放つ……けど、フィリアちゃんはその突き全てを短剣で防いで隙の出来た私めがけてソードスキル抜きの連続攻撃を当ててきた。
一般プレイヤーと甘く見ていたけどこの人はかなりの実力者だとわかった。
「お姉さん…アスナ、私は手加減無しで行くよ?」
「えぇ、わかってる、私だって手加減しないわ!」
私はフィリアちゃんに近づいて《スタースプラッシュ》を撃った。
最初の方は当たっていたものの、ソードスキルの終わりの方からは短剣で防がれてしまった。
「ふぅ……アスナの細剣スキル早いね!あと少し遅れたらまともに受けちゃうところだったよ」
(まさか短剣で防がれるとは……でも、負けない…!!)
「はあぁぁ!!」
「うわぁ!?」
ソードスキル、《シューティングスター》をフィリアちゃんに当てた所で試合終了の合図が鳴って、決着がついた。
「あれ?もう終わっちゃったのかー、ま、面白かったしいいや!ありがとね!アスナ!」
「こちらこそありがとう、フィリアちゃん」
仲良くなったところで席に戻った。
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ラギ目線
Cブロック第1試合はアスナの勝利で終わった。
そして第2試合は風林火山の1人と一般プレイヤーの試合、は風林火山側が勝ち次のアスナとの試合が決定。
第3試合はエギルと一般プレイヤー。
初心者キラーと噂が流れつつもエギルの圧勝。
そして第4試合、これまた風林火山の1人と一般プレイヤーの試合、はまたまた風林火山のメンバーの勝ち。
そして次の試合、Dブロックのトーナメントが決定。
第1試合
ユウキVS無名選手
そして第2試合から先は一般プレイヤー達の試合となった。
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第1試合、ユウキと勝負するのはフードを深くかぶりながらもケットシーならではの尻尾をぴょこぴょこと出してるプレイヤー。
見る限りはどこかで見覚えのある姿な気はするけど………
「ラギ君、久しぶり」
あのプレイヤーのことを考えていると、観客席の後ろの方から俺を呼ぶ声が。
「あ、レインさん、それと……フィリア…さん?」
「私もフィリアも呼び捨てでいいよ?」
「いや、一応師匠……」
「いいよ、師匠
「わかった、で、2人はどんな関係?」
「私とフィリアは友達なの、まぁ、現実ではあったことないからVR内だけなんだけどね」
「そういうこと、よろしくね、ラギ」
と、言うことで俺はフィリアと仲良くなった。
ハヅキが少し遠くから俺の方を冷たい目で見てきているような気がするけど。
「おーい!そこで女子とイチャイチャしてるふたりー!もう試合始まってるわよ!」
リズが言ったように、既に試合は始まっていた。
まだこんな感じの試合運びが続きます。
某青い鳥で宣伝した効果強いな、お気に入りとUA少し増えた。ありがと。
アスナ目線、多分残すところ1回。
どれだけ出番がないかわかるキャラだね。
まだ実は全ブロック1回戦だったりする。長いね。
Cブロックバッサリカットして最終ブロックのDブロック、1試合目はユウキと謎のプレイヤーの試合。
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P.S.
SAOロストソング
SAOホロウフラグメント
このふたつは未プレイ